DAIGOさんの食に対する思いは「RHA」番組を通して培ってきた料理の腕前

ミュージシャン、タレントとして活躍し、2児の父であるDAIGOさんの子育てコラム「D K N(DAIGOの子育て日記)」。子育て中のパパ・ママに向けて、DAI語でメッセージを伝えます。今月は料理について。料理番組の出演をきっかけに、家での料理もレベルアップしているそうです。
娘が初めてバレンタインにくれたのはパンダのチョコレート
2月のイベントといえばバレンタインですね。娘が初めて僕にチョコレートをくれたのは1年前、3歳のときのバレンタインデーでした。記念すべき“初バレンタイン”にもらったのは、パンダのチョコレート。妻と一緒に買いに行って、娘が選んでくれたそうです。当日は、娘が寝た後に僕が帰ったので会えなかったのですが、翌朝「わたしが買ったよ」と娘もうれしそうで。「もうバレンタインが理解できる年齢になったんだな」と思うと感慨深かったですね。
「ちょうどいい成長曲線を描いている」と褒められた料理の腕前
2022年から料理番組『DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~』に出演しているおかげで、家でもナチュラルに料理をするようになりました。まだまだ勉強することばかりですけど、冷蔵庫にある食材で「この前習ったあのメニュー、作ってみようかな」という感じで作ってみたり、キャベツがなかったらレタスで代用したりして、応用もきくようになりました。番組で習ったことが役に立っていますね。番組のプロデューサーは「(上手過ぎず下手過ぎない)ちょうどいい成長曲線を描いている」と、褒めてくれました。
収録で「これなら家族もおいしく食べられそうだな」と思ったメニューを家で作ってみて、「おいしい!」と言ってもらえるとうれしくてまた作ります。最近娘にヒットしたのは、鶏肉の薄切りに塩を振ってフライパンで焼いた一品。3日連続で作りました(笑)。
苦手な食材は無理に克服させなくてもいい
息子は離乳食を何でもよく食べ、大好きな豆腐のみそ汁をあげると、とても喜びます。食事中に「抱っこしてほしい!」というオーダーがあっても、豆腐のみそ汁を口に入れてあげると収まります。
今のところ子どもたちに偏食はありませんが、食べられないものがあったとても無理に克服させなくてもいいと思っています。グリンピースが苦手なら、代わりに枝豆とか他の豆にチャレンジしてもいいし、細かく刻んでカレーに入れてもいいんじゃないかな。今食べられないものも、50年後には食べられるようになるかもしれないですしね。
「おいしいものを食べてほしいな」とか「成長のためにいろんなものを食べて栄養を取ってほしいな」という思いは、家族への愛ですよね。まさに「R H A(料理は愛情)」。愛情を持って、これからも料理を続けていきたいと思います。
撮影/渡邉真一 ヘアメイク/礒野亜加梨 衣装/FranCisT_MOR.K.S. スタイリスト/峰岸 祐介 取材・文/林優子