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提供:長野県佐久市

現役パパとママが考える地方での子育て!オンラインサロン
「リモート市役所」で 移住について考えよう

「地方での子育て」をテーマに、都心と地方の子育ての違いや、地方での子育てのメリット・デメリットなどを、医療や教育、ライフスタイルなど、いくつかの観点から掘り下げて考えるオンラインイベント「現役ママとパパが考える地方での子育て」が、2021年3月4日に実施されました(佐久市の移住オンラインサロン「リモート市役所」主催)。

登壇者は現役パパとママ!
子育て中だからこそ考える「移住」

「教えて!ドクター」の医療監修を務める佐久総合病院佐久医療センター・小児科医長の坂本昌彦さん、Twitterでは「なおやマン」として8万人超のフォロワーをもつ「sakumo佐久市子ども未来館」館長の島崎直也さん、「あんふぁん」編集長の又木亜希子、佐久市へUターンし、市役所で働くママの武藤明香さんの4人の現役ママ・パパが登壇。
「子育て」、そして「移住」について トークディスカッションが行われました!

小児科医長の坂本昌彦さん、「sakumo佐久市子ども未来館」館長の島崎直也さん、「あんふぁん」編集長の又木亜希子、
佐久市役所で働くママの武藤明香さんが登壇。ファシリテーターは株式会社オズマピーアール登坂泰斗氏。

コロナ以降、
子育て世代を取り巻く環境は
どう変わった?

2020年4月に発令された緊急事態宣言以降、子育て世代も例にもれず大きな変化を迎えました。あんふぁんでは、コロナ禍における仕事や子育て、住環境について、どのような意識の変化があったのか「子育て世代の意識調査アンケート」(2021年2月8日~2月22日、回答数604)を実施。アンケート結果をもとに、編集長の又木よりコロナ以降の子育て世代の考えについて話がありました。
又木:アンケートでは「家族の誰かがテレワークになった」と半数以上が回答しています。以前は8割が仕事場へ出勤するスタイルだったことを考えると、新型コロナをきっかけに、子育て世代の多くに変化があったといえますね。私自身も現在7割が在宅での仕事というスタイルに変わっています。

将来的に「都会暮らし」「田舎暮らし」どちらを望む?

又木:「将来的にどのような暮らし方を希望するか」という質問では、リモートワークが普及した背景がありながらも、「都会暮らし」を望む人が6割という結果になりました。その理由を見てみると生活の利便性を求める傾向が強く、小さな子どもを育てている世代だからこそ買い物のしやすさや、交通の便の良さは大切なポイントだといえます。

コロナを経験した今、家・住環境に求めるものは?

又木:予想外のテレワークとなった読者の中には、今の住まいが働くことに適していないと感じている人が多いようです。私自身、狭いマンションのリビングで夫と一緒に仕事をしたり、子どもの相手をしながら仕事をしているのが現状で、満足のいく仕事環境とはいえないですね。アンケートの中でも、住まいに求めることとして「在宅ワークしやすい設備」や「家族全員分の個室」を望む声がありました。 また、自宅周辺で遊べる広いスペース、公園やキャンプ場など、近場で子どもを遊ばせられる場所がほしいという声も多かったです。自粛中は公園も封鎖され、行くところがなく、子どもにはだいぶガマンさせました。
島崎:僕は東京から軽井沢に移住してきたのですが、それほど広くはないですが家族全員分の個室と庭のある家に住んでいます。それに自然へのアクセスがいいのが特に気に入っていて、思い立ってすぐ湖畔に行けたり、登山に行けるので、都心部よりは子どもをのびのび遊ばせられる環境にあると思います。
又木:子育てと仕事(テレワーク)がのびのびできる環境で、生活環境(買い物、医療・教育施設など)も充実している、その両方が叶う場所に住みたい!というのが、子育て世代の望みなんですよね。
坂本:僕は名古屋の都市部から佐久に移住してきたのですが、利便性という意味ではスーパーや郵便局が一か所にぎゅっと集まっているので、生活に困るということはないですね。今はネット通販もあるし、スーパーも何軒もいらないし、利便性ってとらえ方なのかなとは思います。

自然いっぱいの佐久市、
実は子育てしやすい環境が整っている

子育て世代が「都会暮らし」を望む理由の中に、医療・福祉、教育環境が充実していることがあげられました。今回のイベント主催者である佐久市での医療の取り組みを坂本先生に、教育について島崎さん、武藤さんが紹介してくれました。

健康意識が高い佐久市は医療が充実した街

市民の健康意識が高い佐久市。人口あたりの保健師の数が多く、市独自の保健活動が充実していますが、特に子育て世代には心強い取り組みが行われています。坂本先生が監修をしている「教えて!ドクター」という取り組みがそのひとつ。佐久市で生まれた子どもは、冊子になった「教えて!ドクター」を全員がもらえます(非売品)。またアプリとしても無料提供され、現在23万ダウンロードされています。

坂本:アプリでは子どもの症状や病名から、病院受診のタイミングや、よくある病気やケガのホームケア法、救急車を呼んだ方がいい事例など便利な情報が満載です。
災害時の子どもを守るためにできる情報にも力を入れていて、アプリを一度ダウンロードすれば、その後はネット環境がなくても閲覧可能なので災害時にも役立ちます。
武藤:私は1歳半の子どもがいるのですが、子どもの誕生日を登録しておくと、必要な予防接種を教えてくれるのですごく便利で、使わせてもらっています。

特色のある園や学校、インターナショナルスクールなど
教育の選択肢が増えている

武藤:子育て世代としては、保育園や幼稚園の充実は大事なポイントですよね。地区にもよりますが、佐久市は希望の保育園に入りやすい都市です。また非認知能力を育み、コミュニケーション力や自己肯定感が育つ「自然保育(注)」を取り入れた保育園・幼稚園が充実しているのも魅力のひとつ。森の中にある幼稚園や、豊富な自然体験ができる保育園があるのは田舎暮らしならではなのかなと思います。
島崎:僕の子どもも通っているのですが12年間の幼小中一貫校(軽井沢風越学園)や独自のカリキュラムなど、特色のある取り組みをしている小学校やインターナショナルスクールが佐久市近郊に開校していて、教育に関する選択肢が増えているエリアだといえると思います。
又木:2020年にスタートした新学習指導要領の主体的・対話的で深い学びをいち早く取り入れている学校は、子育て世代には魅力的ですね。

※長野県が推進する「信州型自然保育普及事業」で、長野県内で認定を受けた200以上の保育園がある。

イメージ

5人の現役パパ・ママでもある登壇者たちのトークディスカッションで、子育て世代が求めている環境を改めて見直し、自然もあって、医療、教育が充実している佐久市について理解が深まるイベントとなりました。

移住のオンラインサロン「リモート市役所」とは?

佐久市や移住のリアルな情報発信や、市民との気軽な情報交換を促進する「リモート市役所」。自治体初のSlackを活用したオンラインサロンで、「佐久市のくらしに関するコミュニケーション」「移住に関するコミュニケーション」「佐久市でのくらしや移住に関する悩みごとを解決するためのアイデア情報交換」など、佐久市内外から700人を超える方々が参加しています。 佐久市の情報はもちろん、佐久市移住者だけでなく、ほかの自治体への移住者もいるので、さまざまな移住に関する質問をすることができます。

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お問合せ
佐久市役所 企画部 広報広聴課
〒385-8501 長野県佐久市中込3056
TEL:0267-62-3075

提供:長野県佐久市

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