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型紙がなくてもOK!イベントで大活躍する「子ども用マント」の作り方
クリスマスやハロウィーン、文化祭やイベントのときなど、子ども用のマントを作る機会がありませんか?女の子は、プリンセスに憧れて欲しがることもあるかもしれません。実はマントは型紙不要で簡単に作れます。「子供用マント」の作り方を紹介します。
子ども用のマントが必要なとき
クリスマス・ハロウィーンの仮装や文化祭の役作りのとき、またはわが家のように子どもから「リクエスト」として作ってほしいと言われたときなど、主に「衣装」として必要になることがあります。
実はマントは、型紙なしで簡単に作成できます。サイズを変えれば大人用でも、素材を変えればいろいろなシチュエーションの衣装用として使えます。そんな基本のマントの作り方を紹介します。
用意するもの
※ここでは黒マント、裏生地は赤を作成しています
・表面用の生地…110cm×100cm以上(ここでは黒の生地)
・裏面用の生地…110cm×100cm以上(ここでは赤の生地)
・スナップボタン(ここでは直径1.5cmサイズを使用しています)
・飾りボタン(お好みで。無くてもOK)
・厚紙(長さのある厚紙を用意すると作りやすい)
・目打ち
・カッターボード・画鋲
作り方
1. 表用、裏用の生地をそれぞれ110cm×100cmのサイズに裁断しておく
2. 厚紙を切る。セロテープなどで貼り合わせるなどして、画像のように縦3cm、横51cmの長さで紙コンパスを作る
3. 生地の幅110cmを半分に畳み、さらに長いほうを半分に画像のように4枚重なるように畳む。表用、裏用どちらも同じように準備する
4. 画像のように紙コンパスの幅3cmの中央、端から1cmの部分に目打ちなどで穴を開け、更に端から5cmの部分片側に小さく切り込みを入れる
5. カッターボードを下に敷き、折りたたんだ生地のわになっている中心に画像のように合わせ、紙コンパスを留める
6. 紙コンパスの端で円を描きながら、印を付けていく
7. 同様にして、紙コンパスの端から5cmに付けた切り込みを使い、円を描きながら印を付けていく
8. 線に沿って、内側5cmの円と外側を切り取る。広げると画像のようにレコードのような円の形の生地になる
9. 生地を半分に折って、円の中心から真っすぐ、画像のように切って開く
10. 5~9の手順で、裏用生地も同様の形にする
11. 表裏の生地を中表に合わせ、待ち針か仮止めクリップでずれないように全体を留め、画像辺りの位置10cm程度のみ開けて内側1cmをぐるりと縫う
12. 次に、首周りとなる部分(小さな円部分)を内側から1cmほどの位置でぐるりと縫う。縫ったあと、縫い目にかからないよう、生地に対して垂直に5mmほどの位置に4~5箇所切り込みを入れる
13. 返し口から表面へひっくり返し、返し口を手縫いでふさぐ
14. 軽く全体にアイロンをかけて、端から1cm辺りを生地のふくらみを押さえるために縫う
15. マントの留め具として、スナップボタンを付ける。ここでは端から7.5cmの位置に付けていますが、好みの位置でOK。飾りボタンを付けない場合はここで完成
16. スナップボタンのオスを付けた表面の生地に、飾りボタンを縫い付ける
17. 完成
使い方
身長約100cmの4歳児でこの位の着用サイズです。
お好みで紙コンパスのサイズを調整すれば、大人用マントも同様の方法で作成可能です。また、ここでは飾りボタンで留める形に作りましたが、両サイドにリボンを付ければ結んで留めるタイプのマントも作ることができます。生地の色を変えたり、生地の種類も、例えばベルベットのようなものを使うと重厚なタイプのマントが作れますよ。
さまざまな目的に合わせて、お好みのマントを作ってみてくださいね