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勇気を出して娘とお出かけ!絵本作家とよたかずひこさんの講演会


私は絵本作家のとよたかずひこさんの絵本が大好きです。ある日、とよたさんの講演会が開催されるのを知り、行ってみたい!と思いました。でも開催は土曜日の夕方16時から。場所は表参道にあるクレヨンハウスです。娘の習い事もあるし、置いてはいけないし、諦めようかな…。
でも、ふと思ったのです。そういえば、娘が幼稚園に行っている間に私が出かけたことに気づくと「一緒に行きたかったのにー!」って言ってたなぁ。あれから数年たった今も、娘が学校に行っている間に私が出かけたことに気づくと、必ず「一緒に行きたかったのにー!」と言います。
でも、子どもが行く場所ではない(と私が思う)し、きっと楽しめない(と私が思う)…あれれ? 勝手に決めていたのは私!? もしかしたら、一度一緒に行ってみればいいのかもしれない…。そう思った私は、思い切って娘を連れてお出かけしてみることにしました。





娘にも私にも大満足のひとときになりました


普段、私が持ち歩く名刺を見て、自分も名刺を誰かに渡してみたいと思っていた娘。学校で名刺を作る授業があったようで、早速作った名刺を持って講演会に参加しました。そして最後は待ちに待ったサイン会…と思ったら、メインは名刺交換。娘は交換してもらった名刺を毎日眺めて大切にしています。絵本のお話を聞くために行った講演会の一番の思い出は「名刺」(笑)。
私は大好きな絵本のお話が聞けて大満足! 娘は名刺交換ができて大満足! それでいいんですね。

覚えてますか?子どもと一緒に読んだ絵本


子ども達と一緒に読んだたくさんの絵本の中に、とよたかずひこさんの絵本があります。私はもちろん絵本の内容もよく覚えていて、その絵本を読んでいた頃の子ども達の姿も昨日のことのように思い出すことができます。でも、子どもの記憶は曖昧で、その絵本を見たことがあるかな?という感じ。内容はほぼ覚えていないようでした。あんなに一生懸命読み聞かせしてたのにー! なんだかちょっと切なくなってしまった私。
でも、それを「それでいいんですよ」と優しく話すとよたかずひこさん。その言葉に私の目はうるうる。胸の奥から何か熱いものが込み上げてきました。
賢い人になってほしいとか、本好きな人になってほしいとか、当時、母としてはいろいろな希望にメラメラ!っとしていたような気がします。でも、子どもにとってそれはあまり興味のない話。ただママやパパが楽しむ気持ちを敏感に感じ取るだけです。「絵本を一緒に楽しんでいる」それ自体が子どもにとってかけがえのない時間で、愛情を感じられる、とても大切で安心できる時間になるんですね。

まずはトライしてみることが大切!


年齢制限のあるイベントや子どもと一緒に参加することが難しい場所もあり、親子ですべてを一緒に経験するのは厳しいかもしれません。でもそのひとときが子どもにとってかけがえのない経験になることも。
ちょっと遠いなぁ、都合が合わないなと、悩んでしまった時は、まずは先方に直接問い合わせてみませんか。今回の一件で私は、自分の思い込みでチャンスをムダにしたらもったいない、自分の目や耳で確かめてみることが大切だと知りました。勇気を出してみると、自分で思っているよりもずっと、まわりの人達はとても温かい気持ちで迎えてくれて、子育てファミリーの味方でいてくれますよ!
とっても穏やかで優しい絵本作家のとよたかずひこさん、クレヨンハウスのスタッフのみなさん、漫画に描くことを快諾してくださってありがとうございました。

とよたかずひこさんの作品おすすめ6冊



とよたかずひこさんの作品の中から、私と娘が大好きな6冊を紹介します。


「はい、タッチ」 (かみしばい とよたかずひこ わいわいシリーズ) 童心社/1540円



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「紙芝居 でんしゃがくるよ 」(紙芝居 とよたかずひこシリーズ)  童心社/1540円



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「おでかけえほん でんしゃにのって」(うららちゃんののりものえほん) アリス館/880円



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「バルボンさんのおでかけ」アリス館/1430円



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「どんどこももんちゃん」童心社/880円



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「おめでとうのももんちゃん」童心社/2200円



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■取材協力 クレヨンハウス https://www.crayonhouse.co.jp/shop/default.aspx
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ライター

漫画家。ニュースライター。しみず宇海の画像

漫画家。ニュースライター。 しみず宇海

子どもの頃に不登校の経験あり。子育てを通して知り合った人との関わり方にちょっぴり慎重になりつつ、男の子と女の子の子育てをしています。
子どもたちと一緒にいろんなことに挑戦して、青春やりなおし中。
幼稚園・小学校の子どもたちとのほんわかエピソードを漫画にしています。

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