台湾の子どもの習い事事情。ダンスステップの教え方が独特すぎる…!

長女の習い事

現在、娘が通っている台湾の園では、選択制の放課後クラブが用意されています。レゴやテコンドー、バレエや粘土など15種類以上があり、希望者は、そのまま園で好きなクラブに参加することができます。親としては、送迎の手間も省け、延長保育も兼ねた習い事ができるのはとってもありがたいシステムですよね。

「興味があるから」「友達と一緒だから」「親がやらせたいから」「先生が優しいから」など、いろいろな選び方があると思いますが、台湾の場合は厳しい先生や怖い先生も多いので、先生を理由に選んだり、辞めたりというのは日本より圧倒的に多いように感じています。

実際に、長女はダンスと粘土クラブを選択していましたが、「粘土続けたいけど先生が…」(確かにいつ見ても氷のような雰囲気だなと思っていたら、まさか名前もエルサ先生!)という理由で更新のタイミングで辞めることにしました。

一方、ダンスの先生は明るく楽しく教えてくれるようで、楽しく続けていました。

ダンスといっても、かわいらしいダンスではなく、ヒップホップ系の音楽に合わせて踊るかっこいいダンスのようで難易度もやや高め。そのため、できるだけわかりやすいように教えてくれているようなのですが、なかにはこんな残酷な教え方も…(笑)。

ゴキブリ踏んで~♪アリ踏んで~♪

左右のステップをしっかり踏み込むためのアドバイスだそうですが、小さい子どもたちが口をそろえて練習している様子はかなりインパクト大!!

家や公園でも口癖のように歌っていましたが、実際のゴキブリに遭遇すると、もちろんとても踏めやしない娘(台湾では道端で大きなGをよく見かけます…)。

モノでつりがちな部分も…

ちなみに、毎回の練習のあとはポケモンカードやシールなど、ちょっとしたプレゼントがもらえるのも台湾らしさを感じます。

でも、「ボポモフォ(台湾文字)がうまくかけたから、ベビースターラーメンを一口もらった」「バスを待ってたら、突然指輪のおもちゃをもらった」などなど、日本では考えられないようなエピソードには、いまだに驚きを隠せません(笑)。

結局コロナの影響でしばらく放課後クラブの中止を得た後、今度は「1分でも早くお母さんに会いたいから」という理由で再開時に辞めてしまいましたが、普段の園生活の中でも「今日は何をどんな風に習ってくるのかな」とこれからもとても楽しみです。

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中庭さん

北陸出身のインテリアコーディネーター。仕事の傍ら、趣味でイラストを描き続けている。イベントや小物作成の依頼にも対応。一児の母。

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工場見学 nimo*

学生時代から工場見学が趣味で、訪問回数は500回を超える。工場見学マニアとして、「マツコの知らない世界」「あさイチ」ほか、メディア出演や記事監修・執筆なども行う。経済メディアや地域情報誌、企業HPなど、ライターとしても活動する。姉妹の母でもあり、台湾高雄に5年間在住経験あり。

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