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提供:住友ゴム

家具対策や備蓄、家を建てる前までCheck

地震に備えてやっておきたい
のポイント

いつやってくるか分からない地震への不安。とはいえ、どんな「備え」をすればいいのかわからない…という人も多いのでは。今回、あんふぁん読者に「おうちの地震対策」について聞きました。実際に地震を経験した人がやっている「備え」など、リアルなヒントが散りばめられていますよ。
※あんふぁんWeb会員へ2021年3月11日~17日にアンケートを実施。有効回答数754

気になる「家の耐震性」、とはいえ重視する順位は第6位!?

あなたが今の家を決めるときに重視したことを教えてください(複数回答)

  • 1位   価格・・・・・・・・・・・・・70.2%
  • 2位   間取り・動線・・・・・55.2%
  • 3位   周りの利便性・・・・・50.5%
  • 4位   駅からの距離・・・・・45.6%
  • 5位   広さ・・・・・・・・・・・・・36.9%
  • 6位   耐震性・・・・・・・・・・・31.4%
  • 7位   住宅の設備・・・・・・・29.4%

「家を決めるときに、地震についてどの程度意識をしましたか?」という質問には、「とても意識した」26.0%、「やや意識した」45.5%と計7割が回答しています。ただ実際に、「家を決めるときに重視したこと」について聞くと、「耐震性」を上げた人は約3割で第6位。やはり価格や住み心地など、分かりやすい部分に目が行きがちな様子がわかります。

地震対策としてあなたが行っている、
または行ったことを教えてください(複数回答)

コロナ禍ということもあり、在宅非難が選択肢の一つとして話題になる中、「食料・飲料の備蓄」は約7割の人が行っています。一方で、地震発生時に重要な、「避難場所・経路を確認」「家具の固定」「家族で安否確認の方法を決めておく」といったことを行えている人は半数以下。「耐震・制震・免震機能を取り入れた」14.5%、「耐震診断を行った」6.2%など、家自体への対策ができている人はごく少数のようです。

過去の体験を生かして、「私たちはこんな地震対策をしています」

自宅にいるときに地震にあった経験がある人は85.4%にのぼります。実際に怖い思いをした経験から、今行っている地震への備えについて聞きました。

「着替えやおやつなど子ども用の備えを万全に」 (福岡市、39歳)

熊本地震のときは、生まれたばかりの子どもを抱っこして、ただ座り込むことしかできませんでした。現在は子ども用の備えとして、おむつ、着替え、おやつなどを非常用リュックに入れ、玄関にはヘルメット、抱っこ紐を置いています。非常用リュックにはチャックに防犯ブザーとホイッスルをつけて、両脇のポケットには軍手を何組か用意。また、わが家はアウトドア一家なので、キャンプ道具を非常時には活用できるように定期的に点検しています。

玄関には子ども用のヘルメットを用意

リュックに入れている防災グッズ

「足を怪我しないように寝室にスリッパを設置」 (東京都、34歳)

東日本大震災では食器棚が倒れて皿が割れ、さらに停電で周りが見えずに足を怪我してしまいました。その教訓を受け、今は全部の棚の固定し、寝室にスリッパを設置。防災グッズを入れたリュックをリビングに置いています。在宅避難用に、カップラーメンなど保存しやすいものを備蓄しています。

「食器棚にテグスを張って落ちにくいように工夫」 (大阪府、41歳)

阪神・淡路大震災では食器棚のグラスが落ち、ほぼ割れてしまいました。また、ガス・水道が使えなくなり、飲料水や調理せずに食べれるものをストックしておくべきだったと反省。現在では、棚の固定はもちろん、棚の中も食器の高さに合わせてテグスを張り、手前に落ちにくいように工夫しています。普段から飲料水・非常食もストック。おかげで、大阪府北部地震のときは棚の中の被害も最小限で、飲料水・食料に困らずに済みました。

テグスのおかげで食器の被害も最小限に

引き伸ばすとランタン型になって部屋を明るく照らせます

「部屋を明るく照らせるライトを枕元に」 (千葉県、38歳)

昨年あった震度3程度の地震で少しの間停電になり、夜間だったので子どもたちが怖がりパニックに。そこで、今は枕元に懐中電灯を置いて寝ています。食料や水、携帯式トイレなどは押し入れの取り出しやすい場所に保管。カセットコンロのガスボンベや乾電池なども多めに置いています。

「海が近いので自宅に屋上を作りました」 (大阪府、44歳)

子どもたちには、非常食よりも普段から好んで食べているものが良いという避難所経験のある方の話を聞き、飲むゼリーを常に10個ほど置いて普段からおやつにしてローリングストックを実践。緊急用ライト、電池、軍手が入った袋を寝室につながった廊下に設置しています。また、海が近いので、津波対策として自宅に屋上を作りました。

