粉ふるいのプチストレスが解消!100均の多機能スプーン2種を比較
小麦粉などの粉をまぶすときって、茶こしを使えばきれいにできるけれど、やや面倒。計った計量スプーンのまま少しずつふりかけるのもイマイチ…。こんなプチストレスを解消してくれる商品を2種類発見!使い勝手や用途例をご紹介します。
粉ふるいのプチストレス
料理中、粉モノを食材全体に薄く均等にまぶしたい機会がよくありますよね。
私は基本的に手間と洗い物を最小限にしたいので、ビニール袋に食材と粉を入れて混ぜることが多いです。とり肉に小麦粉をまぶすときも、わざわざ茶こしなどの道具は使いません。
困るのは“ビニール袋が使えない”食材。切り身魚やソテー肉のような、袋の中で振ってまぶす方法では型崩れやまぶしのもれが気になるもの。
粉を出したスプーンで少しずつふりかけても結局、最後に手で均一にする手間がかかります。
また、食材に軽く塩をまぶすとき、指でつまんでパラパラっとかけていましたが、まぶした後、その指を洗ってふく手間と、流す分がもったいないことがプチストレスでした。
計量と粉ふるいができる多機能スプーン
そんなときに100均で見つけたこの2つの商品。見事にプチストレスを解消してくれました。「粉ふるいスプーン」と「すりきり計量スプーン」です。
100均にさまざまな計量スプーンは売っていますが、この2つに共通するのは「粉ふるい機能」と「デザインの良さ」!
両者を兼ね備えたものはそれまで見かけたことがなく、しかもどちらも色や形がシンプルでインテリアになじみやすく、1つで2役もこなしてくれるお役立ち商品なんです。
2商品の使い勝手を比較
似た商品だけに、どちらを買おうか悩みますよね。両方使ってみて分かった、使い勝手の違いや向き不向きをご紹介します。
「粉ふるいスプーン」の良いところ
- まぶしやすい!
一番はこれ!サイズが大きく、まぶすときの持ち方が茶こしなどと同じが理由でしょう。「すりきり計量スプーン」は網目がスプーンをぴったり覆っていて、スプーンをひっくり返して振るので、粉がやや落ちづらかったです。
粉が落ちにくいときはどちらもスプーンをトントンとたたきますが、そのときも「粉ふるいスプーン」の方がやりやすかったです。
そのため、広範囲に大量にまぶすときはこちらの方がよりストレスが少ないでしょう。
- つるして収納できる
穴があるので、おたまやフライ返しのように上につるせます。
そのため、複数の粉物にスプーン1つを使い回したい、使った都度洗いたい、という場合はこちらの「粉ふるいスプーン」が収納面で使い勝手が良いです。
「すりきり計量スプーン」の良いところ
- よりきっちり計量できる
何より「すりきり」ができるので、計量用途でも使えます。
すりきり板を開いてすくい、
すりきり板をスライドして、ひっくり返して振る、という使い方。
計量してまぶすときはもちろん、計量だけの用途としても役立つので、単に計量スプーンとしても有益です。
対して「粉ふるいスプーン」の方。こちらにも「大さじの目安」は付いているので、ざっくり計る分には問題ないです。
ただ目安通りにぴったりには入れづらいので、計量誤差が困るものには向きませんね。
- 容器に入れたままにできる
サイズが小さいので、粉物の収納容器に一緒に入れられます。「粉ふるいスプーン」も容器サイズに余裕があれば入るでしょうが、わが家の容器には入りませんでした。
都度洗わなくて良い、むしろ入れたままにしたい場合、「すりきり計量スプーン」の方が便利です。
わが家の用途例
各スプーンの向き不向きと、それぞれの粉のよくある使い方をふまえて、わが家ではこう使い分けることにしました。
「粉ふるいスプーン」
こちらは、「小麦粉」「かたくり粉」用に。これらを肉や魚に広範囲にまぶす用途に一番使い勝手が良いので、おたまと同列でつるして複数の粉物に使い回しています。
計量はざっくりで事足りますし、支障ないです。お菓子作りをする人なら、粉砂糖やココアパウダーにも使えますね。
「すりきり計量スプーン」大さじ
これは使ううちに変わるかもしれませんが、今のところ「小麦粉」容器に一緒に入れています。ビニール袋に食材と粉を入れてまぶす際に使います。
「かたくり粉」や他の粉でも使えそうですが、わが家では「小麦粉」が一番使いそうなので。
「すりきり計量スプーン」小さじ
「塩」容器に一緒に入れています。「大さじ」より「小さじ」で計ることが多い粉一番は塩だったのと、まぶす用途にもよく使うからです。
通常の計量時はもちろん、トマトやスイカにまぶすときなどに手軽で良いです。
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