小学館『幼稚園』4・5月号の付録は人気のホワイトトミカシリーズ!三菱自動車のデリカミニ「デリ丸。」とのコラボがかわいい

『幼稚園』4・5月号の付録はホワイトトミカになった三菱自動車の「デリカミニ」と「デリ丸。GoGoセット」
自由にデコれるホワイトトミカに被せて遊ぶ「デリ丸。カバー」&「でこぼこシューター」
小学館の雑誌『幼稚園』4・5月号の付録はホワイトトミカ&三菱自動車「デリカミニ」とコラボ。大人気のホワイトトミカが付いてくるシリーズで、トミカに被せて一緒に遊べる「デリ丸。カバー」と「でこぼこシューター」がセットになっています。
今までホワイトトミカでの付録はスポーツカーや働く車などが登場していますが、今回は初の乗用車をチョイス。デリカミニが選ばれた理由は、そのイメージキャラクター「デリ丸。」の存在が大きかったのだそう。そこで今回は、付録の企画を担当した三菱自動車の金 相希さんと、『幼稚園』編集部の今村祐太さんにお話を聞きました。
「男の子にも女の子にも愛されそうなデリ丸。を活かせないか、というところから企画が始まった」(今村さん)
―――今回、トミカとデリカミニ(三菱自動車)とのコラボが実現したきっかけや経緯を教えてください
今村さん もともとホワイトトミカとコラボした企画は、『幼稚園』では人気の企画なんです。これまでスポーツカーやゴミ収集車などの働く車をテーマにしてきましたが、今までやってこなかった「乗用車」をテーマにするということで、「デリ丸。」というイメージキャラクターがいるデリカミニに着目しました。
『幼稚園』は男の子にも女の子にも読まれていますから、普段トミカで遊んでいない子でも、デリ丸。が出ていたら興味を持ってもらえるかなと思いましたし、何よりデリ丸。が表紙にポンっと載っていたら面白いよね、というところから、三菱自動車さんにお声がけさせていただきました。
やっぱりデリ丸。もデリカミニも形がそっくりでかわいいですしね。
金さん そうですね。ホワイトトミカはデコレーションでカスタマイズできるのが魅力だと思うんですが、本物のデリカミニも細かくカスタマイズできるところがお客様から好評で、どちらも自分なりのデリカミニが作れるという部分に共通点を感じています。
また、お子さんを対象にして商品を見せていくというのは今まで考えたことがなかったので、新しい切り口という意味でも今回の企画に気付きを感じました。幅広くいろいろな形で商品をPRしていくというのは面白いですし、大事なことだと感じています。

「デリ丸。を身近に感じてもらうために、繰り返し遊べて飾れる仕様に」(金さん)
―――『幼稚園』といえば紙付録のイメージがありますが、でこぼこシューターはどのようにして完成したのでしょうか?
今村さん 一番はデリ丸。をどう活かすかを軸に考えました。以前レーシングカーを選んだ時はレース場のようなコースを作ったのですが、今回は乗用車だということと、デリカミニのCMにでこぼこ道や水たまりのような道もずんずん走れるというシーンがあるところから着想を得て、でこぼこしたコースにするのも良いのではないかと。
トミカがしっかり遠くまで走るので、それを活かした仕組みを目指しました。最初のシュートの角度にこだわって調整しましたね。あとはデリ丸。をどう活かすか、どう動かすかという点で、三菱自動車さんから「生活シーンにデリ丸。がいる」という部分を重要視しているとうかがったんです。
金さん デリ丸。をおうちの中に飾ってもらって、親しみを感じてもらいたいと思いました。もともとデリカミニは、元となるデリカのDNAを引き継いで、軽自動車ながら頑丈にできているのも魅力ですが、お子さんと女性のニーズも追求しています。ただ、実際に購入されたお客様からは、ほかの車種と迷って、最終的にデリ丸。がかわいかったから購入の決め手になったという声をいただくこともあり、キャラクターの力って面白いなと感じていたんです。
ですから、目に付くところにデリ丸を飾っておければ、CMなどで見かけた時にも「デリ丸。だ!」って愛着を持ってもらえるかなと。「デリ丸。を飾れる収納ボックス」というパターンも考えたんですが、お子さんが繰り返し遊べて、しかも飾れるという今の形に落ち着きました。
―――なるほど、デリ丸。カバーで遊んでも、飾っても楽しめるという感じなんですね。
金さん そうですね、部屋の片隅に置いておくだけの収納ボックスよりも、一緒に遊べて、さらにはお出かけにも連れて行けるようなサイズ感の方が、お子さんとしても楽しいのではないかなという思いもありました。
デリ丸。の仕様にもこだわっているんですよ。耳の角度をかわいく再現するコツも、誌面に掲載していただいて。耳を折る角度でかわいさが変わるんです。
これ、とても組み立てやすい上に首が動くんですが、それに合わせて耳がパタパタする感じとか、存在感たっぷりに仕上がったと思います。後頭部の丸いフォルムから首輪の太さまで、細かい部分をきちんと再現していただきました。
今村さん 普段、紙付録は割と淡々と作るような説明書きになっていますが、今回は「ここをこういう角度で広げたほうがかわいくなるよ」というような、感情を出すアドバイスが記載されている点が珍しいですね。
―――「でこぼこシューター」はどのように遊んで楽しんでもらいたいですか?
今村さん このようなシューターって付録は久しぶりなんですね。デリ丸。が走っているように見せたのがこだわりの一つなんですが、これ本当に結構な距離を走るんですよ。ゴールの位置を動かせるようにしてあるので、お家の中でどんどんゴールを伸ばして、どこまで到達できるかなど、何度も繰り返し遊んでほしいなと思います。

