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子どもの思い出品はどうする?未来の力に変えるこんまり®メソッドによる片づけ法

こんまり®メソッドは片づけがスムーズに進む順番が「衣類→本→書類→小物→思い出品」と体系化されています。今回は思い出品の片づけについて。
思い出品を片づける目的とは?
いよいよ片づけ祭りの総決算、思い出品の片づけです。
思い出品は「残す」「手放す」の判断が一番難しいため、片づけ祭りの最後に取り組みます。思い出品の片づけで大切なことは、自分の判断力を信じること。衣類→本→書類→小物とこれまで膨大な数のものと向き合って磨かれた、自分のときめきの感覚を信じて取り組みましょう。
「子どもにまつわる思い出品が成長と共にどんどん増えて、どうしたら良いかわからない」とお悩みの人も多いと思います。思い出品を片づける目的は無理に減らすことではなく、残した思い出品を未来に活かせるようにすること。思い出品からもらえるパワーは、大人も子どもも絶大です!この機会にいつでも振り返ることができる状態にしましょう。

思い出品を片づける具体的な手順
- 思い出品を種類ごと(学生時代のもの、結婚式のもの、手帳類、写真等)に1カ所に集める
- ときめきで残すモノを選ぶ
思い出品は、文字通り「思いを出す」もの。「このとき頑張ったから今の自分がある」等、ポジティブな思いが蘇るものは残します。逆に「このときはつらかったな…」等、ネガティブな思いが蘇るようであれば、感謝の気持ちを込めて手放しましょう。
また、「これはなんで取ってあるんだろう」と何の感情もわかないものも、今の自分には必要ないと判断して手放します。過去に片をつけることは、人生をさらに前に進めることになります。
「今の自分、そしてこれからの自分を幸せにしてくれるものを選ぶ」という気持ちで、極上の思い出品を選んでみてくださいね。そうして残した思い出品は、後々たくさんのパワーを生み出してくれる宝物になります。
子どもにまつわる思い出品はどうする?
子どもにまつわる思い出品はとくに選ぶのが難しく感じるかもしれませんが、漫然と全てを残しても振り返ることが難しくなります。
まずはときめく「量」を決めることがおすすめです。「どれ位の量だったら振り返りやすいかな?」と心地良く感じる量を、自分の家の収納の空き具合と相談しながら決めましょう。
量を決めたら、子どもごとにボックス等にまとめておくと振り返りやすくなります。また「ここに収まるまで」とすることで、成長と共に増えた際も厳選がしやすくなります。

まとめた思い出品は誕生日のタイミングで一緒に見たり、子どもが自分で見て楽しんだりしているときもあります。

思い出品の片づけに取組まれたお客様からは、「子どもと成長を振り返る時間を持てるようになりました」「久しぶりに卒園した先生からのお手紙を読んで、子どもが感動して泣いていました」というお声をいただいています。
思い出品は厳選してまとめておくことで、ときめく時間を生み出すものになります。こんまりメソッドで片づけて、ぜひ思い出品を未来の力に変えていってくださいね。
次回、片づけを終えたあとの暮らしについてお伝えします



























