いつも元気いっぱい!2児のママ・鈴木あきえさん流「子どもにイライラしたときや落ち込んだときの回復方法」は?

タレント、リポーターとして活躍中で2児の母でもある、鈴木あきえさんの連載コラム。今回は、いつも元気で明るい印象の鈴木あきえさんに、前向きに過ごすために意識していること、仕事や子育てで落ち込んだときに取り入れている立ち直る方法などについて教えてもらいました。
元気の秘訣は「自分時間を作ること」
自分を労うことや自分時間の確保は常に意識しています。私はもともと根が明るいタイプで、今までは疲れたり落ち込んだりしたときは自然に回復して勢いでやってこられていたのですが、母親になってから自分の充電が追いつかないことに気がつきました。
例えば好きなピラティスや新しい習い事などの勉強に取り組んでみたり整体に行ったりとか、時間がないときはコーヒーを入れて飲むだけでもいいので、自分時間を確保して自分の好きなことを1日の中に散りばめるようにしています。
ちゃんと自分を労わってあげないと気持ちに余裕を持てなくなってしまうので、忙しいときこそ気をつけたいと思っています。ピラティスをするときは呼吸を意識するのですが、いかに普段呼吸が浅いかということに気づくことができます。「だからいつも、せかせか・イライラしているんだな」と思えて、自分と向き合う時間でもあります。
おうちで取り入れやすいリフレッシュ法
ピラティスやアロマなど家で気軽にリフレッシュできることは積極的に取り入れているのですが、最近は「耳つぼ」に興味があって友人と一緒に勉強を始めました。耳にはいろいろなつぼがあるので、気になる症状に合わせて自分でケアできるのがいいなと思っています。新しいことに挑戦するのも気分転換になるのでおすすめです。
落ち込んだときは無理をしない
たまに、仕事や子育てのことでズドンと落ち込むことがあって「自分の心が傷ついてるな」と思ったとき、昔は飲みに出かけたりとか、楽しいことをして勢いで忘れたりなど、気持ちを紛らわせることが多かったのですが、大人になってそういった悪あがきをしないほうが立ち直りが早いことに気がつきました(笑)。
「今落ち込んでいる」と感じたときは、すぐには立ち直れないけれどあと何日かしたら元気になれるということが感覚で分かるようになってきたんです。落ち込んだり傷ついたときに無理やりテンションを上げると長引くんですよ。骨折したのに安静にしないで走っちゃうみたいな感じで。「へこんだ心はいずれ膨らむ」と思って、時間に任せて回復するのを待つようになりました。
イライラしたときはその場を離れて気持ちを落ち着かせる
子どもたちを叱って、言い過ぎて落ち込むこともあります。「仲直りしよう」って息子から言ってくれることがあって、そんなことを子どもに言わせてしまったなと反省することも。言い合いになった後は2人きりになって、どこが悪かったのかなど落ち着いて話すようにしています。
言い過ぎないようにしようと思って我慢してイライラした時は、一旦距離を取るようにしています。顔を見たら嫌なことしか言えないなと思うときは、その場を離れて私はトイレに行きます。トイレには子どもたちの赤ちゃん時代の写真を貼っていて、それを見て当時の気持ちを思い出すとちょっと落ち着きます。
内面から元気でいるために美容・健康面で意識していること
昨年くらいから夫が筋トレに目覚めて食事も意識しているので、私も一緒にタンパク質をしっかり摂取するようになりました。タンパク質を意識するようになってから、太りにくくなったり髪の毛にツヤも出てきた気がしたりなど、体の変化を感じてます。
美容では朝晩のパックを毎日しています。お肌がきれいですてきな女優さんに「高額な美容医療よりも毎日のパックがいいわよ」と教えてもらってから続けています。パックなら顔につけたまま家事もできるので、手間がかからないのもいいですよね。内面をケアすることは自分を労わることにも繋がります。忙しいと自分のことは後回しになってしまいがちですが、自分のこともしっかりケアしてあげてくださいね。
取材・文/やまさきけいこ