「フォトコンテストは デコレーション部門とお出かけフォト部門で開催」(今村さん)

―――今回はSNSと連動したフォトコンテストも開催されるそうですね?
今村さん はい。「ホワイトトミカ」コンテストを開催します。今回は、デリカミニに自由に絵や模様を描く「デコぶもん」と、デリ丸。カバーを付けたホワイトトミカと一緒にお出かけした写真を応募する「デリ丸。とおでかけぶもん」にしました。
『幼稚園』は販売期間が2カ月なので応募期間が長いですから、その間にお出かけをされる方も多いかなと。そこで、作ったデリ丸。と一緒にお出かけをした写真を送ってもらうことにしました。トミカ自体もコンパクトですし、付録のデリ丸。もかわいいサイズ感というか、連れ回しやすいサイズなので、車に乗せたりして一緒にお出かけしてほしいです。

これまでも『幼稚園』の付録でトミカが登場する場合は、ホワイトトミカをカスタマイズしたり、ホワイトトミカを使って何かしたりしてきているので、そこは踏襲しつつ、今回はデリ丸。のカバーも付けるので、コンテストも何か工夫をしたいなと思ったんですね。
デリ丸。を主役にすることで、より広くデリ丸。をかわいいと思ってもらえると良いと考えています。また、今回は賞品にデリ丸。の本物のぬいぐるみを提供いただいているので、ぜひ参加していただけるとうれしいですね。
※ホワイトトミカコンテストの応募は4月24日(木)23:59まで。詳しくは『幼稚園』4・5月号をチェックしてみてください

「普段お客様と接する機会がない人たちもつながる良いきっかけに」(金さん)
―――誌面ではデリカミニの工場見学が特集されていますね。工場見学というと小学生以上のイメージがありますが、どのような部分にこだわってつくられましたか?
今村さん 今回岡山の工場まで取材に伺ったんですが、工場の方々がとても協力してくださり、本当に現地に行って良かったと思いました。車の工場見学は『幼稚園』では特集したことがなく、手探りの状態ではあったんですが、工場の方々がここから写真を撮ると良いよとか、いろいろなアドバイスを積極的にいただけたのがとても印象的でした。
車の工場はほとんど機械でやっているイメージがありましたが、想像以上にたくさんの人が働いていて、機械で作った後に人間が点検をするという徹底した工程が、国産車の良いところなんだろうなと実感できました。そこで誌面にも「人とロボットが協力しているんだね!」という言葉を入れています。いろいろな方々が関わっているということが少しでも読者の子どもたちに届いてほしいなと思います。

金さん 社内でも『幼稚園』はたくさんの人が知っている雑誌で、社員のお子さんが読んでいるケースも多かったです。そこに自分の働いている場所が紹介されるというのは、お子さんにも誇れるものになると思います。普段はなかなか表に出ない方々ではあるんですが、こういった機会に少しでも物作りへの思いを伝えられたらと思います。物作りをしている現場とお客様がつながるよい接点になりましたね。
今村さん いろいろな方の協力があって出来上がった企画なので、本当に思いを込めて作りましたので、ぜひ見ていただきたいです。
PROFILE

金相希さん(写真上)
三菱自動車工業株式会社 国内営業本部 国内商品戦略部 マーケティング戦略企画G所属。今回の付録を担当。
今村祐太さん(写真下)
小学館 幼児誌編集室幼稚園編集。『幼稚園』の付録を担当。
企画・編集/&あんふぁん編集部、取材・文/山田朋子
※記事中のリンクから商品を購入すると、売上の一部が当社に還元される場合があります