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ママ3万人に聞いた!「学校の先生にお願いしたいこと」ランキング

ママ3万人に聞いた!「学校の先生にお願いしたいこと」ランキング

小学校に入学するときや新しい学年に進級するときに、「新しい先生やクラスの友達となじめるだろうか。勉強にちゃんとついていけるのかな?」など、さまざまな思いが浮かんで心配になることはありませんか。
今回は私のインスタグラムのフォロワーのママ3万人聞いた「先生にお願いしたいこと」をランキング形式で紹介したいと思います。小学校の通常級担任や特別支援教育コーディネーターとして活動した経験から、詳しくお伝えします。

第5位 子どもの自己肯定感が高まるかかわり

まずは、次のような子どもの自己肯定感が高まるようなかかわり方、声のかけ方を期待する回答がありました。

・自己肯定感が高まるような指導をお願いしたい
・子どもの良いところを見つけて認めてあげてほしい
・わが子の良いところを認めてほしい

集団の中にいるとどうしても埋もれてしまいがちな子どももいますが、先生ならではの視点でその子のいいところを見つけて、自信をつけさせてもらえたら、親としてはうれしいですよね。

第4位 特別支援への理解

次に、子どもの特性について理解してもらいたいという声が多く寄せられました。

・特別支援の必要な子どもが良くない意味で特別視されるようなことがないような雰囲気づくり
・特性を理解してほしいですが、なかなか難しいようです
・人間関係が苦手なので、お友達とつなげてもらえたらうれしいです。特性も理解してもらえたら助かります

正式に「特別支援教育」の実施が始まってからもうすぐ15年になります。子どもの特性についての研修は多く行われていて、学校現場でも特別支援の重要性は理解されてきています。若い先生に聞くと、最近の大学ではかなり特別支援を重視したカリキュラムが組まれているようです。

第3位 保護者へのこまめな連絡

子どもの起こしたトラブルや、学校行事についてなどの連絡を忘れずにしてほしいという意見も多くありました。

・何か些細なトラブル事があっても連絡してほしい
・なんでも「報告・連絡・相談」していただきたいです
・きちんと連絡してほしい。急な時間割変更を先生が伝え忘れていて、6時間授業の日なのに5時間目が終わって帰ってきた驚いた
・体力テストの結果を早く教えてほしい。後日渡しますって言われてから2週間くらいが経過

授業変更のお知らせや、配布物忘れなど忙しくてつい連絡を忘れてしまう先生もいるようです(私も教員時代にかなり気を遣っていましたが、それでもときどき漏れることがありました…)
アプリやソフトをうまく使って、学校からの一斉送信の形態をとっている学校もあるようです。情報機器を便利に使って、学校にも家庭にも負担なく連絡し合えるといいですよね。

第2位 学校の様子を教えてほしい

コロナ禍では授業参観や懇談の機会がかなり減り、「学校の様子が見えない」「担任の先生がどんな人なのかもよくわからない」という声がたくさん上がりました。

・学級通信を出してほしい
・園と違って小学校に入ると先生と話せる機会もなく、子どもから聞く限りだと放っておかれている感が…
・先生と子どもからの話と両方聞きたいです

わが家の子どもは公立の保育園に通っていますが、保護者会で手配したカメラマンさんがときどき来てくれます。イベントごとや生活の様子など写真を通じて知れるのでよい取り組みだなと思っています。学校にもそういう取り組みがあればいいですよね。

第1位 コミュニケーション

「子どもとのコミュニケーションをとってほしい」という回答がダントツの1位でした。

・子どもの話を聞いてあげてほしいです
・子どもとのコミュニケーション。担任とできなくて困っています。無理なお願いなのかな
・子どもが話をできる雰囲気づくり。「先生が忙しいから言えなかった」とよく聞くので

子どもから見て「先生、忙しそうだからこの話はしなくていいかな」なんて気を遣わせてしまうのは悲しいですよね。
回答していただいたママフォロワーさんのお子さんが通う学校の中には、先生と子どもの「ふれあいタイム」が設けられているところもあるそうです。学校全体でコミュニケーションの時間をとる取り組みはすてきですよね。

そのほかにもお願いしたいことはたくさん

ランキングには入りませんでしたが、次のような回答もありました。

・子どもにレッテルを貼らないでほしい
・先生も心身ともに元気でいてほしい
・優しく厳しく、小学校のイロハを教えてほしい
・宿題の量を一定にしてほしい
・「学校は楽しいところ」と教えてほしい
・いじめを隠すことはやめてほしい
・今が満足!先生、ありがとうございます
・手のかからない子も気にかけてほしい
・叱るときは叱って、愛情を注いでほしい
・みんな平等にしてほしい

学校の先生たちは確かに忙しいので、すべてを望むことは難しいです。
だからこそ私たち親も積極的に学校に働きかけて、子ども達の充実した学校生活のためにできることをやっていくことが大切だと思います。

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