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抱っこもおんぶもできる、人形用抱っこ紐の作り方
見立て遊びの定番「おままごと」。ママやパパになりきって、大好きなぬいぐるみを抱っこ・おんぶができる、人形用の抱っこ紐を作ってあげませんか。メルちゃんにもOKなサイズです!
うちの子、おままごとが大好きなんです!
そんなお母さん、たくさんいると思います。最近はお父さんが赤ちゃんを抱っこしたり、家事を一緒にする家庭も多いからか、男の子でもおままごとが好きな子が少なくないと聞きます。わが家の2歳児も、保育園でも家でも大好きな遊びは「おままごと」。
ある日保育園に迎えに行くと、娘が小さな抱っこ紐でぬいぐるみを抱っこしながら「ママ」をしていて、それはそれはかわいらしい(親ばかです)。
「これかわいいですね~」と言うと、先生が園で使っている人形用抱っこ紐の形を見せてくれました。形は割とシンプル。家にある材料でも作れそう…。
その形から少しアレンジを加えた、わが家の人形用抱っこ紐の作り方を紹介します。
材料
- 型紙用紙※カレンダーの裏などでOK
- 本体用布…縦27cm×横25cm以上
- 肩紐用布…6cm×94cmを2枚
- Dカン…3.5cm巾を2つ
- Dカン接続用布…6cm×4.5cmを2枚
- (お好みで)ポケット用布…縦10cm×横14cm
道具
- 糸(※使用する生地に合わせた色)
- ミシン
- 布切はさみ・千枚通し(あれば)
- まち針(または仮止めクリップ。わが家はこちらを使用しています)
- チャコペン(縫い代込みの型紙で完成した表生地に響かないので、鉛筆やにじまないペンなどでも可)
作り方
1.本体用型紙27cm×25cm、肩紐用型紙6cm×47cm(肩紐は生地が長いので「わ」にして型紙を取ります)、Dカン接続部分用型紙6cm×4.5cm、(お好みで)ポケット用型紙10cm×14cm、それぞれの型紙サイズで紙を切る
2.型紙に沿ってそれぞれ使用する生地に印を付け、裁断する(※肩紐用生地・Dカン接続用生地はそれぞれ2枚必要です)
3.本体布の周りをほつれ防止に、3つ折り縫いか、ミシンに機能があればジグザグミシンをかけ、折り返し縫う
4.肩ひも用布の端をまず6cmの部分の1cmを折り折りたたんで縫い、その後両端を画像のように半分の幅になるように折ってぐるり1周縫う
※肩紐を作るのは難しくはないですが、縫う距離が長いため、途中で縫いがずれると少し厄介な作業です。もし代用が効きそうな太さの、丈夫な紐やリボンがあればそちらを利用しても良いと思います。紐があれば、後は手縫いでもできる縫いの分量です。
5.Dカン接続用布の6cm両端を3つ折り縫いか、ミシンに機能があればジグザグミシンをかける
6.画像のように端を5mm飛び出すようにずらしてDカンを挟み、その部分を折り返して縫う
7.折り返し部分を下にして、本体生地の下から1.5cmの箇所に縫いつなげる
8.肩ひもを本体布の裏側上部に縫い付ける
9.ポケットを付けたい場合は、周辺を同様に3つ折り、またはジグザグミシンで始末したポケット用生地を、本体下から5.5cmほどの真ん中の位置に待ち針で留めて、両サイドと下の3辺を本体に縫い付ける
10.完成
付けるときは肩ひもを背中でクロスさせ、Dカンに通してから背中で結びます。
大好きなぬいぐるみのお世話に一役買う、かわいいおままごとアイテムになりますよ