3歳で30回以上のフライト経験!子連れで飛行機旅がうまく行くコツ

3歳で30回以上のフライト経験!子連れで飛行機旅がうまく行くコツ

年末年始のお休み期間までもう少し。旅行や帰省で飛行機を利用する家族も多いのでは? 途中下車のできない飛行機では、子どもがぐずったり騒いだりしてしまうとまわりに迷惑をかけてしまいますよね。
わが家では、子どもが0歳のころから、30回ほど飛行機を利用しており、最長10時間ほどのフライトを往復したこともありました。そこで、わが家が空の旅を快適に過ごすために工夫してきたことを紹介します。

飛行機内での乗り物酔い、耳抜き対策

着替え一式は手荷物に。離着陸時用の飲み物も

わが子は、気圧の揺れや気流で機体が揺れることの多いフライトで酔うことがあります。座席の前にはエチケット用の紙袋が用意されていることがほとんどですが、口の大きいビニール袋や、普段飲んでいる酔い止めの薬があると安心できますね。
また、万が一、服が汚れてしまった時でも、スーツケースの服は取り出せません。手荷物の中に着替え一式があると便利です。
そして、機体が離着陸するときは、機内の気圧の変化で耳に不快感を感じることもあります。あまりに痛いと、泣いてしまう子も。それを防ぐためには、離着陸のタイミングで飲み物を飲ませる、もしくは、ストローをくわえさせるのが効果的です。赤ちゃんには哺乳瓶をくわえてもらうといいようです。
少し年齢があがれば、アメをなめたり、あくびをしたりすると改善されることが多いです。

乳幼児のころの私のおすすめの席

最初に降りられる前側、または揺れの少ない真ん中

座席の指定が可能であれば、私のおすすめは断然前側! なぜならば、最後に乗れて最初に降りられるからです。飛行機に乗っている時間は少しでも短いほうがいいと考えているパパママには、前の座席をすすめたいです。
また、乗り物酔いが心配な場合は、揺れが比較的少ない真ん中あたりの座席を選びましょう。
ただ、翼があり、揺れを感じることが少ない一方、エンジン音が大きく聞こえたり、翼で外の景色が見えづらいといったデメリットもあります。

0歳~2歳の子どもには、バシネットという簡易ベッドのような装備を借りるのがおすすめです。ベルトサインが消えているときのみ利用できるのですが、自分たちの目の前で子どもが寝てくれると、とてもラク。また、パパやママも、足を伸ばして座ることができるのでゆったりできます。
事前予約が必要のため、搭乗券を買ったらすぐにバシネットを予約するのがおすすめ。バシネット付きの座席は横に並んでいることが多いため、右隣も左隣も子ども連れの席になることもありましたよ。
航空会社の規定によって、利用対象が体重や年齢、身長別に定められているので、まずは問い合わせてみてください。
また、ベビーフードやキッズミール、紙おむつやおもちゃを無料で提供してくれる会社もあります。事前にホームページをチェックするのは必須です。

空港内のキッズスペースを有効活用

「空港で遊んで機内で寝る」のリズムをつくる

わが家のおしゃべり大好きな息子のために、私がもっともする飛行機対策は、空港のキッズスペースでひたすら遊んで、機内では寝てもらうこと。成田空港も羽田空港も、ゲートをくぐった中に無料のスペースがあります。
柔らかいクッションや滑り台があり、フライトの時間によってはたくさんの子ども達が遊んでいます。
0歳のころからこれを繰り返していたおかげか、最近は空港に着いてキッズスペースで遊ぶと、飛行機に乗って景色を楽しんだ後は、すぐに自ら寝てくれるようになりました。
子どもの生活リズムに合わせて、お昼寝時間や夜便のフライトを予約するのもアリです。

モニターにも集中できない! フライト中の気分転換は?

ヒモ1本でできるアレがおすすめ

大人でも長く感じるフライト。集中力がまだついていない小さい子どもは、モニターや外の景色がいくらあっても、やはり同じ姿勢には飽きてしまいがちですよね。
そのため、わが家はお気に入りのおもちゃや、飛行機用にと内緒で準備した新しいおもちゃをいくつか持参しています。音の鳴るおもちゃはまわりの迷惑になりやすいので、静かに遊べてかさばらないルービックキューブのようなパズルゲームや、シールブックを活用しています。
そして、意外に大人も子どももハマるのが、あやとりです。ヒモを1本持って行くだけなので、荷物にならない点もおすすめです!

年末年始の飛行機、家族も周りも快適に過ごせるといいですね。

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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