汚れた靴にサッとかぶせるだけ!外出時に便利なシューズカバーの作り方
公園遊び後の抱っこや、電車や車に乗るとき、待合室などの椅子に子どもがよじ登り座るとき、汚れた靴のままだと自分も周囲も気になりませんか?汚れた子どもの靴にサッとかぶせるだけの、持ち運びもコンパクトなシューズカバーの作り方を紹介します。
子どもの靴にかぶせるシューズカバー
あっ!ここでは靴を脱いで!
の頻度が高くなってきました…。
1歳前後くらいから、小さい靴を履いてヨチヨチ歩きだす子どもって、かわいいですよね。しかし外出時、子どもの靴が汚れたまま急に抱っこすることになったり、椅子によじ登ったり降りたりするとき、自分も周囲も汚れが気になるときがありませんか?
公園遊び後の抱っこや電車、車、待合室など、人がたくさんいる場所で汚れた靴のまま、椅子に子どもがよじ登りって座るときに、その都度靴を脱がしてあげても、すぐまた「降りる~」となるし、周囲の人への配慮もあり、ママは終始バタバタ…。
それならば、「いっそ簡単に付け外しできるカバーを作ってしまえ!」と、作ったシューズカバー。これを持ち運ぶことで、今までより外出がとても気楽になりました。
用意するもの
□厚紙(型紙用)
※子どもの足底より大きめのサイズなら何でもOK。家にあるお菓子の箱なんかを代用しても◎
□足底部分用の厚めの生地(45cm×45cm以上の大きさ)
※今回の生地ではキルティング生地を使用
※上記の厚紙型2枚が十分入る大きさ
□シューズカバー袋部分の生地(60cm×30cm以上の大きさ)
※通常の厚さで、シューズカバーの外側に使用します
□ゴム、ゴム通し
生地は娘の靴が14cmなので、それに合わせたサイズを記載しています。もっと大きいサイズを作る場合は、※印の記入部分を参考にしてください。
作り方
1.今履いている子どもの靴(新しいものか洗った後がベター)を、写真のようにざっくり足裏の型取りする
2.その足型から約1.5~2cmほど、大きくなるような楕円(だえん)の型を作る
3.足裏型の外回りの長さを測る(ここでは約52cm)
4.足裏型を使って、厚めの生地に型取りする。2で入れた、かかと部分の印もわかるように、生地の端に入れておく(後でカバー部分の布を縫う際の、縫い始めと終わりの部分になります)。型は裏返しにして、同じものをもう1枚型取りする
5.3で測った、「外回りの長さ」+「4cm(横幅)×13cm(縦幅)」で、縫い代とゴム入れ部分込みのシューズカバー袋のサイズになる。これと同じものをもう1枚型取りする(生地に直接サイズを取って切っても良いが、不安な人はこれも厚紙で型紙を作り、それに合わせて生地に型を取ります)
6.足裏の生地、袋部分の生地、それぞれを2枚ずつ裁断する
7.袋部分の生地の横幅(長い方の辺)を1辺残して、周囲を三つ折り縫いで、ほつれてこないように処理をする。もう1枚も同様に処理する
8.7で縫わなかった辺を5mmほど折り曲げ、さらに1cmほど折り曲げて、待ち針で留める(ここが後でゴム通し口になります)。不安な人は、折り曲げ部分にアイロンをかけて、しっかり折り目を付けてから、待ち針で留める
9.足裏生地のかかと部分から、袋部分生地の横幅部分を、縫い代分5mmほど端を残しておき、ぐるりと縫い合わせていく
10.縫い代を合わせて、上部にあるゴムの通し口を残し、かかとを縫い合わせる。縫い終わった生地を裏返して表を出す
11.履いている子どもの靴の、足首まわりのサイズを測る(ここでは22cm)
12.11で測ったサイズ+3cmほどの長さにゴムをカットし、ゴム通しを使って通し口に通し、ゴムを結ぶ
13.ゴムの余り部分をカットして、通し口の中に結び目を入れて隠す。もう1つも同様に縫い合わせ、同サイズのゴムを通す
14.完成!
【おまけ】
わが家では足先に左右がわかるようにと、飾りとしてミニワッペンを縫い付けました。
実際に装着すると…
型取りに使用した靴を娘に履いてもらい、実際にかぶせてみた状態です。
あまりキツキツだと、急いでかぶせたいときに着けにくいので、少し余裕を持ったサイズで作成しています。15cmくらいまでのサイズなら、同じサイズのカバーで作っても大丈夫かと思います。
外で使用した後は、足裏同士を合わせて、くるっと1足分をひっくり返し、汚れた面を内側に丸めて袋などに入れて、かばんにしまって持ち帰りできます。
せっかく動けるようになってきたかわいいわが子、できるだけおおらかにフォローしてあげたいですよね♪