洗濯物は干さない・畳まない!バッサリやめたら家族に生まれた変化
わが家は元気いっぱいの男の子2人と夫と私の4人家族。夫婦ともにフルタイム勤務のため、朝起きてから夜寝るまで、あっという間に時間が過ぎていきます。
あまりの慌ただしさのために、座って化粧する時間すらありません。そんな毎日ですが、先日、先輩ママから「部活や習い事が始まって、一気に家族で過ごす時間が減った」という話を聞き、どんなに忙しくても家族時間はしっかり確保したいと思うように。
今回は私が「家族時間」を確保するために、バッサリやめたことと新しく取り入れたこと、そこで生まれた時間について紹介します。
洗濯物は乾燥機で、乾いたら各自のカゴへ
これまでわが家では、「家族全員がお風呂に入った後に洗濯機を回す→ 脱水まで終わったらお風呂場に干す→ 朝外へ出す」という流れでした。
脱水完了音が鳴るのは、たいてい家族でゆったりすごしている時間。夫か私が遊びから抜けるのを、長男はあからさまに嫌がっていました。
また帰宅後は外から部屋へ洗濯物を取りこみ、一旦置いておく。隙間時間を見つけて、畳んだり片づけたり。よく途中の状態で放置してしまっていることもありました。
まず、「洗濯物は太陽のもとで干す」という概念を捨て、乾燥機でOKと割り切ることに。
そして、洗面所へ息子カゴと夫カゴを用意し、私は乾燥した洗濯物を洗濯機から取り出し、それぞれのカゴへ仕分けるだけに。あとは息子と夫がそれぞれのタイミングで片づけるようにしました。
しっかり者の息子は、入浴後に片づけると決めて毎日せっせと片づけていますが、夫は3日分まとめて片づけているようです。ある程度大きいカゴを用意しているので、夫が片づけていなくても「洗濯物が入らない!」なんてことにならずストレスフリー。
このシステムにしてから、部屋に乾かした後の衣類の山ができることはなくなりました。
週に1、2度は外に干す洗濯物もありますが、それらはハンガーのままクローゼットへ片づけることにしています。これなら一瞬で片づけが終了します。
洗濯物を干さない・畳まないことで、洗濯にかけていた時間やストレスが大幅にカットされ、大切な家族時間が中断されることもなくなりました。
取り入れたこと「家電タイマーをフル活用」
賃貸マンションに住んでいたときは、マンションについている設備の説明書はひと通りファイリングするものの、どんな機能があるかを気にしたことはなく、最低限の機能を使用してきました。
しかしマイホームへ引っ越してからは、すべてに興味津々。給湯リモコンの説明書にまで細かく目を通すほど。そこで改めて知ったのがタイマー機能! 試しに使ってみるとこれが思っていた以上に便利。
タイマーさえセットしておけば、帰宅したらあったか~いお風呂が沸いていて、優秀な家政婦さんを雇ったかのよう! そんな感覚がとてもうれしくて、他の家電のタイマー機能も使うように。
幼稚園へ送っていく出発時にルンバが掃除を始め、帰宅する時間にお風呂が沸いている。夕食時間にごはんが炊き上がり、朝起きたら洗濯が乾燥まで終了している。私にとって、理想の状況がタイマーセットするだけで可能に!
自分が決めたスケジュールに合わせて家事が流れていくので、流れに身を任せておけば、スムーズに家事は片づきゆっくりとした家族時間を過ごせます。時間に追われてきた日々でしたが、タイマー機能を活用するようになってからは、時間を追えるようになりました!
意識の改革「スマホの通知音をオフに」
これまでスマホは通知音が鳴るように設定。初期の状態から何も変更していませんでした。
しかし、いろいろ工夫して確保している家族時間に、スマホの画面に出てきた通知や着信音に気を取られてしまい、夫に注意された経験が。
メールにレスポンスよく返信できたり、うまく情報収集ができているように感じますが、目の前にいる大切な家族との時間に集中できていないことに気づきました。
そんな経験をきっかけに、通知や着信音を消して自分のタイミングでメールやLINEをチェックするこように。音を消しただけですが、スマホを手にしている時間が少なくなりました。
またスマホに興味津々だった次男が、スマホに見向きもしなくなりました。赤ちゃんはママがよく使うものに興味を示すと言いますよね。息子の行動は、私がスマホから離れたことを象徴しているようでした。
生まれたのは時間と気持ちの余裕
ほかにも、早く起きられた時に野菜パックを作って冷凍したり、3歳児でもひとりで登園準備ができるような家庭内のシステムを作ったり、小さな工夫をちょこちょこ。
小さな工夫を積み重ねることで、平日の夜に1時間の家族時間を確保できるようになりました。その時間は、家族みんなで本気で戦いごっこを楽しんだり、長男はブロック遊び、次男は手遊びと別々に楽しむことも。息子たちの成長を、夫と一緒に語り合うのもこの時間です。
さらに時間とともにうまれたのは、気持ちの余裕。気持ちに余裕があると、同じ事象でもプラスに捉えられるから不思議。これから息子たちの成長や仕事復帰に伴って、ライフスタイルの変化はあると思いますが、日々気持ちに余裕のあるママでありたいです。