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k-popの推し活がもっと楽しくなる!英語のスラングを徹底解説!

k-popの推し活がもっと楽しくなる!英語のスラングを徹底解説!

インスタ(mayamaya411)10.1万人の教育系インフルエンサー、元外資系投資銀行トレーダーの超理系ママ池澤摩耶です。スレッズ(2.8万フォロワー)ではちょっとマニアックなK-pop経済分析が大人気!今回は海外k-popファンともコミュニケーションが取れるようになる、英語の楽しい推し活スラングをご紹介します!

押しも押されぬk-popの世界的なムーブメント

K-popといえば、今や米国で最も権威のある音楽チャートBillboard(ビルボード)のランキングでもその名前は常連入り。ワールドツアーではLAのSoFiスタジアムを満席にし、コーチェラやLallapaloozaのような世界的な音楽フェスにもk-popアーティストが次々に出演。ヨーロッパや南米にも活動範囲を広げ、フランス・パリ最大の会場Stade de Franceのチケットは即日完売でヘッドラインを賑わせます。

例えば2024年8月からワールドツアーを開始したk-popグループ Stray Kidsの観客総動員数は、200万人前後となる見込みで、トップクラスのグローバルな歌手たちと十分に肩を並べられる功績となりそうです。イギリスのRolling Stones誌にも特集が組まれ、アジアのアイドルから世界的なアーティストへ確実にステップアップしているのです!

k-popの多くは韓国語はもちろん、英語で楽曲を作ることも多く、英語圏の海外のファンは新曲が出るたびに大熱狂!ライブでもペンライトを振りながら思いっきり掛け声をし、ダンスチャレンジ動画SNSに上げて、そのファン活動はアジア勢よりも熱心なのかもしれません。

そんな海外のk-popファンたちが使う、英語での「推し活用語」があるんです。今回はそれらをまとめてみます!

海外のk-popファンたちが使う推し活用語 〜基本編〜

推し:Bias (バイアス)

まず”推し”という用語について。2020年くらいまではFaveやStanがよく使われていましたが、最近は完全にBiasというワードが主流。FaveはFavoriteから、StanはStalker とFanを合わせた造語でラッパーのEminemが生み出しました

使い方:Who is your bias?  My bias is Jenni.

2番目の推し:Bias Wrecker(バイアスレッカー)

Biasの派生用語としてbias wreckerがあります。直訳すると「biasを壊しかねない者」です。あまりにも魅力的で、心に決めたbiasが揺らいでしまいそうな2番目の推しのこと。揺れるファン心を表したかわいい表現です。

使い方:My bias is Jake, but my bias wrecker is Niki.

ケミ推し: Ship (シップ)

ケミとはアイドルグループ内で、推しの対象が単体ではなく、仲の良いメンバー同士をセットで呼ぶ時に使います。でも英語ではケミと呼ばずに(語源はChemistryなのにややこしい!)Shipと呼びます。Relationshipの-shipから来ているようです。ちなみにメンバー同士をカップリングすることをshippingと呼びます。

使い方:What’s your favorite ship in Seventeen?

公式グッズ:Merch, MD(マーチ)

グッズは和製英語で、英語ではgoodsとは呼ばないので注意です。海外k-pop界での呼び方はmerch、これはmerchandiseを省略した用語です。ファン間ではこの呼び方ですが、韓国芸能事務所の公式な決算書類などではMDと書かれています。その中でもペンライトはLight Stick / fan light、ぬいぐるみ(略してぬい)はPlush、トレカはphoto cardです。グッズは韓国から届くものがほとんどなので、商品代より送料の方が高い場合も多いそう!

使い方:Which merch did you buy?  (注: merchはいつも単数形)

他にもこんなにある!英語独特のk-pop用語

英語特有の推し活用語:Dozen(ダズン)、Netizen(ネチズン)、Hiatus(ハイアタス)

なかなか日本語でサッと置き換えられない英語の推し活スラングもあります。

例えば一般的にDozenは12個入りの卵を表すような用語で、ざっくり12個、”たくさん”の意味合いで使われているのですが、k-popの場合は良い意味ではありません。”〇〇 is such a dozen”と言ったら、〇〇の代わりはいくらでもいる、過剰評価されているということです。

NetizenはInternet+citizenから生まれた造語で、要するにネットの住人です。ネット界で意見を言う人、リア充ではない人、少し良くない意味合いがあります。

Hiatusは、k-pop界で活動を休止している状態を指します。“〇〇 is on hiatus”のような形で、必ずonとセットで使います。

韓国語が元になっているスラング:末っ子、後輩、先輩、愛嬌など

海外には学生や社会で上下関係を表す表現がほとんどないので、これは韓国語をそのまま使っているようです。Maknae(マンネ)末っ子。Oppa、Noona、Hyun、Unnie(オッパ、ヌナ、ヒョン、オンニ):それぞれ同性や異性が先輩や後輩を呼ぶ時の呼び方です。

Aegyo(エギョ):愛嬌のこと!k-popアイドルがカメラに向かって行うかわいらしい仕草、ファンサービスのことですね。

Sasaeng(サセン):熱狂的で迷惑行為を繰り返すストーカー気質のあるファンのこと。

私のお気に入り用語Fanchantとは?〜海外ファンの涙ぐましい努力〜

掛け声:Fanchant(ファンチャント)

私のお気に入りはこれ!直訳だとFan+聖歌。ライブ中にファンたちが合わせて行う掛け声のことです。日本語では掛け声ですが、英語だとFanchantとなります。

海外ファンたちがFanchantを覚えるのって、日本人が覚えるのよりずっと難しいと思うんです。漢字にも紐づけられない、名前は長くて難しい、姓と名前も逆だし、発音も完全に英語とは違う。でも完璧に練習して、ライブで大合唱が起こるときのあの一体感!!感動します。

もし推しグループがいる方は、ぜひ「グループ名+fanchant」でググってみてくださいね!涙ぐましい努力が垣間見えて、ファンの結束も高まりますよ。

ライター

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池澤 摩耶

元外資系投資銀行トレーダーの超理系ママ。インスタ10.1万人の教育系インフルエンサー。スレッズ2.8万人ではちょっとマニアックなk-pop経済分析が大人気。娘Sayaのお絵描きリールが3000万回再生!経済のプロ、起業3社目、マーケティング事業を手掛けつつ、今現在は子供達とカナダライフを楽しむシングルマザー。2023年4月7日、KADOKAWAより 『ひとつのケーキとアート思考』出版。2025年、光文社よりマネー教育本を出版予定

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