公開 :
片づけはゴールじゃない!「私だけが頑張る状態」を手放してモノを選択する力を磨く「こんまり®メソッド」の片づけ術

これまで、こんまりメソッドによる片づけの手順を、順を追ってお伝えさせていただきました。今回は片づけを終えた後の暮らし、片づけをする前と後ではどのような変化があったのかを紹介します。
「私だけが頑張る状態」を手放せたことによる変化
以前の私は、子どもが寝た後や、夫と子どもが出かけているタイミングを見計らって、ひとりで家を片づけていました。けれど、そのような時間が取れないと部屋は散らかったまま…。せっかくの貴重な「自分時間」を片づけに費やすことにも、イライラを感じていました。
それがこんまりメソッドによる片づけを終えて「どこに何を戻すか」がわかりやすくなったことで、家族みんなで自然に片づけられるようになりました。さらに、片づいた家は子どもの自立や夫との家事シェアにもつながり、これまで「私がやらなきゃ」と抱え込んでいたことをどんどん手放せるように。それによって生まれた心の余白は、「追われる日々」から「子どもの成長を味わう日々」へと変えてくれました。

モノを選ぶ力がときめく人生を選ぶ力に
これまでのコラムで、こんまりメソッドは「捨てるモノ」ではなく「残すモノ」を選ぶ片づけ法だと紹介しました。 その基準となるのが「ときめくかどうか」。この「ときめき」とは、AIには判断できない、まさに自分の価値観そのものです。人生は選択の連続。片づけを通して「ときめきで選ぶ力」を磨くとことは、自分にとっての幸せな人生を選び取る力へとつながっていきます。
私自身も日常生活の小さな選択から、仕事を変えるような大きな選択まで、周りの声や世間体にとらわれない「自分のときめき」を少しずつ大切にできるようになっていきました。その積み重ねは、気づけば家族にも前向きな変化をもたらしていると感じます。自分らしい選択を重ねることは、自分だけではなく周りの人の幸せにもつながっていくのだと実感しています。

家の環境は変えることができる
&あんふぁん読者の皆さんは育児の真っ最中で、なかなか家の片づけに手が回らないのが現状ではないでしょうか。 私自身もそうでしたし、片づけはしてもしなくても生活はできるので、後回しになるのは当然だと思います。
けれど実際にこんまりメソッドで片づけてみると、その後の暮らしがぐんとラクになるだけではなく、人生の選択までも変わり、家族も前向きな気持ちで過ごせるようになりました。想像していた以上に、片づけが与えてくれる効果は大きかったのです。
しかも片づけの良いところは、特別なことではなく誰にでも取り組めるという点です。人間関係など相手がある悩みはコントロールが難しい面もありますが、モノが相手の片づけは自分で変えることができます。
だからこそ、片づけは自分を、そして家族をさらにときめく暮らしに導いてくれる、一番身近で優しい方法なのだと思います。

もしひとりでは片づけは難しいと感じたら、プロに頼るという選択肢があることを紹介させてください。こんまりメソッドによる片づけをサポートするコンサルタントは全国にいるので、公式サイトから自宅近くのコンサルタントを検索することができます。無料相談もありますので、必要なときはぜひ活用してみてくださいね。
-
リンク一覧
片づけは、あなたとご家族の毎日をさらにときめかせてくれるはずです。応援しています!