子どもの忘れ物を届ける?届けない?母が心を鬼にして耐えた結果…
わが家の娘・おこめちゃんは、このたび新1年生となりました。毎年春はあわただしい季節ですが、この4月は輪をかけてバタバタとした1か月でした。特に持ち物はまだまだ自分で確認しきれないお年頃。ある日とうとう忘れ物をしてしまいました。小学生になって初めての忘れ物体験です。
お道具箱が置いてある!?
「行ってらっしゃい」と送り出し、雑用を片付け、お茶でも入れてひと息ついた頃。ふと横に目をやると、今日持っていくはずだったお道具箱が一式置いてあり飛び上がりました。時刻を見るとすでにもう2時間目くらい。きっと今頃泣いているかもと脳内には涙を流した娘の顔が浮かびます。学校に届けてあげようとすぐさま立ち上がったのですが…。
やっぱり育児って想像通りじゃない!
忘れ物という失敗体験を積まなければ、今後に活かすことができないと考え、ぐっとこらえて帰宅を待ちました。落ち込んでいたら、うんと励ますつもりで出迎えてみたら、本人はあっけらかん!なんとお道具箱を使用しなかったというラッキー体験を積んで帰ってきました。
安心したような、けれど事の大事さが伝わってないような…(笑)。とりあえず2人でラッキーを笑い合い、次の日の準備を念入りに確認したのでした。