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ドキッ!モヤモヤ…ママ友とのSNS、上手な付き合い方

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読者の「ドキッ!」「モヤモヤ…」体験談

読者から寄せられたママ友とのSNSトラブルについて、高橋さんに対処法を聞きました。

個別LINEトラブル編

意図が伝わらない

● 話の終わりが分かるよう「バイバイ」と送ったつもりが、「勝手に連絡を切られた、冷たい」と思ったらしく、幼稚園で冷たい態度をとられた。
● ニコニコうなずいているスタンプが来たので、了解したと思い話を進めたら、「賛成した覚えはない!」とのこと。それなら言葉でやりとりしてほしかった。

From 高橋さん

合意が必要な内容は、自分から改めて念押しすることで確認を取りましょう。相手によってズバリ言うべきか、やわらかい表現で言うべきか読み取る努力は必要です。しかし、そうすることで気持ちのすれ違いも防げます。

いつまでも話が終わらない

● 頻繁にメッセージが来る。話題を切り上げようとスタンプだけ返しても、それにも返事。スタンプ返しで長くなり、疲れる。

From 高橋さん

「用事があるから」など外部要因の言い訳をして会話から抜けるのがベター。あらかじめやめる時間を決めておき、「そろそろ時間だね」と書くのも手です。

リアクションすると電話をしてくる

● LINEにすぐ既読を付けたり返事をしたりすると、暇だと思われるのかすぐに電話をかけてくる。

From 高橋さん

SNSを暇つぶしで使っている人は多いので、そういう人には既読を付けないこと。そして、「既読が付いてもいつも返事や電話ができる状況ではない」と伝えておきましょう。

気を付けて! あなたもやっていない?! モヤモヤしてます

● お風呂や晩ご飯の準備に忙しい夕方にLINEがピコピコ鳴りっぱなし。他のママは暇なの?
● 22時過ぎに送られてくるが、私は寝ていて返事は翌日の昼頃。そのうち、「早めに返信して」と催促がきた。
● 日程を決めたいのに、既読になった後もなんの連絡もなく数日が経過した。
● 自分のことばかり伝えてくる。
● コメントなしで子どもの写真ばかり送りつけてくる。
● 面倒な相談を個人ラインでしてきて、私が返答した内容をスクリーンショットをして他の人に送りまくっていた。

グループLINEトラブル編

みんなが返事しなきゃいけないの?

● 30人ほどのグループLINEで遊ぶ約束をしたが、誰かが病欠のメッセージを送ると、次々に「お大事に」とメッセージを送って何度も通知が鳴る。一方で、自分も送った方がいいのかなとも思い、正直面倒くさい。

From 高橋さん

正解が難しいですが、メンバーを見て対応を。きちんと返事をしないと心配する人が多い場合は、送っておいて通知を切ります。もしくは、「既読でOK」というルールを作っておくのもよいですね。

間違ってグループLINEに投稿してしまった

● 友達と2人のLINEで「〇〇さん知ってる?」と聞くつもりが、その〇〇さんを含めたグループLINEに送ってしまっていた。悪口ではなかったが、噂話のような感じの悪いLINEに。〇〇さんに、理由を説明して謝罪したところ、やはり心配していた。

From 高橋さん

これはよくあるトラブルですね。トークルームごとに背景を変えて、見間違えないようにするなど、予防対策をしましょう。

話題を見逃して無視した感じに

● グループLINEで私が見ていないドラマの話題に。通知がすごいので通知オフにしていたら、その延長で集まりの話もあったらしく、意図せず無視してしまった形に…。

From 高橋さん

通知オフは便利ですが、相手がいるものなので、1日1回はトークを見るなど、自分でルール作りを。一方、書き込む人も返事の締め切りを設ける・リマインドするなど、読んでいない人がいることを意識しましょう。

気を付けて! あなたもやっていない?! モヤモヤしてます

● 私以外のメンバーのグループLINEで決まったことを私に連絡くれるママにモヤモヤ。全員のグループLINEを作ってそこで決めればいいのに。
● 事前の確認もなく、グループLINEに招待され、断れずに入ることになってしまった。

投稿型SNSトラブル編

情報が筒抜け

● 特定の人としかInstagramをフォローしていないのに、あまり仲良くないママ友まで内容が筒抜け。ストーリーに載せた子どもの写真などもフォローしていないママ友が持っていた。

From 高橋さん

ネットに出たことをシェアしてしまう人は一定数います。写真をアップする側が注意することも必要です。また、ストーリーズは24時間で消えますが、画面保存が可能。ずっと残ると思っておいた方がよいでしょう。

人と比較される

● 時々タイムラインに子どものエピソードや写真を載せたりしていたが、「まだウチの子はそこまでできない!」など険悪になりそうなことが多く、載せないようになった。

From 高橋さん

全てを好意的に取る人は少ないものです。ネガティブに捉える人もいることを忘れずに。見る側も、「見えるのは生活のごく一部だ」と考え過ぎないように。

子どもの情報流出

● SNSで子どもの名前は公開していないのに、コメント欄に名前を書かれた。
● Facebookでママ友に娘の顔が分かる写真を許可なくアップされた。

From 高橋さん

最初にはっきり「子どもの情報は載せない」と言っておきましょう。アカウントをニックネームにする、子どもの呼び方を「娘・息子」にする、顔のところで写真を切る、スタンプで隠すなど、「情報を出さないアピール」をしておくのも有効です。

気を付けて! あなたもやっていない?! モヤモヤしてます

● 園の行事等をしょっちゅうSNSに載せる人。
● 夫は平日休みなので、幼稚園を休んで出かけ、Instagramに写真を投稿。園ママから「心配して損した」とLINEが。わが家の事情があるのに…。

ライター

こどもりびんぐ&あんふぁん編集部の画像

こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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