息子からの粋なプレゼントに感動していると、衝撃の一言「支払いは○○」

息子からの粋なプレゼントに感動していると、衝撃の一言「支払いは○○」

忘れもしないクリスマス

家族でショッピングモールに行きました。買いものをすべて済ませ駐車場に向かっていたところ、出口付近にあったアクセサリーショップで私は心を奪われました。

シンプルだけど遊びごころのあるゴールドのブレスレット。価格は3000円で、特別高いわけでもありません。でも自分の買いものだと思ったら途端に高くなるのです。子どもの買いものは3000円だと「こんなにかわいいのに3000円!」となるのに、自分のものとなるとどうしてもためらってしまうのです。

ま、あまり使う機会もないし、3000円残しておきたいし…と諦めようとすると、一連の流れを見ていた長男・ぐっちゃんが、「僕が買ってあげるよ!」と言い出しました。

ぐっちゃんがこまめに貯めていたおこづかい。数千円持っているのも知っています。それを私に使おうとしているのです。4歳児の3000円は、もう大金です。かなり遠慮しましたが、どうしても買ってあげたいから!とレジのお姉さんにブレスレットを渡すぐっちゃん。そのやさしさにお姉さんと私で感動していると、

「でもお金持ってないからママに払ってもらうわ」

と衝撃の一言。結局私が財布から出した3000円をぐっちゃんがお姉さんに渡し、お姉さんから受け取ったブレスレットを私に渡しました。「ママ嬉しい?メリークリスマス!」。

完全に自腹。自腹のブレスレット。でも気持ちをもらったクリスマスプレゼント。今年のクリスマスはそのブレスレットをつけて過ごそうと思います。

ライター

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絵日記・漫画家 chiiko

息子・ぐっちゃんとの忘れたくない思い出を漫画にして残しています。電子書籍「ぐっちゃんパフェ」発売中。

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