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え!それだけで!?「○○だから入院」台湾の医療事情にびっくり体験
駐在生活が始まって、まもない頃…
台湾での駐在生活が始まったのは、まだ娘が1歳になる前のこと。背中にのぼって遊んでいた娘が、突然泣き出し何事かと様子を見ていると…。どうやら左腕を動かしておらず、触れると痛がる様子。
引っ張ったわけでも、転んだわけでもないのに、一体どうして?と思いつつ、現地の大学病院で診てもらうことに。
レントゲンを含む、ひととおりの診察を終え、医師が放った第一声は
う~ん、ムチムチしていて(肉が多すぎて)よくわからないから、とりあえず入院しましょうか。
前半部分もツッコミたい気持ちはありましたが、「えっ!? そんなすぐ入院させるの?」と衝撃が…。
結局、できれば入院したくない旨を伝え、最終的には捻挫かなぁということで様子をみることに。(その後、腕は自然治癒しました)
また、別のとき。
今度は発熱で前回とは違う総合病院へと行ったときのこと。インフルエンザであることが判明し、座薬を使っての解熱と点滴をすることに。そして、ここでも…
入院しましょう。
との提案が。
日本だったら、まったく入院レベルではない状況でしたが、1泊2日程度かなと思い、今回は承諾することに。結局、慣れない入院生活、台湾人向け味覚の病院食、狭いベッドに母子2人、24時間点滴につながれるストレスの中、結果的に4日間も入院しました。
自宅療養していた方が肉体的にも精神的にもよかったのでは…とも思いましたが、なかなかない経験として、割り切ることにしました。
ちなみに、髪が少なめの娘は、なぜか病院の書類上も男の子にされてしまうことが。保険証にデータ登録されていないのか、迷ったら男の子と判断するのが礼儀なのか謎ですが。
病院や医師によって、差はありますが、それでも日本に比べて、ちょっとした症状でも入院率が高い印象のある台湾。
もし旅行中での発病で入院をすすめられても、焦らずに対応すれば大丈夫です!個人的には、断ることができるのなら、もう二度と入院したくない!気持ちでいっぱいです。