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「卵の殻」捨てないで再利用!おしゃれなモザイクアートを自由研究に

「卵の殻」捨てないで再利用!おしゃれなモザイクアートを自由研究に

普段は捨てしまう「卵の殻」が、とてもステキなモザイクアートに生まれ変わります! 園児や小学生低学年のお子さんも楽しく取り組めるので、夏休みの自由研究にもおすすめです。

材料

・卵の殻(事前に洗って乾かし、絵の具で色づけたもの)
・A4サイズの額:1つ
・軽量粘土:2つ(今回は「ダイソー」の「ふわっと軽い粘土」を2つを使用 )
・木工用ボンド
・先のとがった割り箸や竹ひご
・空き容器
・筆

■point
卵の殻への色づけは、水性絵の具でOKです。ただ、殻を水溶きボンドで、粘土の表面に貼り付けるときに、水分で殻の色が落ちてしまうことがあります。
色落ちが気になる場合は、アクリル絵の具で色づけると、貼り付ける際の色落ちを防げます。

モザイクアートを創ってみよう!

1.額は、額縁枠・裏板(裏側の板)・面材(ガラスやアクリルなどの透明な板)のパーツに分ける
※「面材」は使用しないので、取り除いておく。

2.額縁枠に裏板をセットする

3.額の表面が上になるように置き、裏板部分全体に、木工用ボンドをまんべんなく塗る

4.軽量粘土を、ボンドを塗った裏板部分に伸ばすようにして貼り付ける

5.裏板全体が覆われるように軽量粘土を伸ばし、できるだけ平らな面になるようにする
※ダイソーの軽量粘土2つで、ちょうど裏板一面が覆えます。粘土の厚みは1cm弱程度

6.先のとがった割り箸や竹串などで、粘土の表面に下書きする

7.下書きに沿って、卵の殻をボンドで粘土の表面に貼り付ける

■point
木工用ボンドをそのまま使ってもOKですが、木工用ボンドを容器に入れ、水で溶いて「ボンド液」を作り、筆で塗りながら貼り付けるとやりやすいです。

■point
・下絵に沿って、殻を適当な大きさに割りながら貼り付けるとやりやすいです
・細かい部分は、指先ではなく割り箸の先などを使って貼り付けましょう
・殻は湾曲しているので、粘土の表面に指先で軽く押し付けるようにして貼り付けます
・貼り付ける際、殻が割れてしまっても、気にしないでOKです!

下書き部分に殻が貼り付けられたら完成です。

卵の殻の質感が、本物のモザイクタイルアートのようでステキですね。

■point
クリアタイプのラッカースプレー(100円ショップで手に入ります)などを吹き付けて、表面をコーティングしておくと、光沢が出てさらにきれいな仕上がりになります。

■point
粘土とボンドが完全に乾くまで、しっかりと乾かしましょう。

■point
A4サイズの作品を仕上がるには、根気と集中量が必要です。小さなお子さんの場合は小さめのサイズからトライするといいかもしれませんね。

卵の殻を割るのも楽しい!

小さなお子さんは、卵の殻を指先で割る感覚が大好き!「パリパリ」と割りながら、楽しんで取り組めます。また、殻が「カラカラ」と鳴る音も心地よく、いろいろな感覚が刺激される活動になります。
自分の好きなものをテーマにするのもいいですし、夏休みの思い出の一コマを表現した作品にしてもいいですね!

この記事を書いたライター

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又多実千恵さん

ハンドメイドが大好きな男児2人の母。生活の中にアートを取り入れることで、自らの手で何かを創造することの楽しさや、身の回りの物の美しさに気づくきっかけになればいいなという思いから、親子アートサークル「AtelierM」を主宰。アートスクール「Cosmic art Mira」のスタッフとしても活動中。

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