【クリスマス絵本2022】祖父母におねだり!プレゼントにも最適な10冊
もうすぐクリスマス。子どもへのプレゼントに頭を悩ますサンタさんがたくさんいそうですね。特におじいちゃんおばあちゃんは、孫が喜んでくれて、親たちからも「これならOK」とお墨付きをもらえそうなプレゼントを探しているという声をよく聞きます。
そんな時には、絵本がおすすめです。そこで、今回はおじいちゃんおばあちゃんにリクエストしたくなる絵本を厳選。
プレゼントされた絵本を一緒に読む時間も特別なプレゼントになるはずですよ。
以前に「じいじ・ばあばにおねだりしたいクリスマスプレゼント絵本」を紹介しましたが、今回はその後に発売された新しい絵本を中心にピックアップしました。
手に取って読んでいると、クリスマスが待ち遠しく、どれもこれも欲しくなってしまいます。誰かへのプレゼントにもぴったりですよ。今しか手に入らないものもありますので、購入はお早めに!
今年のイチオシ 実話を元に作られた美しい絵本
●「ちいさいフクロウとクリスマスツリー ほんとうにあったおはなし」
文:ジョナ・ウィンター、絵:ジャネット・ウィンター、訳:福本友美子 鈴木出版
2022年に出版された新刊です。新刊は持っている心配が少ないので、プレゼントにも◎
この絵本、本当に絵が美しく、すばらしいです。眺めているだけで、うっとり。そして、内容もじわじわと心にしみてきます。
2020年にニューヨークで話題になった実話をもとにつくられたお話です。ふくろうがどうなるのか、やさしい子どもたちは、ハラハラしながら聞いてくれますよ。子どもだけでなく、ママやパパのお友達へのプレゼントにもおすすめです。
子どもと一緒におもいっきり笑ってください!
●「はらぺこサンタのクリスマス」
作:はらぺこめがね ほるぷ出版
はらぺこすぎるサンタさん。ちゃんとお仕事できるのかな? はらぺこめがねさんの、それはもうおいしそうな絵に、おもわず手がでてしまいそう!
帯に書かれている「おもわず ごくり。」も納得。とにかくおいしいものを食べたくなります。親子で読めば、もう抱腹絶倒。笑って笑って楽しくおいしいクリスマスにしましょう。
●「クリスマスプレゼントなぁに?」
作:フフフーン ほるぷ出版
小さい子どもには、こんなしかけ絵本も! 楽しいしかけいっぱいの絵本をたくさん出版されているフフフーンさん。名前を聞いただけでも、笑顔になってしまいます。どんなプレゼントが出てくるのか、お子さんと一緒にあてっこしながらめくってみてください。どのページもしかけをめくるたびに、ワクワク気分が盛り上がります。
くっきりはっきり黒地にあざやかなカラーが映えます
●「サンタさんのおとしもの」
作:三浦太郎 あすなろ書房
シンプルですが、表紙の鮮やかな色がキラキラと目に飛び込んできます。
寒い寒いイブの夜。女の子は赤い手袋を拾います。「サンタさんのにちがいない、サンタさんに届けなきゃ」と塔の上からサンタさんを探します。見つけたのは女の子の家。急いで家に帰りますが…ちゃんとサンタさんに手袋届けられたかな?
女の子のやさしさとその一生懸命さに、寒いはずなのに、なんだか心がぽかぽか温かくなってきます。表紙を見せて飾っておくだけでも、お部屋が明るく楽し気に輝きますよ。
おねだりするならちょっと豪華に絵本のアドベントカレンダー
●「メリークリスマス!せかいのめいさくえほん★アドベントカレンダー」
ひさかたチャイルド
アドベントカレンダーを知っていますか? 12月になると、毎日ひとつずつ小さなかわいいプレゼントが出てくる、クリスマスまでのカウントダウン用のカレンダーです。これは、毎日1冊絵本が出てくるアドベントカレンダー。毎日小さな扉をあけると、1冊ずつ小さな絵本が出てきます。1冊読んだらすぐにでも明日の扉を開けたくなってしまいますが、そこはガマンガマン。
残念ながら現在出版社では品切れとなっています。書店で見つけたら、迷わず買い!ですね。昨年も同様のアドベントカレンダーが発売されていて、とても人気があったようなので、もしかしたら、来年もまた違うバージョンが登場するかもしれませんよ。
のりもの好きなお子さんには クリスマス絵本ものりもので
●「はたらくくるまたちのクリスマス」
作:シェリー・ダスキー・リンカー、絵:AG・フォード、訳:福本友美子 ひさかたチャイルド
「うちの子はとにかくのりもの系が大好き。ほかのおもちゃには目もくれない!」そんなお子さんには、クリスマス絵本も「はたらくくるま」はいかがでしょう? 大好きなはたらくくるまたちに、クリスマスプレゼントが届きます。のりもの好きなお子さんには、なんともうれしい演出。まるで自分がプレゼントをもらったような気持ちになりますよ。
「おやすみシリーズ」としても著名な絵本で、寝る前に読むのにもぴったりです。
大好きなあのシリーズのクリスマス版が登場!
