STOP!自転車のロングスカート巻き込まれ事故。検証の末、編み出した防止策とグッズはコレ
ロングスカートが自転車に巻き込まれてしまった経験ありませんか?スカートに黒い汚れが付き、洗濯をしても落ちず、挟まれた部分が切れてしまうことも。そんな悲しい思いをしないために、巻き込まれ防止策を考えてみました。
ロングスカートが自転車に巻き込まれると…
夏はヒラヒラのスカートが涼しそうでついつい着てしまう私。そして、そのまま自転車に乗り、左側がよく巻き込まれるイメージだったので、左側のスカートを手で押さえていました。
…ところが!右側のスカートが後輪に巻き込まれてしまいました…(涙)
前に進めば余計絡まり、後ろに下がってもすでにぎゅっと絡まっていて、なかなか外せません。猛暑の中、10分以上外せず、娘にハサミを持ってきてもらおうと思った瞬間、ようやく外すことができました。
結果、見るも無残…。スカートは切れ、自転車の黒い油汚れが付いてしまいました。薄手の生地の場合、厚手の生地が巻き込まれたときよりも、絡まった感覚が少なく、進んでしまうことも。とても危険なので、注意が必要です。
自転車ドレスガード
「自転車 スカート 巻き込まれ」で検索して見つけたのが、「自転車ドレスガード」というもの。後輪に付けるカバーのようなものです。値段は1500円くらいからありました。こういった商品を購入するのもひとつの手だと思いますが、もっと手軽に防止できる方法がないか、いろいろ試してみました。
【検証1】洗濯バサミ
洗濯バサミで挟んで留めてみる
見た目がイマイチですが、あまり開かないスカートなら十分かと。
利点はステンレスの洗濯バサミなら、錆びにくいし、自転車に付けっぱなしでも大丈夫なところです。
【検証2】カーテンクリップとヘアクリップ
夏っぽくておしゃれ。ただしクリップの先がギザギザしているので、薄い生地は傷めてしまいます。マスキングテープで、ギザギザをカバーして使ってみました。
スカートのヒラヒラが多くても、しっかり挟んでくれます。洗濯バサミよりもしっかりと。
ギュッとまとめて挟んでみました。
スカートを広げたときの幅が広くないものは、ヘアクリップでも十分留まりました。
カーテンクリップとヘアクリップは、見た目が洗濯バサミよりオシャレで、挟む力もありました。
【検証3】シュシュ
ヘアゴムでもいいのですが、ヘアゴムは外したときに、シワになってしまうことも。シュシュの輪の大きさにもよりますが、一重で留まり、シワになりにくいです。
【検証4】超強力マグネット
「もっと目立たなくスカートを留められるものはないか?」と思っていたときに見つけたのが、超強力マグネット。
「超強力」と書いてあるだけあって、一度くっついたら離れません。外すときは、スライドさせます。
もちろん、自転車にもくっつきます。洗濯バサミ同様、自転車に付けておけるのはいいところ。目立たないのでそのままでもいいですが、ひと手間加えてかわいくしてみました。
ボンドや強力両面テープで、マグネットにくっつければ完成です。2つのマグネットがくっつくように調整してくださいね(※+と-に注意)。
スカートにつけても目立ちません。でも、小さくて少し扱いにくいのが難点。慣れれば大丈夫そうですが…。
【検証5】後ろで結ぶ&後ろで留める
これは、ヒラヒラが多い幅広のスカートのみですが、後ろで結んじゃうのもありかなと。
結べるくらいヒラヒラしてないとできませんが、結構いいです。クリップでも簡単に留められます。
【検証6】乗る前のワンアクション
自転車に乗るときにスカートを広げて、お尻の下に入れ込む方法。でも、左右折り込んで乗り込むのは大変です。そこで、片方だけでもしっかり入れ込むと、かなりの範囲のスカートをお尻の下に入れ込むことができます。
右側はこれで大丈夫。あとは、左側をクリップやマグネットで留めます。
広がりが少ないスカートは、この座り方だけで、十分巻き込まれを防ぐことができます!
【検証7】クリップやマグネットの位置
【検証6】までの中でクリップやマグネット、洗濯バサミで、スカート巻き込まれ防止ができそうな感じがわかったと思います。ただ、巻き込まれなくても、特に薄い生地の場合はめくれやすいです。結局、片手で押さえなくてはいけないことになってしまいがちです。
膝上までめくれちゃうと、ちょっと恥ずかしいです。そこで、なるべくスカートのすそ近くで留めた方が、めくれにくいのかなと。
実際試してみたら、ウエストに近い位置で留めるより、裾に近い位置で留めた方がめくれにくかったです。
おすすめは【検証6】
いろいろ試してみた結果、【検証6】が一番巻き込まれにくく、めくれにくいと感じました。【検証5】もなかなかいいですよ。
タイトスカートの状態を作り出すのがベストです。
【検証6】の乗り方には、クリップやマグネットが簡単かと思います。クリップなどがない場合は、スカートの左側のヒラヒラも、お尻の下に入れ込むと巻き込まれません。【検証5】でめくれが気になるときは、マグネットでカバー。
マグネットで、スカートの前と後ろを留めてしまいます。キュロットのようにすると、めくれも少し軽減しますし、下着が見えることもありません。
まとめ
子育てをしながらの自転車、わが家の場合は「足」っといっても、大げさじゃないくらいの存在です。自転車に巻き込まれたくないなら、スカートを履かない。それが一番安全で楽ですが、子育て中もオシャレをしたい。スカートも履きたいですよね。
だけど、お気に入りのスカートをこれ以上ダメにしたくない!
自転車の油汚れが付いちゃって、ダメにしなった洋服、実は結構あります。…悲しいです。もうスカートをダメにしないために、いろいろと試してみました。ここに挙げたもの以外も試しましたが、あまりおすすめめできるものではありませんでした。私は【検証6】で乗るようにしています。
はじめに載せた写真のスカートは、裾とウエストを直し、娘のスカートにしました。娘のお気に入りです。