マタニティスイミングって、どんなことやるの?参加条件や内容をレポ!
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妊娠中にする水泳、マタニティスイミング。聞いたことはあるけれど、実際どんなことをやっているの?何か効果はあるの?と気になっている妊婦さんもいるのでは。私も実は18年前から14年前、3回の妊婦時代に通っていました。3回も通って「よかった!これはみなさんにおすすめしたい」と思い、今回、実際のスクールでお話をうかがってきましたのでレポートします。
参加条件や内容は?
●これをクリアしないと参加できません
まずは健康な妊婦であることが大事です。妊娠12週を過ぎて安定期に入っている人のみが参加可能。そして、参加する前に医療機関での検診を受け、子宮口が閉じているか、等のいくつかのチェック項目をクリアし、参加可能との医師の証明書の提出が必須です。
●どんなことをやってるの?
まずは、血圧や体重測定等の健康チェック。そして、マットの上でのリズム体操とストレッチ。そのまま、音楽を聴いてのリラックスや映像を見ながらの呼吸法の練習等を含め、床の上で45分ほど。その後、プールに移動します。
プールでは、基本的には4泳法プラス「出産泳法(マタニティスイミング独特の平泳ぎの背泳のような泳法で股関節をほぐす)」などで400m。その後、呼吸法の練習にもなる水中座禅や、コースロープに足をひっかけてプカプカ浮いてリラックスなどのマタニティスイミングならではのプログラムもあります。
その後はフリータイム。そのまま1km泳ぐ人もいれば、ゆっくり歩く人もいます。
プログラムとしては、私が通っていた頃とほぼ変わっていませんでした。
●泳げないけど、大丈夫?
私の個人的なイメージでは、マタニティスイミングってプカプカ浮かんでいるイメージでしたが、想像以上に泳いでいました。もちろん泳げない人はゆっくり歩いてもOKですが、その気になればコーチがしっかり教えてくれるので、これまで全く泳げなかった人でもマタニティの間に4泳法をマスターする人もいます。私も人生初のバタフライは妊婦の時でした!
マタニティスイミング、ここがおすすめ!
私の個人的な経験としてのおすすめ点は、
- 1.むくみや腰痛が楽になる
- 2.おなかが大きくても転んだりする心配なく運動不足が解消できる
- 3.とにかく、気持ちいい!
- 4.泳げるようになる
- 5.仲間ができる
という点。これまで参加された経験者さんの意見としては、
定期的に体を動かせてむくみも取れたのでよかった
妊娠中にあんなに運動していいと思わなかった
呼吸法の練習が出産時に役立った
出産のイメージがついて心の準備ができた
というものがありました。
マタニティからベビースイミング・生涯スイミングへ
数カ月のマタニティスイミングを経験すると、出産後子どもがある程度大きくなると、ベビースイミングや親子スイミングを始める方も多いそうです。わが家もそうでした。わが家の子どもたち3人はそのまま小学校卒業まで水泳を続けました。
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すでに子どもは中学生でスイミングはやめてしまいましたが、私自身、今は近所のプールのあるジムに通い、1日1kmほど泳いでいます。きっと妊娠時に水泳を始めていなかったら、それほど泳げるわけでもなかったので、自ら趣味で水泳をするなんてことはなかったかな、と思っています。
水泳は年齢を重ねてもいつまででもできるスポーツなので、生涯スポーツとして、水泳をはじめてみませんか?