もう濡れた長靴やレインコートで悩まない!玄関のレイングッズ収納アイデア

傘や長靴・レインコートなど、帰宅後濡れたままのレイングッズの扱いに困ったことはありませんか?干せる場所が少なかったり、片付けるタイミングも難しいですよね。そこで今回は、狭い玄関でも使える、濡れたレイングッズの一時置き場のアイデアを紹介します。
濡れたレイングッズの置き場所問題

雨の日の帰宅後は、濡れた傘やレインコート・長靴などで玄関がいっぱいになってしまいませんか?濡れた物は、収納場所に片付ける前にしっかりと乾かすのが基本。ですが、雨の日は外に干せませんし、家の中で干せる場所も限られています。そんなとき、なるべく家族の動線を邪魔せず干せる場所があるといいですよね。
例えば、広げて干したい傘やレインコートは、浴室の換気や乾燥機能を使って干すのも一案でしょう。また、浴室がすぐに使えない場合などには玄関にも一時置き場があると便利です。他にも、帰宅後の家族の動線を考えると適した干し場所や一時置き場があるかもしれません。なるべく早く乾かせるような方法を取り入れれば、湿気やにおいの悩みも減らせます。
玄関のレイングッズ一時置き場アイデア
傘の一時置き場
早く乾かすためになるべく広げて干しておきたい傘ですが、浴室や玄関のたたきなどをフル活用しても家族全員分を広げるのは難しい場合もあると思います。そんな時は、玄関のドアや壁を使って一時的に引っかけておける場所を作っておくと便利です。
磁石がくっつく素材の玄関ドアであれば、【マグネットタイプの壁掛け収納用品】を使えば省スペースで傘を掛けておくことができます。濡れた傘の表面を軽く拭いてから、ネームバンドをはずした状態で引っかけておくと乾きやすいです。

収納用品の例として、山崎実業のtower マグネットアンブレラハンガーは、耐荷重が2kgで乾いた傘なら3~4本程度掛けておくことができます。掛ける部分の端が切れているため、折り畳み傘のストラップも掛けられます。

tower マグネットアンブレラハンガー(税込2200円)

4本程度の傘が掛けられる
100円ショップにも、磁石でくっつく傘立てがあります。ダイソーのマグネットタイプ傘立てはパーツが上下2つに分かれており、通常は上部ホルダーに通した傘を下部ホルダーが支える形で使うアイテムです。上下のパーツの幅を変えれば色々な長さの傘に対応できます。耐荷重は約1kgです。

ダイソー マグネットタイプ傘立て(税込110円)

上下2つのパーツで傘を収納できる
上下のパーツを別々に使うこともできますが、傘の柄を掛けて干したい場合は、下部ホルダーの方がしっかり支えられるため適しています。(上部ホルダーだけだとずり落ちてきてしまいます。)上部ホルダー単体でも軽い物なら掛けておくことができますし、向きを変えてD型のハンガーとして使うこともできます。
レインコートの一時置き場
洗濯可能なレインコートは着用の度に洗濯するのが理想だそうですが、雨続きだとなかなかそうもいきません。とはいえカビなどが発生しても嫌ですし、着た後はその都度乾かしておきたいものです。
玄関で一時干ししたい場合は、ハンガーに掛けて、上で紹介したアンブレラハンガーに吊るしたり、強力マグネットフックに吊るしておく方法もあります。

玄関ドアに磁石がくっつかない場合は、なるべく省スペースな傘立てやラックを使う選択肢のほか、玄関の壁を活用する方法もあります。粘着タイプやピンタイプの壁掛け収納なら、壁にレイングッズの一時置き場を作ることができます。また、玄関にどこかつっぱり棒を使える場所があれば、S字フックなどと組み合わせて簡易的な干し場所を作ることもできます。
長靴の一時置き場
濡れたままの靴や長靴をそのまま置いておくと靴底が乾きづらく、濡れた床に汚れが残ってしまうのも心配ですよね。そんな時は、あらかじめ【玄関の一角に濡れ物ゾーン】を作っておくと役立ちます。
手軽な例としては、吸水素材を敷いておく方法があります。新聞紙やキッチンペーパー、吸水クロスや珪藻土マットなどさまざまな吸水素材の中から、自分が使いやすい物を選びましょう。新聞紙やキッチンペーパーなどのように、濡れた物の下に敷くだけでなく、靴の中に入れることで内側の湿気を吸収できるものもあります。中に入れた物は何度か交換しながら干すと乾きやすくなります。
玄関のたたきに直接吸水素材を置くのが気になる場合は、トレーの中に敷くという手もあります。靴の移動もトレーごとなのでしやすいです。

もう1つの例は、浮かせるタイプのシューズラックを使う方法です。浮かせることで靴底への通気性も確保しながら乾かすことができます。

ダイソー つっぱり棒用シューズラック(税込220円)

浮かせて干すので靴底も乾きやすい
ダイソーのつっぱり棒用シューズラックは本体の他につっぱり棒が2本必要で、つっぱり棒の長さを変えることでラックの幅を調節できます。下部が開いているため、床の掃除もしやすいです。この下に吸水素材を敷いてもいいと思います。使わない時は分解して収納できるのも便利です。

早く乾かすための工夫
どのレイングッズも、干す前に一度タオルなどで軽く拭いておくと乾くまでの時間が短縮され、カビやにおいの発生を抑えることができます。床や壁が濡れてしまった時のためにも、サッと拭き取れるタオル類を何枚か用意しておくと便利です。

また、空気が滞りがちな玄関では、サーキュレーターや扇風機で風の通り道を作るとさらに乾燥時間の短縮になります。

限られたスペースでもできる収納の工夫
狭い玄関など限られたスペースでの収納は、一時的に物が増えた時などは特に、床置きだけではどうしても対応しきれないことがあります。そんな時は今回紹介したようなドアや壁への引っ掛け収納や、必要に応じて出し入れできる収納などをぜひ活用してみてくださいね。