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【8月】新1年生の子供部屋作り。何から始める?何を買う?
あんふぁんメイトで、すでに小学生のママでもある・森藤理絵さんが小学校入学式までの1年間に準備したこと、やっておいた方がよいことをアドバイス! 年長さんママはぜひチェックして!
子供部屋作りスタート! その前に
入学に備えて子供部屋をなんとかしなきゃ!という時期でしょうか。
まず、「部屋数、子どもの人数、子どもの性別、子どもの性格」など動かせない条件、「生活スタイルについて現在の自分の悩みと入学後の希望」を整理するのがオススメ。
例えば我が家の場合・・・
【条件】
・部屋数:独立してプライベートが守られる個室は2部屋のみ
・子どもの人数:2学年差の年子ふたり
・子どもの性別:上が女、下が男
・子どもの性格(娘):好奇心旺盛、気が散りやすい、集中力がない、部屋が散らかっていても平気、活動的
・子どもの性格(息子):1つのことをジックリする、大人の指示をよく聞く、潔癖症、神経質、おとなしい
→「性別が違うのでいつまでも一緒の部屋というわけにはいかないけれど、独立した個室が2部屋しかない」というのがネック。現在オットの寝室兼物置となっている部屋を明け渡す必要がある?となるとオットはどこへ??
いずれは部屋を分けることを前提にした子供部屋作りとなるため、「現在の希望や好みだけで家具を買ってしまうとムダが出そう。購入するアイテムは厳選したい(=数年ごとに家具を買い換えるようなお金はない!)」
【私の悩みと希望】
・夜はひとりでゆっくり寝たい。寝かしつけをやめたい
・リビングが雑然としているとイライラするのでリビングは物を少なく。子どもたちの学用品は子供部屋にまとめたい
条件や問題点、親の希望を整理したところで、高学年ママにお子さんの生活について聞いてみました。
勉強机、ランドセルラック、ベッド、本棚・・・、何を買う?
同じマンションに住んでいる高学年ママによると「ランドセルラックと机、両方はいらない」とのこと。
【理由】
・低学年のうちはさほど教科書がない上、道徳・音楽・生活・書写などの教科書は学校保管されている
・家に持ち帰ってくるのは国語・算数・連絡帳のみだけど、それらは毎日学校に持って行くのでランドセルに入れっぱなし
・体操服も週末にのみ持ち帰り(夏場は希望者のみ週の途中で持ち帰るけど、翌日にはまた学校に持って行く)
・ピアニカ、絵の具セット、習字セットなども長期休みのみ持ち帰り
→つまり、「家に保管しておくものはほとんどない。机かランドセルラック、どちらかがあれば充分入りきる」と。
(参考に。1年生の時間割)
さらに、
・高学年になると勉強机が必要になってくる。受験をするならなおさら
・高学年になると教科書も増えるし、辞書を使うし、塾のテキストなども膨大な量になる。そうなると机やランドセルラックでは入りきらないので本棚を買い足した。
・ 「低学年でリビング学習をさせるなら、とりあえずランドセルラックだけでいいかも。子供部屋で勉強させたいなら机かな」
とのこと。
(あくまでも個人的な意見です。また、学校保管のもの・自宅保管のもの・副教材の量は小学校によって異なりますので同じ小学校の先輩ママに様子を聞けるとよいと思います)
リビング学習ってどうなの? 寝かしつけはいつまでするの?
結論から申しますと、娘の場合、リビング学習はムリでした。
娘が年長の夏休み、市販のドリルをリビングでやらせてみたのですが、下の息子が見ているテレビや遊んでいるオモチャに気を取られてまったく進まない。息子に「悪いけど、お姉ちゃん勉強してるからテレビは消してくれる? ゲームも止めておいて。あ、オモチャも出さないで! ぬり絵や絵本を読むのはいいけど黙ってやってくれる? ゴメン、悪いけどちょっとあっちの部屋に行ってて」ということに・・・。娘にリビング学習をさせるために他の家族がリビングから出なければならないという本末転倒。
だったら、と息子にもドリルを与えてふたりで勉強させてみたことももちろんあります。姉弟ならんで静かに勉強をする、私はゴハンの支度をしながらその様子を優しく見守り、子どもたちが困っていたら隣に座って丁寧に教えてあげる・・・、ドラマでもそんなステキな場面を見ますよね!?
実際は娘が「そこ分からないの?お姉ちゃんに貸して!」「あ、止めて!それボクの!」「いいじゃん、ちょっとやらせてよ!」「ママ、お姉ちゃんがドリル取ったぁぁぁ」「取ってないよ、教えてあげるって言ってるの!」 あーも〜〜ウルサイーーーーー!!となって終了。
注意力散漫な上、年の近いきょうだいがいる(=お互いにお互いの教材がまぁ解けるので気になって仕方ない)状態でのリビング学習はこちらの忍耐力と時間を大幅に消費します(そこを乗り越えてどんな環境でも集中できる力をつけさせるのがリビング学習!それが親の務め!と頑張れるならそれがベスト)。
色々な要素を検討した結果、我が家は子供部屋に勉強机を2台購入(娘と息子、同じもの)。オットの寝室のダブルベッド横に2段ベッドを購入。
加えて「ママの育児時間は20時に終了。それ以降は翌日のお弁当の下ごしらえや洗濯などの家事の時間。それが済んだらママも自由時間!」と宣言し、20時を過ぎたら子どもたちは子供部屋か寝室に行かせるようにしました。
娘は自分の机で宿題をしたり、おばあちゃんに手紙を書いたり、漫画を読んだり静かに過ごし、21時頃には寝室に行きます。年少だった息子も「ダブルベッドでも2段ベッドでも好きなところで寝ていいよ」と伝え、かわいい寝具と簡易プラネタリウムをそろえておいたら、ひとりで寝るようになりました。私も使える時間がグンと増えて一気にラクになりました。
最後に:インテリア相談会を活用しよう
無印良品が実施している「インテリア相談会」ではこちらの要望を聞きつつ、3Dシミュレーターで間取りに合わせて家具をコーディネートしてくれます。「今はこうだけど、将来的にはこうしたい」という相談に対しても様々な事例を紹介してくださいました。
子供部屋については、入学後の生活を見つつ必要に応じて作っていくのもよいと思います。年度末は「新生活応援フェア」など実施しているショップも多いのでお得になりますよ♪
来月は「1年生の授業内容や宿題」についてお知らせいたします。
*8月23日(火)公開予定