二宮和也さん スペシャルインタビュー『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』出演

0歳からの映画館デビューが話題を呼んだ大ヒット映画『シナぷしゅ THE MOVIE』の2作目が、5月16日(金)公開決定。新しく登場する、陽気なタクシードライバー・ぱるてぃ役を演じた二宮和也さんに、子育てファミリーに向けて伝えたい思いを聞きました。
令和の子育て世代にむけ 自分がお手伝いできること
赤ちゃんと大人が一緒に楽しめる映画『シナぷしゅTHEMOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』の出演を決めた思いはありますか?
「オファーをいただいた時はびっくりしましたが、子育てファミリーに何ができるかを考えた時、自分が参加しやすくて即戦力になれる分野はやっぱりエンターテイメントだな、と。言葉にあまり頼らず、赤ちゃん目線を大切にして作られた作品なので、観た人に感動や喜び、ワクワクを与えることが、ひとつの挑戦だと思っています。
さらに、にゅう役の玉木宏くんとはこれまで何度も共演していて、また一緒に作品作りできるのも面白そうで、やってみたいと思いました」。
子どもと「楽しい!」を共有できる優しい作り
新キャラクターのぱるてぃを演じる上で、何か工夫したことはありましたか?
「せっかちな性格で普段は早口になってしまいがちなので、話すスピードに気を付けました。40分の映画を作る場合、大人向けのものだと速度を上げて、いくつもの展開を持たせることが多いのですが、この作品ではゆったり、「ほっぺ探そう」って(笑)。子どもが楽しいと感じられる速度まできちんと考えられていて、キャラクターデザインひとつにも制作チームの深い愛情を感じることができます。ぼくが特に気に入っているのは、ぱるてぃの緑色のタグです。
実は、年齢を重ねると、素直な表現は怖い演技のひとつだったりします。けれど、ぱるてぃを介することで、子どもたちとも共有できるような分かりやすい表現を堂々と行えたことがありがたかったです」。
映画を子どもの成功体験を増やしてくれるきっかけに
映画館デビューする赤ちゃんとファミリーに、伝えたいメッセージはありますか?
「令和の赤ちゃんは『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』のような映画を通して、こんなに早く成功体験ができるんです。いい時代になったと思います。自分たちの時とは違い、選択肢が増えた環境にいると感じます。
子どもにとって、映画を観れた!という成功体験は、非常に大きいと思います。特に、今回は、ぷしゅぷしゅと一緒に“旅行に行く気分になれる映画”なので、いろんな受け取り方をしていただけるように思います。中には、「もう一度映画を観たい」というだけに終わらず、「次は旅行に行ってみたい!」っていう子も現れるんじゃないかな。そして旅行デビューができたら、また新しい体験が増えていく。いろんな想像をすると、この映画は、子どもにとって次のステップアップにつながる可能性まで秘めているように思います。ぜひご家族で映画館に足を運んでみてください」。


取材・文/白﨑寛子 撮影/コウ ユウシエン デザイン/山崎平太(ヘイタデザイン)
5月16日(金)全国ロードショー

【バカンスに訪れた「どんぐりアイランド」でほっぺを探せ、レッツ・ダンシング!】
ぷしゅぷしゅは、タオルのようせい・にゅうと一緒に訪れたバカンス先で、ほっぺがひとつ、どこかに飛んで行ってしまいました。新しい仲間・ぱるてぃ自慢のタクシーに乗りこんで、みんなでほっぺをさがす冒険へ! 途中、たくさんの仲間と音楽に出会いながら、ぷしゅぷしゅは無事にほっぺを取り戻せるでしょうか?
配給・ローソン ⒸSPMOVE2025