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よく飛ぶ紙飛行機の作り方、コピー用紙1枚でOK
先日、デジタル機器から離れ、久しぶりに息子たちと紙飛行機で遊んでみました。
身近な材料で手軽に作れて、それでいてなかなか奥が深い紙飛行機の世界に魅せられ、アナログ遊びの楽しさを再発見できました。
飛行距離が世界最長!ギネス記録の紙飛行機
今回は、もっとも遠くへ飛ばした飛行距離(Farthest flight by a paper aircraft)が、69.14mとして、ギネス世界記録に登録されている紙飛行機の作り方を参考にしました。
必要なものは、A4サイズのコピー用紙1枚のみ。とてもシンプルな作り方なので、子どもでも短時間で作ることができます。インターネットに掲載されていた作り方をご紹介します。
作り方
1. A4コピー用紙を縦長に置き、下図赤線部分で折ります。
2. 先ほど折ったところを一旦戻します。
3. 左側も同じように折ってから戻し、下図赤線の折り線が付いた状態にします。
4. 右上の角を「1.」で付けた折り線より2㎜内側の位置に合わせ、左下方向に折ります(下図参照)。
5. 「4.」で折った状態を一旦戻し、左側も同じように2㎜内側になるように折ります。
6. 右側を「4.」の折り目に合わせて折り戻し、「5.」で左側を折った上に重ねます。
7. 右側と左側が折り重なってできた下側の三角形の頂点(下図赤い星マーク)に合わせ、下図青線で折りさげます。
8. 下図赤線に合わせて折ります。
9. 左側も同じように折ります。
10. 三角の頂点が左側にくるよう向きを変え、裏返します。
11. 下図赤線に合わせて 半分に折り上げます。
12. 下図赤線に合わせて 上部を一枚折り下げます。
その際 左端の角から「3~5㎜」ほどずれたラインで折るようにします。
13. 反対側も同じように折り、左右の翼を開きます。
その際 翼が水平よりも少し上を向くように広げます。
完成です!
飛ばしてみて実感!重心の大切さ
実際に飛ばしてみたときの動画がこちら
無風の状態だと、かなり遠くまで飛ばすことができました。
飛ばしてみて、遠くまで飛ばすためには、紙飛行機の重心が大切と実感しました。重心がとれていると、飛行が安定しより遠くまで飛ばすことができます。
紙試行機作の成工程にある「2㎜、3㎜~5㎜」などの細かい設定により、紙飛行機全体の重心を調整しているので、できるだけ忠実に折り進めてください。
一度飛ばしてみて、飛行が不安定で遠くまで飛ばない場合は、軌跡や失速の様子などをよく観察してみましょう。
紙飛行機の折り目の幅や角度を少し変えたり、セロハンテープなどを貼り付けて重みをプラスするなどして、重心を調整することで、遠くまで飛ぶように修正できるかもしれません。
また、飛ばし方もポイントとなります。力任せに投げるように飛ばしてもうまくいきません。
飛行機を地面と平行(又は少しだけ、上に向け)前方に押し出すようなイメージで手を離すと、スムーズに飛んでいきやすいようです。
お子さんと一緒に試行錯誤を繰り返し、飛行距離の更新に挑んでみませんか。