【入学準備】もう準備万端?学用品購入の体験談&リアル失敗談

わが子の就学を目前にして、学用品などの準備に取りかかると、いよいよ小学校入学が現実味を帯びてきますね。入学する学校やエリアによってもルールはさまざまかと思いますが、自分の子ども時代と比べて特にイメージが違ったエピソードをご紹介します。
※ご紹介する内容は、あくまでわが子の学校の例です

消えた一括購入!体操着や赤白帽も各自で

小学校の入学準備で一番意外だったのが、学校指定の一括購入が皆無だったことです。筆箱や鉛筆などの消耗品は自分で購入するイメージでしたが、娘の学校では、体操着や赤白帽など、色や形が決められているアイテムも学校での一括購入はありませんでした。

体操着の上は白、下は紺色、赤白(黄色や青ではなく)のリバーシブル帽子といった指定はありましたが、細かいデザインの指定はなし。そのため楽天経済圏にいる私は入学準備品のほとんどを楽天市場でセール時期にまとめて購入しました。

おそらく近所のイオンなどに行けば売っているのかなとも思ったのですが、細々と指定されたアイテムを実店舗で買い集めるのは一苦労。その点ネットショッピングを利用すれば比較検討から口コミまで昼夜を問わず確認&購入できるので、ある意味楽だったなと思います。

学用品はキャラものNG?

娘は当時、できる限りの学用品で好きなキャラクターのものを欲しがりましたが、準備リストを良く見ると、学用品の欄に「無地のもの」という注意書きが。これは下敷きにのみ適用されるのか、「箱型」指定の筆箱にも適用されるのか…と一瞬悩みましたが、念の為キャラクターの顔が入っているアイテムは回避。

入学してみたら、キャラクターもののアイテムを持ってきていたのは、クラスに1人だけだったそう。ただし、あっという間にベコベコになる筆箱や入れ替わりの激しい鉛筆などは、すぐにそのルールがうやむやになるようで、1年生も終わる頃には「●●ちゃんは筆箱が箱じゃない!」といった訴えが娘からあがるようになりました。

筆箱の寿命がまさかの半年未満という可能性もありますから、あまり深刻に悩まなくても良いのかも。入学のタイミングで浮かないよう無難を選ぶなら無地かな?というレベルです。

恐怖の名前付け=「算数セット」はない場合もある?

保育園時代の面倒な名前付け筆頭といえばオムツですが、小学1年生では「算数セット」があるのではないでしょうか。数を学ぶときに使うおはじきなど、細々としたアイテムに一つひとつ名前をつけるのが地獄だったなんてエピソードを見かけたことはありませんか?ところがなんと、娘の学校は全てレンタルでした。

いつまで経っても「算数セット」の名前付けミッションが発生しないので、娘に確認してみたところ、「学校のを使ったよ〜」とのこと。もし実費で「算数セット」用のお名前シールを購入しようと考えている方は、本当にそのミッションが発生するか、先に確認しても良いかもしれません。ほかにも、「こうだろう」と思って事前に準備しておいたけれど、わが子の学校では使わなかった!ということがありうるので、購入前に確認することが大事ですね。

ランドセルカバーのおすすめはコレ!

子どもの持ち物の中で群を抜いて高額なのがランドセルです。わが家の周囲では6年生でもランドセルを背負っているので、やはり少しでもキレイな状態をキープしたくなります。そこで事前に購入したのが透明なランドセルカバー。娘の学校では、1年生には黄色い交通安全カバーが配布されるので、わが家は2年生になる前に購入しましたが、ずれやすくキズ防止には心許ないので、その下にランドセルカバーを付けておくと安心かもしれません。

登校する子どもたちの背中を見ていると、ランドセルカバーが劣化して白くなっているのを見かけます。せっかくランドセルがキレイなのにカバーが劣化しているのはちょっと残念だよな…と思い、わが家は「白くなりにくい」という商品を選んで購入。少々値は張りますが、約10ヶ月使用した今でももほとんど表面に劣化が見られないので、これは良い買い物をしたと思っています。

ちなみに、カバーを付けて数日後に大きな切り傷をつけてきたので、カバーをつけておいて良かった…と心底思いました。

初めての1人行動、GPSやケータイはどうする?

