入学式は卒園式ジャケットを活用!アレンジ術3選&成功のヒケツ

卒園式を終えて、いよいよ入学式を控える親子も多いですよね。おめでとうございます! 子どもの成長がうれしいけれど、寂しくもある、親の気持ちが忙しい時期ですね。

この時期のママを悩ませるのが「卒園式で着たフォーマル服、入学式でも着られる?問題」。
当然同じ服でOKです。しかしながらせっかくならママも少しコーディネートを変えたいのが本音ではないでしょうか。あとから写真を見返して後悔したくない…そんな気持ちもありますよね。
そこで、卒園式で着たジャケットを活用して、入学式仕様に印象をチェンジするコーディネートを、ジャケットの種類ごとに3つ組んでみました。

卒園式と入学式それぞれ抑えるポイントとは

卒園式と入学式、それぞれ「式典」ですが、"別れ"と"出会い"の違いがあります。

・お別れのセレモニーの卒園式はシックに
・出会いのセレモニーの入学式は華やかに明るく

これらをまずはポイントとして押さえましょう。
また、色でいうと、基本的にベーシックカラーと呼ばれる、ブラック、ベージュ、アイボリー、チャコールグレーは迷わず使える間違いのないカラー。まわりと少し差をつけるならベーシックカラーの中でもブラウン、キャメル、ライトグレーが使えるカラーです。

ブラックのジャケットは万能選手!

まずは安定のブラック。「ブラックのジャケット=かっちり」をイメージする人も多く、安心感のあるアイテムですね。
しかし、全身を真っ黒にしてしまうと喪服のような印象を与えてしまうので、その点は気をつけたいところです。

写真の左側は卒園式、右側は入学式をイメージしました。

卒園式は上下ブラックをベースに、暗くなりすぎないよう白ブラウスをインナーに、胸元には落ち着いたベージュのコサージュをプラス。

入学式は逆に、ブラックのジャケットを軽やかに見せられるよう、アイボリーのレースブラウスに同色系統のセンタープレステーパードパンツを合わせました。
ブラックのジャケット以外をアイボリーにしたため、ジャケットだけが浮かないよう、小物もブラックで統一させました。

万能選手と思われるブラックのジャケットも、モノトーンのカラーバランスを間違えると、どこか残念な印象に。印象の強いブラックだけが浮いてしまわないように全体のバランスを見てまとめましょう。

ベージュカラーのジャケットならより華やかに

続いてはベージュのノーカラージャケットを使ったコーディネートです。
明るいカラーのベージュはシックにまとめるべき卒園式に一見向かないようではありますが、まとめ方次第でシックになるので心配いりません。
下の写真も同様に、左側は卒園式、右側は入学式をイメージしています。

卒園式ではパンツ、シューズ、バッグをブラックで統一し、インナーのみホワイトのブラウスにしました。ブラックの割合を多くすれば、明るくなりすぎを回避できます。
ちなみに、以前私自身はインナーもブラックのブラウスにしたコーディネートで卒園式に出ました。当時役員だったこともあり、よりシックになるように意識してジャケット以外はすべてブラックにしました。

入学式ではより華やかな印象をイメージし、カラーのアイテムを使用してみました。ブラウスにペールグリーンのブラウスを着用し、パンツはジャケットと同色に。
カラーを入れる場合は、どこか1点1色までを意識するとまとめやすいです。カラーパンツにする場合は、白ブラウスにするとまとまりが出ます。
また、カラーはペールトーン、ダスティーカラー、パステルカラーなど優しい印象のものがおすすめ。原色やネオンカラーなどは個性が強すぎてしまうので式典には向きません。

個性派ママにはカラージャケット

定番のブラック、ベージュカラーのジャケットでは物足りない個性派ママには、グレー、キャメル、ブラウンなどカラーのジャケットも。
個性的と言えば聞こえはいいですが、主役の子どもを差し置いて悪目立ちするほどの主張するのはNG。あくまでさりげなくカラーを取り入れましょう。
下の写真も同様に、左側は卒園式、右側は入学式をイメージしています。今回はブルーグレーのジャケットを使用しました。

卒園式ではインナー、パンツ、シューズをブラックでまとめ、ジャケットのカラーだけが浮かないように、バッグで明るさを少し足してまとめました。

入学式では、カラーのジャケットのセットアップを選択。一見難しそうなカラージャケットも、セットアップを選べばそれだけで統一感が出ます。バッグとシューズはそれぞれ同色のブラックまたはベージュ系を選ぶと◎ 
バッグのみまたはシューズのみブラックにすると1か所だけ浮いてしまうので注意。少し鏡から離れて全身をチェックしてみるといいですよ。

シューズ、アクセサリーにマナーはある?

シューズはつま先があいたもの、かかとがないものは式典にはNG。
ベーシックカラーのパンプス、ローファー、バレエシューズ、レースアップシューズがおすすめです。ヒールはあまり高いものは荷物が多い入学式には向きません。3~5cmくらいまでがおすすめ。ヒールが苦手な人はローファーやレースアップシューズを選ぶとよいでしょう。

コサージュはなくてもOK
アクセサリーはあまり華美なものはNG。控えめなパールやダイヤなどがふさわしいですね。
また、“式典といえばコサージュ”をイメージする人も多いですが、必ずしもつけなければならないわけではありません。私達の母親世代はコサージュが多かった印象ですが、今はもう少し自由度が高いように思います。胸元が少し寂しいなと思ったら、肩に近い高めの位置につけましょう。コーディネートに馴染むようなカラーを選ぶと間違いありません。

番外編!持ち帰るものが多い入学式、サブバッグは忘れずに

典で持つバッグはハンドバッグサイズが相性がいいですが、実際の入学式では持ち帰る物がどっさり。学校にもよりますが、長女の入学式では教科書やお道具箱など腕がちぎれそうなほどの大量の持ち帰りがありました。ハンドバッグではとても入りません。
無地のサブバッグはかなり重宝しますが、式典向きとして販売されているサブバッグの多くはA4サイズでマチがあまりない場合があります。そこで、普段買い物で使用しているエコバッグで地味めなデザインのものがあればぜひ持って行きましょう。布地も丈夫で容量もたっぷり、折り畳めてコンパクトになるからハンドバッグに入る。とても重宝しますよ。

いかがでしたでしょうか。卒園式と入学式で、同じジャケットを着用しながら印象を変えたい!そんなみなさんの参考になりますように。

ライター

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こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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