お風呂大キライな娘!効果があった5つの作戦
わが家の3人の子どものうち、真ん中の女の子は2歳~5歳ごろ、お風呂に入るのをとても嫌がりました。
気温が高い季節は、別にシャワーでもいいけれど、母としてはお風呂でゆっくりコミュニケーションをとる時間を持ちたい!
そこで、「なんとかお風呂タイムを楽しい時間に」と工夫をした私のチャレンジの中で、効果を感じたものを紹介します。
お風呂は体を洗うところじゃなく遊ぶ場所!
【金魚すくいに行こう!(おもちゃ)】
「お風呂に入る」ではなく、「遊びに行こう!」というスタンスで。
100均で買った金魚すくいなど、おふろで遊べるグッズをいくつか準備しておいて、「今日は何にする?」と選ばせていました。
これは、かなりの確率ですんなりお風呂に連れていくことができました。
【今日は何が出てくるかな?(手作りバスボム)】
湯舟に入れると泡がシュワーッと出てくるバスボム。簡単なので手作りして、中にヒミツの仕込みをしておきました。お湯に入れるとまわりが溶けて、小さなおもちゃが出てくる仕組みです。色や形もいろいろ作って、子どもが選べるようにしました。
バスボムは重曹とクエン酸で簡単にできるので、子どもと一緒に作るのも楽しいですよ。
■簡単バスボムの材料と作り方
《材料》(大きめ1個分)
重曹 50g
クエン酸 25g
片栗粉 25g
食用色素 少々
水 少々
《作り方》
1.重曹、クエン酸、片栗粉、食用色素をビニール袋にすべて入れてモミモミ
2.水をほんの少し入れる。一度にたくさん入れると発泡してしまうので、様子を見ながら。霧吹きを使うとやりやすい
3.袋の上からにぎにぎと混ぜる。軽く固まるくらいの硬さになったら、手で丸く形を作る。この時、中に小さなおもちゃなどを入れても! ※おもちゃは、水に濡れてもいいものに
4.半日湿気の少ない場所で乾燥させて固める
※ほんの少しエッセンシャルオイルを入れれば、香りも楽しめておすすめ
プラスティックのおにぎりの型などを使っても! わが家ではアンパンマン型で作ったバスボムからアンパンマンの小さな人形が出てくるタイプが子どもにとても好評でした。
【今日はあえて足湯の日!(お風呂でゲーム)】
「今日は足湯の日でーす!」と、あえて「ちゃんとお風呂に入る」ではない方法を提案することも。
バスタブのはしにみんなで座って、浅いお湯に足をつけるだけ。脱いだり洗ったりがないから、子どもも気楽、ママも気楽。
じゃんけんをしたり、しりとりをしたり、お風呂をゲームタイムにして過ごすようにすると、喜んでお風呂場に向かいました。
大好きな絵本でお風呂の楽しさを
【絵本の世界へGO!】
うちの子ども達は絵本が大好きなので、読み聞かせの時に、お風呂をテーマにしたものを選ぶことも。
特にこの絵本の世界観が親子ともにお気に入りで、これを読んだ後は、喜んでお風呂に入っていました。
「おふろだいすき」 作:松岡享子、絵:林明子(福音館書店)
主人公のまこちゃんは、あひるのプッカを連れてひとりでおふろに入ります。すると、次から次へと動物たちが登場。おうちのおふろと思えない大きな動物まで登場します。
子ども達がワクワクするファンタジーの世界に入りきったところで、お風呂へ誘うと効果抜群!
先生の力を借りて自尊心をくすぐる
【ほめほめ攻撃で気持ちを上向きに】
親の力だけでは難しい。そんな時には、保育園の先生にも協力を仰いでいました。
グズらずすんなりお風呂に入った次の日は、それを保育園の先生に伝えて、「昨日、嫌がらずにお風呂に入れたんだってね。すごーい!おっきいお姉ちゃんだね」と、ほめてもらうように。また、そんな日には先生もおふろの絵本を読んだりして協力してくれていました。
親にほめられるよりも、先生からほめられる言葉は効果大!「先生にほめられた」「お風呂に嫌がらずに入れた」といううれしい気持ちが子どもの中に残るように、保育園の帰り道にも、「先生もすごいって言ってたよ」とほめほめ攻撃で自尊心をくすぐりました。
「お風呂イヤ」と言われる前に先手を打つ
「お風呂入ろうー」「イヤ!」
「お風呂入るし、おもちゃバイバイしようか」「イヤーーー」
「もうお風呂の時間だから!」「イーーヤーーーーーーー!!!」
こんなやりとりを続けていると、親のストレスもどんどんたまってきてしまいますね。
子どもも、一度「イヤ」と口にしてしまうと、なかなか気持ちの切り替えができないみたいです。なので、子どもに「イヤ」と言われる前に先手を打って、行動するのが一番の近道だったと思います。
わが家の数々のチャレンジ、ぜひ試してください。
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