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幼稚園で息子が友達に水筒を壊された!相手の対応から学んだこと

幼稚園で息子が友達に水筒を壊された!相手の対応から学んだこと

幼稚園での子ども同士のトラブルは日常茶飯事。人間関係を学ぶ上で、とても大切な経験だと思っています。
しかし、物を壊したりケガをさせてしまったりといった場合は、保護者同士の対応が求められることもあります。
息子が入園してすぐの6月、年少クラスで起きた幼稚園での初トラブルとそこから私が学んだことを紹介します。

幼稚園での初トラブル「友達に水筒を壊された!」

幼稚園に少し慣れた6月のある日「あるお友達が〇〇(息子)君の水筒を投げて壊れてしまいました」と先生から壊れた水筒を渡されました。
先生からは、「園から相手の保護者に連絡をしたところ、直接謝罪をされたいということですので、ご連絡がいくと思います。未然に防ぐことができず申し訳ありませんでした」とお話がありました。
息子の幼稚園ではこういった場合に、園側からは相手の名前は出さないこと、当事者同士での話し合いになることを知りました。

息子が何かしたことがきっかけなのか、どういった経緯でこのようなことになったのかと先生に尋ねましたが、今回は息子は離れたところで遊んでいて、まったくこの件に関与していなかったとのこと。
水筒を投げたお友達は、かんしゃくを起こし、たまたま近くにあった息子の水筒を投げ、床に落ちて割れたとのことでした。
実際、息子に事情を聞いてみてもよくわかっていない様子で、水筒が壊れてしまったことに多少のショックは受けているものの、案外ケロッとしていました。

今回はケガをした子はいなかったということ、息子が何かをしたわけではないとわかりホッとした一方で、こういうトラブルもあるんだ、少し怖いな…と思いました。
ただ、先生が今回の件に関してすごく責任を感じ、謝罪されていたので、先生との電話は終了し、お友達の保護者からの連絡を待つことにしました。

相手の保護者から謝罪のLINEが

相手も詳細もわからず、モヤモヤしていた夕方ごろ、相手の保護者からとても丁寧な謝罪のメッセージを受け取りました。
思っていたよりもきちんとした謝罪で恐縮するとともに、いつか逆の立場になったときにはこんな風にきちんと謝罪しなければととても勉強になりました。
受け取ったメッセージから学んだのは、以下のことです。
・知り合いのママ友であっても敬語で
・絵文字はNG
・ビジネスレベルの謝罪の文章

今回、メッセージを受け取った際は、かなりかたい謝罪の文章に「ここまでしなくても…」と感じました。
しかし、もし自分の子がほかの子のものを壊したり、ケガをさせてしまった場合、こちらが思っているよりも相手の方が重く事態を受け止めている可能性を考えると、今回頂いたメールくらいしっかりと謝罪の意を示すことは大切だなと思いました。
また、今回はLINEでの連絡でしたが、可能であればまずは電話で謝罪の方がよいのかなとも感じました。

「弁償します」と言われた時、どうする?

メッセージには、「壊れた水筒を弁償させてください」とも書いてありました。
年少さんはいつお友達とトラブルを起こしてもおかしくない年齢で、わが家でも常々、「お友達にケガだけはさせないでー!」と思っていました。
そのため自然と「子ども同士のことでお互い様ですから」と、一度はお断りました。

しかし、もし自分が相手の立場だったら弁償させてもらった方が気がラクなのかもと考え直し、その後、弁償を受け入れることにしました。
後日、その子とお母さんが、新しい水筒をもって再び謝罪に来てくれました。
本当にもういいのに…と恐縮しながらも、このようにきちんとした対応をしてくれたことで、子ども同士も親同士もわだかまりなく、前よりも仲良くなれた気がします。
そして、弁償してもらったことで、貸し借りのないフラットな関係がきちんと築けたように感じました。
子ども同士も、お友達の口から「ごめんね」の言葉を聞き、息子も「またあそぼうね!」と笑顔でバイバイすることができました。

いつでも反対の立場にもなりうるという気持ちで

わが子もいつお友達のものを壊したり、ケガをさせてしまってもおかしくないと思っていました。
そのため今回も、相手を責めるというよりはもし自分がその立場だったらと考えました。

今回、すべてにおいて相手の保護者からは、私の想像以上の誠意を見せていただきました。
この『想像以上』というのが大事なのかなと思います。
これが逆に、想像以下だった場合、怒りの感情が芽生え、もっと大きなトラブルにつながる可能性もあると思います。
自分たちが加害者側になった際には、最大限の謝罪と誠意を見せるという事の大切さを学んだ一件でした。

たまたま息子の場合は、壊されたことが先だったので、相手のお母さんの対応がすごく勉強になりました。
幼稚園でのトラブルで保護者が謝る、謝られるはよくあることだと思いますが、その際は、しっかりと誠意もって相手に接することが大事だと感じました。

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