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親は大変!? 台湾の幼稚園で体験した誕生日に“逆”プレゼントの習慣
誕生日が近づくと…
3月に入り、学校や職場で送別会が増えてくる季節になってきましたよね。日本では、お世話になったしるしとして、菓子折りやちょっとしたプレゼントを渡す習慣がありますが、そんな贈り物に関して、台湾の幼稚園では、日本とは違った習慣があるんです。それは…
誕生日を迎える子どもが、クラスメイトにケーキやプレゼントを贈る
ということ。
どうやら、アメリカなどでも「自分の誕生日を祝ってくれてありがとう」という意味を込めて、大人になってからも本人がみんなにごちそうをしたり、ちょっとしたプレゼントを用意する習慣があるみたいですが、台湾でも同じような習慣があることにびっくり!
娘の幼稚園では、正式な案内もないため、外国人は知らない人も多く、私も友人から聞いて初めて知ることに。
たしかに、時々「今日ケーキを食べたよ」と娘に言われたり、ちょっとしたお菓子やプレゼントを持ち帰ってくることはあったのですが、おそらくそれが誕生日“逆”プレゼントの一部だったよう。
義務ではないため、必ずしも用意する必要はないみたいですが、娘が通う幼稚園では、ケーキなどを用意すれば親も誕生日会に参加できるということだったため、先生と日程を相談し、誕生日ケーキとお菓子のネックレスを用意することに。
左:かなり迷ったケーキ
右:13人分用意したお菓子ネックレス
実際に参加してみると、簡単な飾り付けのもと、
- バースデーソングを歌う
- ケーキカット
- プレゼント配布
- 記念撮影
といった感じで15分ほどで終了。
昼寝後ということもあり、若干テンションが低め&BGMのない中での誕生日会は、なんとも不思議な体験でした(笑)。
ちなみに特に何も用意しなかった場合は、その子の個人誕生日会自体ないというなんとも複雑な…。(園全体で月毎にまとめてお祝いする場面はあり)
中には、小学校でもそういった習慣が続いているところがあるみたいですが、「あの子よりも、もっといいのを用意したい!」といったトラブルや親の負担、アレルギー問題などを加味し、禁止にしているところもあるそう。
日本だと、賛否両論が出そうなこの習慣ですが、台湾にいる間は、楽しみながら準備できたらと思います。