屋上では子どもが星や月の観察をすることも

家を建てる前に備えておきたい「制震」設備

地震への備えを万全にするために、何より「家」自体に対策をしっかりとしておきたいもの。住友ゴムの地震エネルギーを吸収する制震ユニット「MIRAIE(ミライエ)」を採用後に、熊本地震を経験した熊本市在住の夫婦に話を聞きました。

自宅はコップが一つ落ちた程度。周囲の被害の大きさをニュースで知って驚きました

家を建てる際に、「大きな地震が起こったときに、家族を守ってくれるものを」と「MIRAIE」を導入。その後すぐに熊本地震が起きたのですが、自宅はカップボードのコップが1個落ちて割れただけ…。ほぼ被害はありませんでした。大きな余震が続くうちに「あ、この家は大丈夫だ」と実感。隣の実家の両親にも、しばらくうちに避難してもらいました。子どもたちには、「お父さんがすごい家を作ってくれたから大丈夫だよ」と話しています。

MIRAIEを採用したきっかけは?

住み続けられる可能性が高い「制震」システム

「制震」の特徴について、あなたが知っていることは?(複数回答)

「制震」システムの特徴についての知識は、「揺れ幅を低減する」が50%を超えているほかは、半数以上の人が「知らない」と回答。家へのダメージが少なくので住み続けられる可能性が高いこと、比較的コストが安いことなどは、チェックしておきたいポイントですよね。

「耐震」と「制震」の違いって?

「耐震」と「制震」はどういった仕組みになっていて、どんな効果が期待されるのでしょうか? それぞれのポイントを理解した上で、自宅を建てる際には上手に取り入れたいですね。

耐震

建物の強度を上げる地震対策。建物が地震エネルギーを全て受け止めて耐えようとするため、地震によっては構造躯体へのダメージが大きく、余震や後の大地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があります。

制震(MIRAIE)

地震エネルギーを吸収するシステムです。 建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。

住友ゴムの制震ユニット「MIRAIE」で家族を守ろう

2000年施行の新しい耐震基準をベースに作られた住宅は、震度6強クラスの大きな地震でも、1回では倒壊しないように設計されています。ただこの耐震基準は、本震から住宅を守ることを想定。その後の繰り返す地震までは考慮されていないケースも。もし本震で住宅の構造躯体がダメージを受けていれば、それに続く地震の規模や回数によっては倒壊する可能性も。それを防ぐために、住友ゴムの制震ユニット「MIRAIE」では、下記の3つの地震の脅威に対応しています。

  • 「強い揺れ」に強い

    熊本地震では、前震(震度7)の2日後、本震(震度7)が発生し、3日間にわたって震度6弱以上の余震が計5回発生しました。「MIRAIE」では、震度7の加振に対して揺れ幅を最大95%低減(※1)することができます。

    ※1 2017年1月京都大学防災研究所でのMIRAIE軸組を使用した実大実験の結果による。

  • 「繰り返す揺れ」に強い

    熊本地震では、2カ月で1700回を超える有感地震が発生。震度5を超える余震も多く、ダメージを受けた建物がその後の地震によって、倒壊に至ったケースも少なくありません。「MIRAIE」では、家自体へのダメージが少ない分、繰り返す揺れにも強いといえます。

  • 「共振現象(キラーパルス)」に対応

    小さな揺れが建物と共鳴する共振現象(キラーパルス)により、建物に大きな被害や倒壊をもたらすことがあります。特に阪神・淡路大震災ではキラーパルスにより、多くの家が全壊などの甚大な損傷を受けました。「MIRAIE」は地震による住宅の揺れ幅を大幅に低減するため、キラーパルスに対しても効果が発揮されます。

    ※写真提供:神戸市

「MIRAIE」はどんな振動に耐えられるの?

地震に備えてやっておけばよかった
つのポイント

  • 家自体を地震に強い構造にする
  • 家具を固定する
  • 地震発生時に必要なアイテムをそろえておく
  • 在宅避難に備えて食料・飲料を備蓄する

家族を地震から守ってくれる家は心強いもの。万一に備えて、家自体をしっかりと地震に強い構造にしたうえで、家具の固定や非常用アイテムの準備、食品・飲料のストックなどを実践したいですね。

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応募締め切り:2021年5月9日(日)

問い合わせ 住友ゴム工業株式会社 制振ビジネスチーム TEL 079-456-5383 受付時間/8:30~17:00 休日/土・日曜、祝日 https://miraie.srigroup.co.jp/

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