入学準備といえば、最難関は子どもだけでの登下校でしょうか。私の周囲では、例え近所の公園でも未就学児だけで出歩くというご家庭はありませんでした。共働き家庭では小学校入学と同時に一人歩きデビューとなるケースも珍しくないようで、親の方が緊張していたりします。かくいうわが家の娘も、入学前に通学路の予習は数回行ったものの、一人で歩くのは入学式の翌日からでした。

最近は子どもの数が減ったからとかで、娘の学校では集団登校もなし。そこで持たせることにしたのが見守り用のGPSです。

わが家は共働きですが、私が自宅で仕事をしており、いざというときに現場に駆けつけやすい点、しばらく子どもだけで出歩くことが発生しなさそうな点から、通話機能がなくても足跡さえ追えれば十分なのではと判断しました。2年生になる今も平日は放課後保育に直行するため、友達と誘い合わせて出かけるなどはなし。しばらくはGPSを使い続けようと思っています。

見守り用GPS選びに失敗!回避のコツは?

登下校をほぼリアルタイムで確認できる見守り用GPSはとにかく安心感があります。ただしサービスの提供各社により、GPSの精度はだいぶ差があることも発覚。わが家が最初に選んだGPSは当時、かなりの頻度で不具合を起こしており、本当にこの場所にいるのか、スマホに表示されている位置情報が信じられなくなるレベルでした。

表示される位置情報の道が一本ずれていたり、突然全く違う場所(他県など)に飛ばされたりすることは日常茶飯事。今日は確実に足跡を追いたいと思った日に限って不具合が発生して受信できないなど、思いのほかストレスに。そこで2年生になる前に思い切って別会社に乗り換えました。

乗り換えて約1年経ちますが、それ以来不具合らしい不具合は発生していません。こんなにも違うものかとかなり驚きました。もし契約先を迷ったらX(旧Twitter)などのSNSでサービス名+「不具合」などのキーワードで検索してみると、リアルな利用者の声が見えるかもしれません。不具合になげく投稿の頻度が高い場合は避けた方が無難かも?

ちなみに、1社目は一度使ったGPSを再利用することはできなかったので、解約後はゴミになってしまいました。本体の購入代金も無駄になる上、子どもの安全に直結するので、デザインや特典、感動的な広告などに惑わされることなく、口コミをよく参考にしてみてくださいね。

一括購入は入学後にあり

ちなみに娘の学校では、2年生の冬までの間に、絵具セットや鍵盤ハーモニカの吹き口、リコーダーや書道セットなどの購入が必要になりました。こちらは希望者に学校での一括購入サービスがありました。もちろん市販のアイテムやお下がりを利用してもOK。一括購入の方が割高というケースもあったので、本人にデザインの希望を聞きつつ、広い選択肢から選ぶことができました。

絵具や書道は市販品でもセット内容はさほど違いがないですが、鍵盤ハーモニカの吹き口は学校で使用する本体に問題なく接続できるか確認を。リコーダーはドイツ(ジャーマン)式か、イギリス(バロック)式かでファの運指が変わるので、学校で使用する型式を確認すると安心です。

スクール水着の着用は年3回!?

入学するとあっという間に水泳の授業が行われる時期を迎えます。娘が通う小学校では、水着も一括購入はなく、条件はカラーが紺色か黒で飾りの付いていない無地タイプというもの。

私は子ども時代、厚ぼったい学校指定の水着が苦手だったため、娘にはスイミングスクールで着慣れている競泳用タイプを毎度おなじみの楽天市場で購入。ところが娘の学校では水泳授業は年に5回程度しか予定されておらず、1年生の時は悪天候も相まって着用はまさかの3回のみ。しかもぐんぐんと身長が伸び、1シーズンでサイズアウトしました…。

娘の情報によると、近所のスイミングスクールで着用している青い水着を授業で着ていたお友達が数人いたとのこと。私もそれは一瞬考えたものの、スクール名もデーンと入っており、何しろ青なので回避したのですが、こればかりは問い合わせればよかったなと後悔しました。

翌年からはスイミングスクールの水着着用OKとお知らせに記載されるようになったので、今後は未使用品レベルのサイズアウト水着を量産しないですみそうです。

ママ友がいなくても情報収集には困らない?

入学準備において、先輩ママからの情報が入らないのは不安に感じるかもしれません。わが家の場合、娘が通っていたこども園からの入学は1人もおらず、そもそも数少ないママ友の情報は一切使えない状況でしたが、お知らせをじっくり読み込み、どうしても不明点があればまとめて小学校に問い合わせることであまり苦もなく乗り越えました。

小学校のHPにも例年の様子などが掲載されているケースが増えているため、入学前は意外と参考になるかも。思いのほか、お知らせに記載されていないヒントが掲載されている場合もあるので、のぞいてみるのもおすすめです。

今回はわが子の場合の、入学準備から少し先の購入品までをご紹介しました。新しい学用品を準備するたびに、本当に大きくなったな…と妙な実感がわきます。いつまで「ママぎゅーして!」と言ってくれるかな、などと内心思いつつ、日々新しい顔を見せてくれるわが子との時間をできる限り楽しんでいます。みなさんも楽しんで入学準備が進められますように!

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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