【謝恩会】役員になって準備に疲れ果て…そんなママたちを救ったのは

【謝恩会】役員になって準備に疲れ果て…そんなママたちを救ったのは

幼稚園の役員活動にはいろいろなものがありますよね。今回は、私が卒園対策委員長になり、謝恩会を取り仕切ることになったときのお話をしたいと思います。

娘が幼稚園の年長になった春のある日、同じクラスのママから突然言われて、私は卒園対策委員長になることになりました。
思い出すのは、数年前に息子が年長だった時に経験した謝恩会です。
ママたちはおしゃべりに花が咲いてすっかり宴会ムード。「ビールが足りないね」というママがいるほど盛り上がっていました。
そんな中で見た、担任の先生の大粒の涙。今でも思い出すと胸が熱くなる、忘れられない出来事でした。

初めての卒園対策委員長…先が見えない状態に

あまりママ友つき合いが多くない人見知りの私に、そんな感動的な謝恩会ができるのか、私はその場で固まってしまいました…。
でも決まったからにはやるしかない! その後、各クラス1人、総勢5人の卒対委員が決まり、準備がスタートしたのです。

準備は卒対委員だけでやるものなの!?

最初は順調だったのですが、準備を進めながら「卒対だけの準備」「手作り」にこだわるあまり、少しずつ疲れていく委員のママたち。
そこで、気づいたのは、謝恩会はお世話になった先生に「みんなで」ありがとうを伝える会なのだということでした。

みんなで力を合わせて作り上げた謝恩会

その後、卒園対策委員以外のママに声をかけてみたら、元幼稚園の先生やスクラップブッキングの教室を主宰しているママなど、「お手伝いするよ!」とたくさん集まってくれることになりました。
私たち委員は、「手を抜いた」「前と違う」と言われることや、まわりの評価が気になって、誰のために、何のために謝恩会をやるのかを忘れてしまっていたようです。

子ども達と保護者みんなで、お世話になった先生たちへ「ありがとう」という感謝の気持ちをを伝えるのが謝恩会です。
みなさんの園の謝恩会も、ありがとうがいっぱいつまった笑顔あふれるひと時になりますように。

ライター

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漫画家。ニュースライター。 しみず宇海

子どもの頃に不登校の経験あり。子育てを通して知り合った人との関わり方にちょっぴり慎重になりつつ、男の子と女の子の子育てをしています。
子どもたちと一緒にいろんなことに挑戦して、青春やりなおし中。
幼稚園・小学校の子どもたちとのほんわかエピソードを漫画にしています。

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