バスボムの作り方。おもちゃ入りも簡単に♪塩、重曹、クエン酸で完成

バスボムの作り方。おもちゃ入りも簡単に♪塩、重曹、クエン酸で完成

シュワシュワと泡立つバスボムは、身近にある材料でとても簡単に作れます。子どもたちが喜ぶかわいいバスボムや、アロマの香りでママも楽しめる手作りバスボムで、お風呂タイムを至福の時間にしましょう!おすすめのアロマの香りなども紹介します。

手作りバスボムは簡単

バスボムは、重曹やクエン酸など、お掃除や料理にも役立つ身近な材料で簡単に手作りできます。

手作りのバスボムは、食品にも使われる材料を使っているので、子どもの入浴にも安心して使え、お風呂のお掃除も楽になるママにうれしいアイテムです。

材料(直径5cm 1個分)

  • 重曹 大さじ3 バスボムに使う重曹は「炭酸水素ナトリウム」といわれる、塩と同じナトリウム化合物の一種です。重曹には、薬用・食品用・工業用があるので、購入する時に製品表示の確認を。「お掃除」などの記載しかないものは工業用なので、バスボムには食品用の重曹を選びましょう。
  • 天然塩 大さじ3 バスボムに使う塩は、“さらさらしたタイプの塩”を選ぶとバスボムを成形しやすいです。
  • クエン酸 大さじ1 クエン酸は酸性なので、重曹と混ぜると中和して二酸化炭素が発生します。これがバスボムのシュワシュワ泡立つ泡になります。重曹とクエン酸を使ったバスボムを使うと、風呂釜に汚れがつきにくくなるので、毎日のお風呂掃除が楽になります。

簡単!基本の作り方

1.ビニール袋を2枚重ねにして、材料をすべて入れる

2.全体によく混ぜ合わせる。精油やはちみつ、バスボムに色を付けたい時は、この時に一緒に入れる

3.ぎゅうっと手の体温で温める感じで、バスボムをボール状に固めていく

4.形が崩れない程度に固まったら、ビニール袋をかぶせたまま半日ほど自然乾燥させて、完成

手作りしたバスボムは、時間がたつと泡立ちが悪くなるので、早めに使い切りましょう。

バスボムが固まりにくい時は、霧吹きで少しずつ水を加えると固まりやすいですが、水を加えた瞬間から発泡し始めて作りにくいので、子どもと作る時は、水の代わりに天然塩を足してみてください。

塩の水分と手の体温を利用して、温めるようにゆっくりと固めてみましょう。

ゆっくりとバスボムを手作りするこの時間もリラックスタイムになります!

子ども用にアレンジ!

基本のバスボムの作り方を覚えたら、型などを使ってバスボムをアレンジしてみましょう!

おもちゃを入れる

お風呂に入れたバスボムから、シュワシュワの泡と一緒におまけのおもちゃが飛び出す仕掛けです。お菓子のおまけやスーパーボールなどをバスボムの真ん中に入れて固めましょう。ガチャガチャの容器やおにぎりを作る容器を利用すると、バスボムの真ん中におもちゃを入れやすいです。

おもちゃ入りのバスボムをお風呂で使う時は、おもちゃが排水溝に詰まらないように気をつけて。

シリコン型で作る

お菓子に使うシリコン型も、手作りバスボムに使えます。プラスチック型でバスボムを作ると、取り出す時にバスボムが固まって取り出しにくいので、子どもと作る時は、全体がシリコンでできたやわらかい型を利用するのがおすすめです。

バスボムが固まるまで、ラップをして半日ほど置いてから使いましょう。透明のびんなどに保存しておくと、かわいいインテリアにもなり、1~2週間ほど作り置きができます。

ママのためのアロマバスボム

ママにおすすめの香りが楽しめるアロマバスボムを手作りしましょう!就寝前のバスタイムにおすすめ。

精油は揮発しやすいので、入浴直前にアロマバスボムを湯船に入れると、炭酸の泡と香りを楽しみながら入浴できます。

また、3歳未満の子どもには、肌に直接使えないので、お風呂で一緒に楽しみたい時には、芳香浴で。

バケツやコップに、小さく作ったアロマバスボムとお湯を入れて、湯船の近くに置いて香りを楽しみます。利用する時は、子どもが口に入れないように注意してください。

アロマバスボムの作り方

基本のバスボムの材料に、お好みの精油を1~5滴入れて混ぜ合わせます。

  • 精油の量は大人で5滴以下です。
  • お年寄りや子どもには3滴以下の量を加えます。
  • 3歳未満の子どもには、肌に直接使用できません。

子どもは大人の半分の量、大人であっても、まずは少量の精油から試しましょう。

おすすめの香り

  • ゆっくり休みたい:ラベンダー、ゼラニウム
  • 美肌になりたい:ローズ、フランキンセンス
  • リフレッシュしたい:スイート・オレンジ、ペパーミント

アロマオイルについて

アロマオイル(精油・エッセンシャルオイル)は、植物の芳香成分を凝縮した液体です。アロマオイルを購入する時は、100%天然成分でできたもので、合成香料の含まれていないアロマオイルを選びましょう。

柑橘(かんきつ)系やペパーミントは皮膚刺激を感じやすいので、少なめの量で使いましょう。

バスボムを使う前に確認しよう

重曹とクエン酸が混ざった入浴剤の使用を控えるように記載している風呂釜メーカーもあるので、バスボムを使う前に風呂釜の説明書を確認してからバスボムを使いましょう。

バスボムを手作りしてお風呂タイムを楽しもう!

今回はお風呂でリラックスしながらお風呂掃除も楽になる、シンプルなバスボムを紹介しました。もう少し手間をかけて、バスボムに色付けをしたり、はちみつやハーブのトッピングをするなど、手作りバスボムには、まだまだ楽しみ方がたくさんあります。

まずは基本のバスボムの作り方を覚えて、オリジナルの手作りバスボムでお風呂タイムを楽しみましょう!

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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