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ペーパー芯で「ミニ門松」作り。手作りのお正月飾りで福を呼び込もう!
門松は幸せをもたらす、神様を迷うことなく家に迎え入れるための目印のようなものです。お正月は新しい一年が始まるおめでたい日。捨ててしまうだけのペーパー芯を利用して、親子でカワイイお正月飾りを作ってみませんか。
門松作りの材料、道具
□トイレットペーパーの芯:6つ
□グリーン系のラッピングペーパー(折り紙でも可)
□紙カップ:2つ(お菓子のカップなどでも可)
□ハサミ、スティックのり、定規、両面テープ、麻ひも
門松の作り方
1.トイレットペーパーの芯にスティックのりでグリーンの紙を貼る。紙のサイズは縦が11.5cm×1周巻くのに14cmあればOK。(片方の辺に合わせて貼っていき、反対側の辺はピッタリなサイズでなくても、後で斜めにカットするので大丈夫です。
一般的な折り紙は15cm×15cmですが、そのままのサイズでも二重に重なる部分が多くなるだけなので11.5×14cmにカットしなくても良いですよ。)
2.上部をつぶして平にした状態で、上から4.5cmに印を付け、そこから右上の端まで斜めに線を書く。このとき、紙の貼り終わりが後ろにくるようにしてください
3.線の上をハサミでカット
6つとも同様にカットします
4.折り目が目立たないように筒状に戻したら、3つを両面テープで貼り合わせる。はじめに2つを並べて貼り、残りの1つは少し上にずらして貼る。横から見るとわかりますが、前2つの半分くらいの位置に貼っています。
5.土台になる紙カップの外側に両面テープを貼り、麻ひもを巻く(下から巻いても上から巻いてもどちらでもOK)
飾りの材料、道具
□ご祝儀袋:2枚
□フェルト・赤:1枚
□竹串:4本
□ポンポン付きの毛糸:1つ
□つまようじ:12本
□折り紙・金:2枚
□ハサミ、スティックのり、セロハンテープ
□グリーン系のラッピングペーパー(色画用紙でも可)
※ラッピングペーパー以外は全てダイソーでそろえました
飾りの作り方
1.赤いフェルトにコースターなどで型を取り、2枚カットして土台の下に敷く
2.ご祝儀袋ののし、水引きを丁寧に取る。水引きを土台の紙カップに巻きたいが、このままだと輪の部分の大きさが足りないため、上に伸びている水引きを少しずつ緩めて輪を広げる。少し余裕を持たせて広げたら、紙カップの真ん中あたりに通す
3.金の折り紙(15cm×15cm)で扇を作る。三等分に折り目をつけたら、1つ目の折り目を折る。次に縦中央に折り目をつけ、左右の端から中央に折る。あと2回中央に折ったら広げる。補助線をたよりに、山折り谷折りのジャバラに折る
4.白い部分を下にしてセロハンテープやひもなどでまとめたら、上の部分を広げて形を整える。土台に入れた時にこのままでは少し長いので、まとめた部分を折り曲げて長さを調節する。ご祝儀袋ののしも、のりで中央に貼る
5.ボンボン飾りを毛糸と竹串で作る
毛糸のボンボン部分のベージュと濃いピンクだけを切り取って、丸めたら竹串に刺す。刺すだけで固定されますが、気になる人は接着剤で留めましょう
ベージュと濃いピンクを交互に刺して4本作る
6.グリーン系ラッピングペーパー(色画用紙でも可)とつまようじで松を作る。縦2.5cm×横12~13cmにカットしたら、上部1cmの位置まで切り込みを入れる。この時なるべく細かく切り込みを入れましょう
つまようじにのりをつけたら
先端からクルクルと巻いて貼って行く
※この時、右手でつまようじを右に回転させつつ、左手で紙を斜めにずらしながら貼ると簡単です。途中でのりをつけながら貼りましょう。これを12本作ります。ななめに角度をつけて巻いていくと、より松っぽく仕上がります
飾りつけ
1つの門松に飾るモノはコチラ
1.紙カップの後ろ側にボンボン飾りを(内側から)セロハンテープで留める。少し斜めに開く角度に
2.松は左側を右上がり、右側を右下がり(左上がり)に山になるように3本をずらして貼りる。ペーパー芯をカップに入れてみて、松の見え方を前から確認する
後ろから見た状態
3.扇をカップの前部分に入れ込んだら完成。前から見た状態
コツ・ポイントなど
廃材を利用した華やかなお正月飾りが完成しました。なかなか大きな門松は作れませんが、机に置ける大きさなので気軽に飾ることができます。
ペーパー芯に紙を貼って先端を斜めにカットするときは、のりを良く乾かしてからカットしてください。ちゃんと乾いてない内にカットすると切り口がボサボサになるので要注意です。
もしそうなってしまった場合は、グリーン系のマスキングテープでコーティングすると良いでしょう。
また、今回はペーパー芯に紙を貼りましたが、絵の具で色を塗ったり、和紙を小さくちぎって貼っても良いですね。
子どもと一緒に作って、新年を迎える準備ができますように