テーマは動詞!子どもたちの五感をデザインで刺激する「デザインあ展neo」

NHKの人気番組「デザインあneo」の世界を体験できる!「デザインあ展neo」が虎ノ門ヒルズ・ステーションタワー45階「TOKYO NODE(東京ノード)」で始まりました。どのような展示が楽しめるのか、見どころなどを紹介します。
「デザインあ展」をアップデートして4年ぶりの開催
過去2期にわたり累計116万人を動員した「デザインあ展」がパワーアップして4年ぶりの開催!「デザインあ展neo」は、NHKの人気番組「デザインあneo」のコンセプトを実際に体験できる、ここでしかみられない展覧会です。

総合ディレクターの佐藤卓さんは、「今回の「あ展neo」は、自分たちで言うのも何ですがかなり粒ぞろいの作品に仕上がったと思います。番組のコーナーを作っているクリエイターたちや作家が参加して、それぞれの得意分野で力を発揮して作り上げた展示です。子どものための展覧会ですが、子どもを「子ども扱いしない」という番組のポリシーは「あ展neo」にもつながっていて、大人が見てもおもしろい展覧会になったと思います。」とコメントしました。
展覧会のテーマは「行為(動詞)」
各展示室には「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」などといった動詞ごとに、観察・考察・体験のステップで構成された35点の作品が並びます。

「あるきかたログ」は6つのブースでカメラに指示されたポーズで撮影をすると、それぞれの写真が壁に映し出されパラパラ漫画のようにつながって歩いているように見えます。自分の姿が映し出されて子どもたちは、嬉しそうに体験していました。

「ひとくち あーん」では、人がなにかを食べようとしている動作がずらりと並んでいます。普段あたりまえに使っているお箸も、改めていろいろな使い方をみるとおもしろい!展示を観たあとに子どもたちとごはんを食べながら動作の確認をするのも楽しそうですね。

「るてす」の展示は、天井にくっついた逆さになったゴミ箱に向かって重力に逆らってゴミ(空気が入ったゴミ袋)を捨てるという不思議な体験ができます。一定時間がたつと誰かが捨てたゴミがふわりと落ちてきます。
テレビ番組「デザインあneo」と同じ体験もできる!
番組で観たことがある!あのコーナーも体験することができます。みんなで一緒に参加して作品を仕上げるのはまた楽しい♪

「みんなのあ」は、紙に描かれた「あ」を自分で自由にデザインします。会場に設置された道具を使ってその場で描いて提出すると「おもしろい!」と選ばれた作品は会場に展示されたり、番組で放送されるチャンスも!

「DO IT!」は、映像に合わせてみんなで身体を動かします。音と映像に合わせて自分がなにかを持っているような不思議な感覚が体験できます。ここでは、会場のみんなで決める「デザインどっちでショー」参加型ディベートショーも行われます。
おもわず撮りたくなるフォトスポットも

「あ」の一部になって記念写真を撮ってみよう!おもわず写真を撮りたくなるようなユニークなしかけがあるフォトスポットが会場にはいくつかあるのでチェックしてみてください。
おしゃれなオリジナルグッズにも注目

会場の特設ショップでは、「デザインあ」にちなんだユニークでおしゃれなオリジナルグッズが販売されています。また、会期中は虎ノ門ヒルズのカフェ・レストランで「デザインあ展 neo」の開催を記念したスペシャルメニューも登場します。
生活なかに潜んでいるデザインを楽しむ
展示を楽しんだ後はいつもと視点や考えが変わって、「これもデザインだね!」と新しい発見がたくさんあるはずです。毎日の生活がもっと楽しくなるヒントがたくさん散りばめられています。
【デザインあ展 neo( Design Ah! Exhibition neo )】
会期:2025 年 4 月 18 日(金)〜9 月 23 日(火 ・ 祝)
開館時間:10:00~19:00(入場は閉館の 30 分前まで)
※各月第一 ・ 第三水曜日は 17:00 閉館(16:30 最終入場)。9 月 17 日(水)は 19:00 閉館。
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
料金:一般2500円、高校生/中学生1200円、小学生1000円、2 歳以上500円、2 歳未満無料 ※日時指定制
※小学生以下の入場には保護者の同伴が必要。 ※障がい者の介助者の方は 1 名無料。
特設サイトは>こちら
企画:&あんふぁん編集部 取材・文/やまさきけいこ