キッチン横に「ママスペース」作ってみたら思わぬ効果が!
外出自粛が続き、家の中で過ごす時間が多い毎日。しかもママは家事に育児に忙しくしていると、なかなかひとりになる時間を作るのは難しいですよね。
ちょっと作業したい、ちょっと趣味の時間がほしい、ちょっとひとりで休憩したい…と思った時に、“ひとりの空間”があるといいと思いませんか。今回は私が実践している手軽な「ママスペースの作り方」と思わぬ効果を紹介したいと思います。
ママスペースを作るおすすめの場所と作り方
おすすめの場所
キッチン横やキッチン近くの一角
ママの出番が多いキッチンの近くに設けることで、家事動線が短くなります。キッチンに近いと、そのスペースで休憩していても、すぐに家事に戻ることができますよね。
わが家はキッチンカウンター横に自分のスペースを設けています。キッチンカウンターの少しの出っ張りが、うまく自分だけの空間を作る手助けをしてくれるので、作業にも集中できることがポイント。わたしにとってお気に入りのスペースとなっています。
もちろんキッチンの近くにスペースを確保することが難しい場合は他の場所でも大丈夫ですが、リビングの一角やデッドスペースなどを活用すると作りやすいでしょう。
窓際に設ける
明るく光が差し込む窓際は、自然と気分もリラックスできるはず。
家事に育児に忙しいママも、スペースに暖かい陽が差し込んでいると、ホッとしながら作業できると思います。窓がなく光が届かない場所でも、自分の好きな照明スタンドなどを置くと、気分も上がるのでおすすめです。
スペースの作り方
スペースを確保できれば、家にあるイスや机などを設置するだけであっという間にママスペースの完成。もともと作り付けの作業棚などがある場合は、イスを置くだけでいいですね。
ワイヤーラックでスペースを有効活用
限られたスペースの中でも、何度も確認する必要のある幼稚園や学校のプリントなどは、スペースの近くにあると便利ですよね。けれど机の上にモノを置くと場所をとってしまいます。できればあまりモノを置きたくない…。そういう場合にはワイヤーラックをうまく活用してみましょう。
吊り下げることのできるワイヤーラックであれば、机の下などに設置して、書類や学校のプリントなどを収納することが可能。
いろいろなところに吊り下げられるので、わが家でも大活躍しています。自分のお気に入りの本を置いておくのもいいですね。
好きなものや香りで自分だけの楽しみを
自分の好みに合わせてお気に入りの空間に
家の中全体の家具や小物は、家族のことを考えて配置することが多いと思いますが、ママスペースは、「この場所だけ」と決めて自由な発想で楽しみましょう。
シンプルが好きな人はスッキリとスマートな空間に、少し遊んでみたいという人は自分の好きなものを集約したコーディネートでまとめると、思っている以上に気分も上がりますよ。気分を爽やかにリフレッシュしたいときは、お気に入りの観葉植物を置くのもおすすめです。
アロマを活用してホッとひと息リフレッシュ
私はアロマテラピーの資格を持っているのですが、心地いい香りは気分をリフレッシュさせてくれるものだと思います。
アロマディフューザーなどを使用しなくても、マグカップにお湯を張り、アロマを1~2滴たらすだけでも十分アロマの香りを楽しめますよ。その日の気分に合わせて、自分好みの香りを見つけるのも気分転換になりますね。
自分だけのスペースがあるだけでこんなに違う!
自分だけのスペースに自分の好きなものが並んでいる状態というのは、とても心を穏やかにします。
私はこのスペースを作って1年程になりますが、作る前に比べ少し心に余裕ができるようになったと感じています。育児でイライラしてしまった時も、一度このスペースで冷静になることができるからかもしれません。そしてあれをやってみようかな、やりたかった勉強がまたできるかも!など、気持ちを前向きにもしてくれます。
そしてもうひとつ、意外な効果があったのは5歳の長男が、私がこのスペースにいる時は少し私を放っておいてくれることです(笑)。長男なりに配慮してくれているのでしょうか。これは私にとって、とても嬉しい効果でした。
家事室のような個室ではないし、広いスペースでもありません。ですが限られたスペースでしか出せないプライベート感があると思います。
スペースが取れない場合は、自分がときめく小物などを飾る専用の場所を作って、見て楽しむことでリフレッシュできるといいですね。ホッとひと息つきたいのに忙しくてなかなか難しい…と感じているならぜひ一度トライしてみませんか?