pecoさんとイケアSleepアンバサダーにインタビュー「子どもの睡眠の質を高める方法」

pecoさんとイケアSleepアンバサダーにインタビュー「子どもの睡眠の質を高める方法」

6歳の子を持つママで、タレントやデザイナーなど多方面で活躍するpecoさんと、イケアのSleepアンバサダーを務めるYukiさんに、子どもの睡眠の質を高める方法について聞きました。

生活リズムを整えると一日の流れがスムーズに

お子さんの睡眠の質向上のために、pecoさんが工夫していることはありますか?

peco:いつも規則正しい生活を心掛けています。夜7時にベッドに入って7時半には眠るといった生活を、2~3歳の頃からずっと続けています。夜ごはんも、子どもの睡眠時間に合わせて、遅くても6時までには食べるようにしています。

Yuki:生活リズムを整えることは、健やかな成長の第一歩です。朝は何時に起きますか?

peco:本来なら7時頃に起床して準備をすれば出掛けるまでに間に合うのですが、アラームが鳴る前の6時には目覚めて、私を起こしてくれます。着替えと朝ごはんをスムーズに済ませた後、ゆっくりテレビを観られる時間を楽しみにしていますね。

Yuki:早起きをすると一日の流れが格段にスムーズになって、気持ちにゆとりが生まれやすくなります。昼の活動量が増えて充実して、その日の夜の眠りも深くなる、といういいサイクルが出来上がっていますね。朝ごはんを食べると体温が上がってスイッチが入るので、朝の過ごし方も素晴らしいです。

peco:パンが主食の日も、みそ汁は必ず作っています。あとは、ヨーグルトやトマト、バナナといったメニューが多いですね。

Yuki:いずれも眠りをサポートすると言われている食品ですね。みそ汁やヨーグルトなどの発酵食品は、腸内環境を整えてくれます。また、トマトやバナナには、睡眠の質を高めてくれる成分が多く含まれています。

子どもに安眠をもたらすpecoさん流声掛け

就寝前に、親子で行っているルーティンを教えてください

peco:ここ1カ月くらいは、おやすみ前の歯みがきやトイレと同じ流れで、リビングで絵日記を描いてからベッドに行くようになりました。

Yuki:睡眠中の脳は、日中の出来事や学んだことを整理して、記憶すると言われています。眠る前に1日を振り返ってアウトプットすることで気持ちがリセットされて、良い睡眠に繋がっているようですね。

peco:他にも、眠りにつくまでの会話の中で、その日を振り返って褒めることを日課にしています。「お友達に親切にできて偉かったね」や「お手伝いをしてくれてありがとう」といった声掛けから始まって、「大好きだよ」、「おやすみ」までがセットです。この習慣は赤ちゃんの時からで、これから成長して別々に眠るようになっても、ずっと続けていきたいと思っています。

Yuki:行動を認めてポジティブな声掛けを積み重ねることで、子どもの自己肯定感はぐんぐん育まれるもの。同時に、pecoさんからの深い愛情も感じられて、安心して眠りにつける、素敵なルーティンですね。

「子どもにとっても私にとっても、一日のことを振り返るのは大切な時間です」とpecoさん

愛用のソファで過ごす私だけの至福の時間

子どもが寝た後の一人時間は、どのように過ごしていますか?

peco:子どもと一緒につい眠りに落ちてしまうこともあるのですが、無事に乗り切れたら、定位置のソファに腰掛けて、余白の時間を過ごしています。イケアのエークトルプは、広い座面と吸い込まれるような座り心地で、リピ買いするほどお気に入りです。気になっていた動画を見たり、愛犬に癒されたりしているうち、あまりの心地よさにそのまま「ながら寝落ち」してしまうことも…。

Yuki:不自然な体勢のまま眠ると、首や腰に負担が掛かって、血流が滞ってしまう可能性も。日中の疲れをしっかりリセットするためにも、自分に合った寝具で寝たいものです。

peco:自分のことが後回しになってしまわないように、大人も日頃から睡眠の質を上げることが大切ですね。

親子のスキンシップが眠りの扉を開いてくれる

子どもが眠ってくれない時は、どうしていますか?

peco:子どもが大きくなってからはあまりしなくなったのですが、ちょうどアイマスクの要領で、私の手のひらを子どもの閉じたまぶたの上に優しく置くと、安心するようです。少し前は、ほっぺに沿って手を添えるだけで、すっと眠ってくれました。抱っこでしか寝ついてくれなかった赤ちゃん時代を振り返ると、互いの肌が触れる面積は、成長とともに自然と少なくなっていますね。

Yuki:スキンシップによって愛情ホルモンが促されて、幸せな気持ちで眠りにつけているのかもしれません。眠りを通して子どもの成長を感じられるのは、大きな喜びですよね。

peco:イケアのベッドを愛用しているのですが、私も子どもとくっついて眠ると安心します。寝ている子どもの手を取って握ったり、一緒の布団にくるまったりして寝ると、眠れないということはあまりないですね。最近、子どもが「自分のベッドで寝てみたい」と言い始めて何度かトライしているのですが、寂しくなってまた戻ってくるので、ひとり寝はもう少し先かな? 子どもの歩幅に合わせながら、これからも成長を見守っていきたいと考えています。

イケア初のポッドキャスト番組 「pecoのワン、ツー、スリープ」が5月12日(月)から配信!

「眠り」をテーマに、イケア・ジャパンが今年3月からスタートした「いい明日は、いい寝心地から。」キャンペーン。そのイメージ動画に登場するpecoさんをホストに迎えたポッドキャスト限定番組はSpotify、Apple Podcast、Amazon Music、radikoなどのプラットフォームで配信中。睡眠課題の多い日本人に向け、快適な眠りのヒントを届けます。

第1回はゲストにEXILEの松本利夫さんが登場。pecoさんと理想の睡眠時間や睡眠環境について語り合います

配信日:
第1話 2025年5月12日(月)
第2話 2025年5月19日(月)
第3話 2025年5月26日(月)

配信プラットフォーム:
Spotify | https://open.spotify.com/intl-ja
Apple Podcast | https://www.apple.com/jp/apple-podcasts/
Amazon Music | https://music.amazon.co.jp/
Radiko | https://radiko.jp/

PROFILE●

peco(ぺこ)

1995年生まれ、大阪府出身。2024年ベストマザー賞受賞。原宿系カリスマ読者モデルとして注目され、メディアに登場する傍ら、ブランド「Tostalgic Clothing」のデザイナー兼プロデューサーも務める。育児や私生活を綴ったSNSも人気。

PROFILE●

Yuki(ゆうき)

イケア・ジャパンのSleepアンバサダー。長い販売経験の中で、多くの人の睡眠事情や悩みに向き合い培った知見を生かして、睡眠に関するさまざまな知識やアイデア、ソリューションを届けている。プライベートでは1児のパパ。

撮影/多田直子 ヘアメイク/megu スタイリスト/曽我一平 取材・文/白﨑寛子

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