●「メリークリスマス、にじいろの さかな」
作 マーカス・フィスター、訳:谷川俊太郎 講談社
大人気のベストセラー、「にじいろのさかな」シリーズのクリスマスバージョンが2022年登場です。
クリスマスにぴったりなキラキラにじいろのさかなですが、にじいろをいかして、海の中のクリスマスをさらにステキに演出してくれます。クリスマスにはぜひ海の中に招待してほしいものです。
私だけのサンタさん、刺繍絵本
●「サンタさん」
作:長尾玲子 福音館書店
作者の長尾玲子さんの絵本は、27年前に出版された初めての作品以来、すべて刺繍で描かれています。この「サンタさん」も刺繍で細かい部分まで表現されていますので、印刷された絵本ですが、ぷっくりとした立体感もじっくり楽しんでください。
サンタさんはひとりでみんなにプレゼントを配ってくれる“みんなのサンタさん”。でも、「はなちゃん」にプレゼントを届ける時には、“はなちゃんのことだけを考えているサンタさん”という部分がテーマになってお話が描かれています。
私も3人の子の母ですが、この絵本を読むことで、それぞれの子どもが、“サンタさんは自分だけのことを思って”プレゼントを選び、持ってきてくれているんだということが伝わるといいなと思っています。
いつもの絵本がクリスマスの特別バージョンに!
最近は、この時期になるといつもの絵本もクリスマスバージョンの特別カバーがついているものがあります。実は、普通のカバーの上にもう1枚クリスマス仕様のカバーがついています。つまり、カバーが2枚ついている、ということ! そしてお値段はそのままなので…お得ですね(笑)。
どうせ買うなら、ほしかったあの絵本も今この時期に買いましょう。気になっていたあの絵本、表紙がクリスマスなだけで、手に取って気分もウキウキ、読むとさらにうれしい気持ちになってきます。
クリスマスだけでなく、いつでも楽しんでもらえますね。
●「きみのことがだいすき」
作:いぬいさえこ パイインターナショナル
「かなしい きもちはね、ふたを しなくて いいんだよ」
「あなたは、よいこ。なにかを じょうずに できなくても。みんなと 同じように できなくても」
子どもたちに伝えたい言葉がたくさん詰まった1冊。普段なかなかお子さんに伝えにくいことばも、絵本の中でならしっかりと思いをつたえられそうです。
いつだってプレゼントしたい絵本ですが、特別バージョンのクリスマスカバー付きなら、クリスマスの特別なプレゼントになりそうです。
あたたかい部屋で、おひざにだっこで、子どもに読んであげたいですね。読んだ後は愛情たっぷりのやさしいハグで包み込んであげてください。
じいじ・ばあばへプレゼントのお返しはいかがでしょう?
●「モミの木」
作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 絵:サンナ・アンヌッカ 訳:小宮由 アノニマスタジオ
絵を描いているのは、マリメッコのデザイナー。どおりでおしゃれな感じです。大人な雰囲気の絵本は、子どもにプレゼントを贈ってくれたじいじ・ばあばへのプレゼントにいかがでしょう。わざわざツリーを飾ったりはしない、というお宅でも、絵本の表紙やお気に入りのページを開いて棚の上に飾っておくだけでも、クリスマス気分を盛り上げてくれますよ。
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