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家族みんなが使いやすく戻しやすい!細々した共用アイテムの迷子をなくす収納・管理術

提供:富士住建

家族みんなが使いやすく戻しやすい!細々した共用アイテムの迷子をなくす収納・管理術

ハサミ・爪切り・充電器など、家族が共用で使う細かな日用品がいつの間にかどこかへ行ってしまった…なんてことはありませんか?そんな「迷子になりがちなモノ」を探す手間やイライラを減らし、家族みんなが使いやすく、片付けやすくするアイデアを紹介します。

家族が使う場所に合わせた置き場所選び

使いやすく戻しやすい収納の基本は、【モノは使う場所の近くに置くこと】です。家族で共用するアイテムも、みんながよく使う場所の近くを定位置に決めると便利で、収納場所が使ったあとにすぐ戻せる距離であればあるほど使った人が戻しやすく、物が迷子になりづらくなります。

ただ、すぐ近くに収納できる場所がなかったり、人によって使う場所が違ったりと、どこに置こうか迷うような場合は、リビングの一角に【共用アイテムコーナー】を作るのもおすすめ。定位置を1か所にまとめておくことで、「あれどこいった?」を減らすことができます。リビング周りの備え付け収納や、テレビ台・チェスト・ラックなどを必要に応じて活用しましょう。

出し入れしやすい収納の作り方

子どもも大人も使う物ほど、出し入れが簡単な収納にしておくことも大事なポイントです。物を取り出すまでに開ける扉・引き出し・フタの数が少なければ少ないほど、出し入れは簡単になります。

また、収納の中の仕組みがわかりづらいと、物を出しっぱなしにする原因にもなってしまいます。出し入れしやすい仕組みを作るためのポイントは、【適度に仕切る】【関連する物を近くに入れる】【物同士をなるべく重ねない】ことです。

それぞれの収納場所や収納したい物に合わせたアレンジが必要ですが、家にある物で対応できることも多いので、まずは一度作ってみましょう。使っていくうちにより使いやすい形が見えてきたら、その都度作り替えていくようにします。

浅めの引き出しを空き箱で仕切って収納した例

深めの引き出しには立てて収納すると見やすい

使う頻度が特に高い物は、すぐに取り出せるワンアクション収納にしておくのも1つの手です。出しっぱなしでもごちゃつきが目立たない、インテリアに合った収納ケースや、場所を移動しやすい持ち手付きのボックスなどにまとめておくと便利です。

テーブルの脇に毎日使う文房具類を収納

ラベリングで家族みんなにわかりやすく

収納の中に何が入っているのかを家族に共有するため、ラベリングを活用するのもおすすめです。引き出しや収納ボックスの外側にラベルを貼るのはもちろん、浅めの収納ボックスの底に入れる物の名前を貼っておいて、中に戻す物をわかりやすくする、といった使い方もできます。

子どもも一緒に使う物はひらがな表記にしたり、イラストや写真のラベルを使うのもいいですね。ラベルライターで印字したものだけでなく、マスキングテープやふせんなどに手書きすれば、簡単にラベルを作成することができますよ。

衛生用品や薬類の収納

電池や工具類の収納

収納の中には詰め込み過ぎない

便利な場所にある収納にはついつい何でも入れたくなってしまいますが、せっかく作った出し入れしやすい仕組みも中がぎゅうぎゅうに詰まっていては、使いやすさから遠ざかってしまいます。収納の中で物が迷子になってしまわないためにも、定期的に中身の見直しができるとベストです。特に、家族の共用アイテムは細々としていて種類も多いため、「1軍だけを残す」という意識で、よく使う物だけにしぼって収納すると使いやすくなりますよ。

まとめ

家族の共用アイテムは、【誰でも使える・戻せる収納】がストレスを減らします。「どこにある?」を減らすためには、【定位置+共有】がカギ。家族みんなで収納を管理していくことは、子どもにお片付け習慣を身につけてもらう良い機会にもなります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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整理収納アドバイザー ぽりこ

小5男子と中2女子の2児の母。楽して片付く暮らしやすい家をめざして日々研究中です。

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