園で起こった「ティッシュ事件」子どものトラブルから学んだこと
子どもは大人をよく見ている!
その日、娘達のティッシュのやりとりを見ていたお友達のあっちゃんは、そのティッシュを持っていってしまいました。そして、3人のやりとりについて怒っている先生の姿をお迎えで目撃した私…。娘が年長さんのときに起こったこの出来事を、わが家では「ティッシュ事件」と呼んでいます。
先生のお話を聞いて、子ども達は「ティッシュは袋ごとあげるのはダメで、1人1枚ずつ交換だよ!」と決めました。そして、その直後、娘と約束していたおやつを袋ごとお友達のママにあげてしまった私…。
そこでハッと気がつきました。私自身、袋を開けて1つずつプレゼントすることはほとんどありません。そういう大人の行動を子ども達はしっかり見ているんですよね。
物事の見方を変えると学びがあるかも
大人が何気なく物を贈りあっている様子を見ている子ども達。見ているのは子どもたちだけではなく、他のお友達のママもどこかで見ているかもしれません。
喜んで受け取っている様子を見ている人は(子どもでも大人でも)、「プレゼントどうして私にはくれないのかな?」と思うこともあるでしょうし、「私もほしいな」と思うこともあるでしょう。そして、あげてしまったのはいいけれど、必要なときに手元になくて困ってしまうこともあるかもしれません。私は、これまであまり考えずに、そういう行動をしていたのだと気づいたのです。
そして、「おうちの人が一生懸命働いて買ってくれた大切なものを、簡単にプレゼントしてしまってはいけないんだよ」という先生の言葉に、なるほどなぁと私自身も考えさせられました。
子ども達の小さなトラブルも少し見方を変えると、なるほど!という学びが見つかるかもしれないなと気づいた出来事でした。