2児のママでタレントの鈴木あきえさん「卒園が近づくと1人で感傷的な気持ちに…」入学前の不安・心配の乗り越え方

タレント、リポーターとして活躍中で2児の母でもある、鈴木あきえさんの連載コラム。上のお子さんがこの春、1年生になるということで、卒園・入学の準備や親としての気持ちの変化などについてお話を聞きました。
入学準備と小学生までに身につけておきたい習慣
ずっと悩んでいた学習机。最終候補が決まりました!
入学の準備を進めていく中で、子ども部屋や学習机をどうしようかずっと悩んでいました。まわりのお友だちの中には1人部屋があって、すでに1人で寝ている子もたくさんいるのですが、息子に聞いてみると「まだひとりで眠りたくない」と言うので子ども部屋はまだいいかなと。
そこで、小学生になるまでに机に向かうことに慣れて欲しいので、学習机は用意しておこうと思ったのですが、先輩ママにいろいろ聞くと「結局学習机は使わなくてリビング学習になるよ」という声が私の周りでは約8割の意見だったんですよ。
それで夫と一緒に考えて、リビングのおもちゃが広がっているあそび場ゾーンにカウンターのようなテーブルがあったらいいねということになりました。いろいろ家具屋さんを見に行くなどして、下の子と一緒に並んで使えるような「ツインデスク」が第一候補になっています。
通学路の練習は妹と一緒に“はじめてのおつかい”
冬休みにテレビ番組「はじめてのおつかい」を見ているときに、「自分も1人で買い物に行ってみたい!」と息子が言うので、ちょうどいい機会かもしれないと思って小学校の近くにあるパン屋さんにおつかいに行ってもらいました。
妹も「一緒に行きたい!」と言うので2人で行くことに。私は心配で家の前から見守って待っていたのですが、問題なく帰ってきて、通学も大丈夫そうだなと少しだけ安心しました。子どもは楽しんでいますけれど親としてはやはりまだ心配です(笑)。
幼稚園最後の思い出づくりと卒園式の準備
幼稚園の役員でお別れ会の司会に
幼稚園の役員は、自分には向いていないから絶対にやりたくないと思っていました。役員決めの話し合いをしているときはずっと下を向いているようなタイプだったんです(笑)。
でも息子が年長になったときに仲良しのママに「一緒に役員をやろう!」と誘われて、やることになったのですが結果大正解でした。勇気を出して一歩踏み出したらほかのママたちとも仲良くなれたし、子どもたちの交流も増えて、私たち親子にとってより良い環境になりました。
園の行事にも参加するので、子どもたちの普段の様子も見られるし、結果いいことだらけだったなと思っています。年長さん最後のイベントのお別れ会では司会をやることになって、仕事なんだかプライベートなのかよくわからない感じですが(笑)、最後の役割として頑張りたいです。
幼稚園最後の思い出にお泊り会
幼稚園で仲がいい子たちはみんな小学校がバラバラになってしまうので、子どもたちも寂しいのと不安な気持ちがあるようです。同じ習い事に通っている子とは週1くらいでは会えるかなとは思いますが、最後に一緒に過ごす時間をたくさん作ってあげたいということで、毎週のようにお泊り会をしています。
仲がいいグループで毎回集まるのも、子どもは楽しいと思いますが、親には親の予定もあるし毎週は大変じゃないですか。そこで、ママたちで順番に子どもたちを家で預かるということにしました。気兼ねなく子どもを預けたり、預かったり…ここまでみんなと仲良くなれたのも、役員を経験したおかげですね。
子どもの成長はうれしいけれど寂しい気持ちになることも
幼稚園の送迎も毎日きついなとか思いながらやっていましたが、幼稚園の制服姿もあと何回見られるのだろうとか、これからは毎日一緒に歩けないのか、とかこの時期は1人で感傷的になってしまいます。そんな時は、夫や同じ気持ちであろうママたちと気持ちを共有し合っています。解決することはないけれど、同感してもらうことってとても大事ですよね。
卒園の寂しさもあるし、入学してから新しいお友だちとうまくやっていけるのか不安と心配はつきませんが、これからも子育て中のママ・パパと共感し合って乗り越えて行けたらいいなと思っています。