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まさに寝る子は育つ!小学校や会社でも続いている台湾の昼寝事情
寝つきのいい人がうらやましい
寝つきの良し悪しや必要な睡眠時間って、大人も子どもも、人によって全然違いますよね。
私自身は、寝つきが悪い子どもだったため、お昼寝の時間が苦痛で必死に寝たふりをしていた記憶があります。今でも、子どもの寝かしつけをしているときは眠いのに、いざ寝るぞ!という状態になるとなかなか寝つけない…ということもあります。
逆に、イラスト担当の中庭は眠りの天才で、台湾に遊びに来たときも、刺激強めの足つぼマッサージ中に即爆睡していたり、子どもの寝かしつけで、たびたび先に寝てしまい、家族から怒られてしまうほどです(笑)。
学校でのお昼寝事情
園によって違いはありますが、日本では年齢が上がってくるとお昼寝がなくなるところも多いですよね。
しかし、台湾では年長になっても…いや、小学校になっても、お昼寝の習慣があり、年齢に応じた昼寝のタイミング、時間について、法律や校則で定められています(小学校でのお昼寝は、机にうつ伏せになって寝るパターンが多いようですが、学校や学年によっては、布団持参をしているという友人の話も聞いたことがあります)。
まさに
寝る子は育つ!
という言葉があるように、成長や脳の休息のため、台湾ではお昼寝は、とっても重視されています。そんな昼寝文化で育った台湾人なので、大人になってからも昼寝習慣が残っており、昼休みはオフィスを暗くして昼寝を推進する会社が多かったり、義母に“昼寝をしなさい”としつこく言われたりという話も聞きます。
その分、夜遅くまで公園で遊んでいたり、小さな子連れで夜市に来ている家族をたくさん見かけたりもします(日中暑いから活動が夜にずれこむという理由もあります)。
寝つけない問題
ちなみに長女は、園で眠れないことも多いのですが、基本的に他事はNGでじっと布団の上で時が過ぎるのを待っているそうです。
「子どもの寝る音楽が流れている」「隣の子とお話しないように足と頭の向きが交互になって並んでいる」までは、「なるほど~」と聞いていたのですが、「先生は、少し寝たら携帯でゲームしてるよ」「ネットショッピングの通知音が聞こえてきたよ」といった、なんとも台湾らしいゆる~いエピソードには慣れるまで時間がかかりました(笑)。
たまにぐっすり眠れたときは、逆に夜の寝つきが悪くなりがちで、そうすると、翌日、寝不足気味になったり…とこれもまた困った問題です。1~2時間ぐっすり昼寝をして、夜もしっかり眠れる方法があればな…と試行錯誤中の今日この頃です。