更新 :
新コラム【梅小鉢・高田の毎日寝落ち】「登園しぶり、どう克服?」
ものまね芸人として活躍する梅小鉢・高田紗千子さんのコラムがスタート! 高田さんは2019年に第一子出産、今年の6月には第二子を出産したばかり。「毎日寝落ち」という言葉も大げさではない育児生活の中で、感じたことや実践していることなどを、等身大の言葉で綴ってもらいます。
こんにちは!高田紗千子です
初めまして。この度コラムを書かせて頂くことになりました梅小鉢の高田紗千子です。普段は菅野美穂さんなどのものまね芸人として活動しております。家族構成は夫、長男(4歳)次男(0歳)の4人家族です。
長男が登園を断固拒否!
初回は、長男の登園しぶりについて書きたいと思います。長男は、今年の春から幼稚園に入園しました。
いろんな園見学をし、2人でプレ保育にも参加していたので、幼稚園とはどういう場所かということは本人も分かっていたと思います。そして楽しい場所と言う認識もありました。
ですが・・・それはママと一緒だから。「1人だったら行かない!」と断固拒否。
長男の心に寄り添いながら、少しでも行く気になれる方法を一緒に考える中で「ママが幼稚園まで送ってくれたら行ける」と少し心境の変化が。
初日はママと歩いて登園!
というのも、次男はまだ生まれたばかりのため、自転車に2人を乗せられるまではバス登園。
子どもの足で園まで歩くと結構時間かかるけど「よし!そうしよう!!」そんなこんなで迎えた初登園。
先生方の見事なチームプレイで泣く間もなく園内に吸い込まれて行きました。
お迎えに行くと「泣かずに楽しく遊べたね!明日からはバスで来てね!待ってるよ」と言う先生の声かけに「うんっ!」と笑顔の息子。
翌朝、バスの前で大号泣
そして翌朝。
先生のお陰でバスに乗る気にもなり「バスどんなのかなぁ〜」とワクワクしながら出発。
でも、だんだんと口数が減り、張り詰めていた糸がプツンと切れて「ママもバス乗って!」と大号泣。
そんな息子をぎゅっと抱きしめることしか出来ないまま、先生にバトンタッチしました。
生まれてからずっとベッタリだったママと離れ、1人でバスに乗る。怖くて不安でたまらない息子を思うと涙が溢れました。
少しでもテンションの上がる方法を考えた
そして3日目から本領発揮した登園しぶり。
「今日はパパも送って行けるから道教えてあげてくれる?」
「元気いっぱいになる魔法のイチゴをこっそりバス停で食べようか!」
「今日帰ったら大好きなパンケーキ作らない?」
少しでもテンション上がる方法を考える毎日です。その毎日がとても濃く忘れられない日々となりました。
試行錯誤の毎日です
パパの抱っこでニコニコだったけど、バスに乗った瞬間、涙をためて手を振った日。
「今日は泣かないよー!」と笑顔でバイバイしたけど、お迎え行ったらお鼻カピカピでたくさん泣いた事が分かった日。
「幼稚園楽しいー!」と言いながら、大切なハンカチをぎゅっと握って不安を紛らわせた日。
毎朝胸が締め付けられる思いで、どうにか乗り越えた1週間でした。
今でも登園しぶりすることはありますが、そんな時はバスの時間に追われず、ゆっくり歩いてお話しながら登園したりと試行錯誤する毎日です。