更新

自由研究にも◎「保冷剤」で芳香&消臭剤を手作り!

自由研究にも◎「保冷剤」で芳香&消臭剤を手作り!

冷蔵・冷凍品を購入した際についてくる保冷剤。次の出番がないまま、いつの間にか冷凍庫にたまっていたり、いらないからと捨てていませんか? ちょっと待ってください!
実は少し手を加えるだけで、おしゃれな消臭・芳香剤として再利用することができます。手軽に作れて、見た目にも涼やか。夏のインテリアにぴったりです。難しい作業がないので、低学年の自由研究にもおすすめですよ。

材料

・保冷剤(高吸水性ポリマー)※常温のもの:容器に入るくらいの量
・透明の容器(口が広いものが適しています)
・竹串(かき混ぜるもの スプーンなどでもOK)
・水性カラーペン
・アロマオイル(お好みで)
・デコレーションアイテム(貝殻やビー玉など)

作ってみよう!

1.容器の内側を、水性カラーペンで色づける。きちんと塗らなくてOK

2.保冷剤(高吸水性ポリマー)の袋を切り、中身を容器に入れる

3.竹串などの細長い棒でかき混ぜ、保冷剤をカラーペンのインクで染める

4.保冷剤に色がついたら、貝殻やビー玉などをのせてデコレーションする

【Point】
保冷剤の色を変え、何層か重ねる場合は、色付け用に別の容器を用意します。
一番の下の層にしたい色から色づけて、色づけた保冷剤を完成用の容器に移します。

【Point】
トップだけでなく、中に貝殻などを混ぜるようにしてもかわいいです。

5.お好みの香りのアロマオイルを数滴たらして、芳香剤の完成

保冷剤は消臭効果もあるのです!

芳香剤として作る場合は、アロマオイルを使用しますが、なければ消臭剤として使用できます。
保冷剤の主な成分は、水と高吸水性ポリマーです。高吸水性ポリマーは、においの成分を吸い寄せることで、消臭効果が得られるため、市販の消臭剤にも使われています。
なお、高吸水性ポリマーは、手で触れても人体に害はありませが、誤飲のないように十分注意してください。特に小さなお子さんがいるご家庭では、置き場所などに気をつけてくださいね。

【Point】
この消臭・芳香剤の効果は1週間~10日ほどです。乾いて、全体の量が減ってきたら取り換えのサインです。

難しい作業はまったくなく、小さなお子さんでも楽しんで取り組めます。とてもキレイな作品に仕上がるので、完成時の満足度も高く、私が主宰する親子アートサークルでもお子さんに大人気の創作活動です。
夏休みの自由研究として、いろいろな色や材料を組み合わせて作ってみるのもいいですね!

この記事を書いたライター

又多実千恵さんの画像

又多実千恵さん

ハンドメイドが大好きな男児2人の母。生活の中にアートを取り入れることで、自らの手で何かを創造することの楽しさや、身の回りの物の美しさに気づくきっかけになればいいなという思いから、親子アートサークル「AtelierM」を主宰。アートスクール「Cosmic art Mira」のスタッフとしても活動中。

ライター

学び・遊び・教育:新着記事

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