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てぃ先生に聞いてみよう!「わがまま&イヤイヤにどう付き合えばよい?」
現役保育士であり、さまざまなメディアで活躍している「てぃ先生」は、子育て中のファミリーに寄り添う心強い存在。そんなてぃ先生に、読者のお悩みに応えてもらいます。
今回のお悩み:わがまま&イヤイヤにどう付き合えばよい?
3歳の娘は園ではお利口さんとのこと。ただ家ではわがまま&イヤイヤで手を焼いてばかり。甘えたいのかなとは思いますが、余裕がないときは受け止めきれません。[0歳、3歳、小学校低学年のママ]
余裕の有無にかかわらず、受け止めラインの設定を
下の子が生まれてこの1年で生活が大きく変わり、「もっと甘えたい」「構ってほしい」という行動が出やすい状況ではあると思います。でも、3人きょうだいで1人だけに時間を掛けるのは難しいもの。ただ、ママの余裕のある・なしで対応に凸凹があると、子どもは「今日はどっちのママかな?」と疑って不安定になってしまいます。
「余裕がなくても○○の時は必ずハグする」などと、受け止めるラインをママの中で設定すると、子どもは安定しやすいでしょう。「今日は余裕があるから」と特別な対応をしてしまうと、子どもは翌日も同じ対応を求めるものなので、子どもを安定させるためにも日々の対応をある程度一定にすることが大切です。
大人に二面性があるように、子どもにも園と家とで別の姿があるのは普通のことです。「園ではお利口さんなんだから、家でもこうしなさい」と二面性を否定するような言葉掛けや対応をしてしまうと、余計にイヤイヤになってしまう可能性も。園で頑張っている姿も、家でわがままを言っている姿も、どちらも認めてあげてくださいね。
ここがPoint!
子どもの甘えはずっと続くものではありません。決めたことを毎日しっかり受け止めてあげていれば、子どもの気持ちも安定し、自立も早まりますよ。