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100均手ぬぐいで作る「あずま袋」の作り方。直線縫い4回だけ

100均手ぬぐいで作る「あずま袋」の作り方。直線縫い4回だけ

100円ショップで手に入る手ぬぐいを使った、とても簡単な「あずま袋(マチ付)」の作り方を紹介します。和風な絵柄で作れば、夏の浴衣の装いにピッタリです。直線縫い(手縫いOK)を4回するだけ。10分程で完成します。

今回は端処理済みの87cm×35cmの手ぬぐいを使って作りました。

※端処理がされておらず切りっぱなしの場合、そのままだとほつれてくるので、周囲の端を5mmくらいの幅で三つ折り縫いしておきます

作り方

1.手ぬぐいの表側を上にして横長に広げる

2.手ぬぐいを3等分し、左右の端を内側に向かって折り重ねる

右端 → 左端の順に折り重ねる

手ぬぐいが折り重なり、1/3の幅になっている状態

3.左端の折り重ねたところを一旦開く。右端の折った部分をマチ針で留め、下の部分(下図赤線)を縫い代8mmくらいで縫う

縫えた状態

4.先程縫った右端の重なり部分の上部左角を、右下に向かって三角形に折る(下図参照)

5.その上に、左端を折り重ねる

折り重ねた状態

6.折り重ねた上部(下図赤線)を、縫い代8mmくらいで縫う

7.右角は、右端を三角に折り込んでいる部分(下図参照)と重なりますが、三角に折り込まれている布は縫い込まないようにする

8.ミシンで縫う際は、三角に織り込まれている布を広げるようにして、縫い込まないように気を付ける

縫えた状態

9.左端の折り重ねた部分を開いて戻し、左端の角と右端の三角に織り込んだ角(下図赤い星マーク)部分をつまんで広げる

広げるとこのような状態に

10.ひっくり返して、布を外表にしたら「あずま袋(マチなし)」の完成

左右の端(下図赤い星マーク)を結んで、持ち手にして使う

端を結ぶと、このような感じ

※この状態だと底部分の幅が広く、中に入れた物の納まりがあまりよくないので、「マチ」を作ります

11.改めてひっくり返して、中表の状態にする

12.左右の持ち手部分の布がズレないように、ピッタリと重なり合うように折る

13.持ち手部分の布が重なるように折れたら、ズレないように中央部分をマチ針で留めておく(下図参照)

14.袋状になった内側に手を入れ、底部分の角を開くように広げる

15.角を引っ張るようにして、三角形にする

16.三角形の頂点から5cmくらいのところを縫う(下図赤線部分)

縫えた状態

この部分を縫うことで「マチ」ができる

17.反対側の底部分の角も同じように縫う。持ち手部分を上に持ち上げると、下図赤線部分が縫ってある状態になる

このような感じ

18.ひっくり返して外表にしたら、「マチ付きあずま袋」の完成

持ち手部分を結ぶと、このような感じ

これからのシーズン、浴衣の装いに合わせて持つと、とてもかわいいですよ。また、お弁当箱袋として使ってもいいですね。

とにかく簡単!あっという間に作れます。手縫いでも苦にならないくらい、縫う部分が少ないので、手芸から遠ざかっている人にもおすすめです!

※結び目を持ち手としているため、結び目が緩むと袋が落ちてしまったり、中に入れているものが出てしまったりする危険性があります。持ち歩く際は特に、しっかりと固結びしておきましょう。小さな子どもが持つ際は、大人がフォローしてあげてくださいね

※あずま袋は、縦と横の長さが1:3の布で作るのが一般的ですが、今回は既成の手ぬぐいの長さを変えずに、そのまま使って作りました。そのため、少し歪みが生じますが、あずま袋として使用する上での支障はありません

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