朝ごはん、食べられなーい!そんなときはちょっと時を戻そう
息子が幼稚園の年長の頃。わが家の子どもたちはとにかく寝起きがイマイチで、習い事や見たいテレビが終わるのが遅い日は睡眠時間が足りません。朝起こしてもなかなか目が覚めないし、目が覚めないからご飯がのどを通らず、食べる量が少ないから体力が持たなくて風邪も引きやすい…。どうしたらおでかけ前にしっかり朝ごはんを食べてくれるのかな…。
食べる量はそれぞれ違う!
朝ごはんに食べたいものも、食べられる量も、それぞれみんな違います。息子にとっては、離乳食の頃に作っていたような小さなおにぎりが大正解だったのです。それも、作ったものをお皿に乗せておくのではなく、目の前で作るのがいいみたい。
そういえば、この前旅行した時の旅館の朝食で、目の前でおにぎり作ってくれたのおいしかったなぁ。お土産に売っていたご飯のお供を具にしてもらって、目の前で握ってもらうことでさらに食欲が増してたんだなぁ…。
大人だって、やっぱり気分次第で食欲が出たり出なかったりしますよね。小さい頃のことを少し思い出してみたら、もしかしたら今の朝ごはんのヒントがどこかに隠れているかもしれません。
大きくなったんだからコレくらい食べてほしい、食べないと大きくなれないんじゃないじゃないのかな…。そんな不安もありましたが、とりあえず一口、一口食べられたらもう一口、と次の日からはふりかけや海苔を用意して味変しながらおにぎりを食べるようになりました。
もう年長なんだから、大きくなったんだから、と周りの友達を参考にすることも大事かもしれないけれど、ちょっと前のわが子を思い出して少し時を戻してみるのもたまにはいいのかもしれません。
とはいえ、朝の忙しい時間は何も言わずにいっぱいご飯を食べてくれるのが理想なんですけどね!