キッチン収納は取り出しやすさではなく「掃除のしやすさ」を第一に考えるとうまくいく！こんまり流の片づけ術

掃除のしやすさを第一に考える理由

「キッチン収納」というと、料理がしやすいように「取り出しやすさ」が大切、と考える人が多いのではないでしょうか。実はこれは間違いなのです。

キッチンでは、水と油がつきもの。取り出しやすさを重視してシンク回りやコンロ回りにモノを置くと、そこをめがけて水や油がとんできて掃除が大変になります。なるべく表にモノを置かないことで、さっと拭けて簡単に綺麗をキープできるキッチンになります。

私自身、以前は調理ツールを壁にぶら下げたりコンロ回りに調味料を並べていたりした時期もありましたが、今は全て収納しています。掃除がしやすいピカピカのキッチンにいると、取り出す手間は全く気にならなくなります。

「モノがあふれているのに、表にモノを置かないなんて無理！」と思った人は、下記の手順で片づけると本当に残したいものが厳選されて収まるようになるので、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。

キッチンを片づける具体的な手順

キッチンの面積自体はそれほど広くなかったとしても、中のモノを全部出すとその量の多さに驚く人が多いです。3大カテゴリーごとに集めて、残すモノをときめくかどうかで選んでいきます。一つ一つを手に取って、「使っているかいないか」ではなく、「これから（も）使いたいか」で判断していきましょう。

キッチンにおける定位置の決め方

残すモノを選びきったら、定位置を決めます。

上記３大カテゴリーがそれぞれ分散しないように収納することで、何をどれ位持っているか把握しやすくなり、食品においては賞味期限の管理がしやすくなります。

定位置の決め方としては、

と、こんまり流では空間の性質を考えて定位置を決めることをおすすめしています。どこに何を収納するか迷った際は、空間の性質を考えて決めるとしっくりきます。キッチンはモノが多くて大変に感じるかもしれませんが、やりきった感動は大きく日々の快適さが倍増します。

最後にキッチンの片づけBefore&Afterを紹介しますね。

こちらのお客様は片づけたことでキッチンの綺麗をキープできるようになり、以前よりもキッチンに立つのが楽しくなったと話してくれました。毎日使うキッチンだからこそ、片づけで心ときめくキッチンをぜひかなえてくださいね。